CARRY THE FLAG
02/03/14
<概要>
CTFをプレイしていて理不尽?に思える点として、敵のFlagを苦労して運んで来ても、落ちたFlagにDF側チームが触れただけで元の場所に戻されてしまうというのがある。
そこで「取られたFlagはちゃんと持って帰らないとならない」としたのがこのMODである。もちろんそれだけでは単純過ぎる訳で、ゲーム性を高める工夫もされている。
<VERSION>
現在はV1.02。今後更新があるかは不明である。
ファイル umod
<ルール>
基本的に自軍の旗が取られた場合、その旗を誰かが持って自軍のFlag Baseまで持ち帰らないとならないルール。その他細かくルールを変更してゲーム性を大きく変更する事が出来る。それと一つ操作の違いとして自分の持っている旗を落とす事が可能になっている。
*Enable Dropcap
これはどこに旗があっても得点出来るかどうか。つまり敵の旗を自分の旗の場所に持ってくれば得点となる。例えば敵の旗を持った状態で、自軍の旗が落ちている場所に来れば得点である。或いは自分で旗を持って行って敵陣近くで落とし、そこに敵の旗を持っていく事で得点も可能。
*Cap Without Flag
自軍のBaseに旗が無くても敵の旗を持ってくれば得点とするかどうか。これは普通のモードではOFFだろう。
*Take Friendly Flag
自軍Baseの味方の旗を取る事が出来るかどうか。Dropcapを達成する為のもの
*Bots Dropcap
Botにも自軍の旗を取る事を許すかどうか。ONだとDropcapを狙いに行くようになる
*Team Fortress Mode
これは一番大きくゲーム性を変更するもので、また違うタイプのゲームとして遊べるようになる。このモードの面白さと言うのも大きなポイントと言えるだろう。これをONにすると旗を持つ事が出来なくなる。つまり旗を持った敵を倒すと下に落ちるのだが、これを取る事が出来なくなるのだ。どうやって帰すのかというと、定められた制限時間分守り切れば自動的に戻る事になっている(Dropped TimeOut)。旗が落ちたらDFはそこを守り、敵に再度獲られないようにして時間を稼ぐ。
この時にFreeze TimerがONだとタイマーの合計値で戻り、OFFならば連続して規定時間守らないとならない。30秒の設定だと、ONならば累計で30秒守ると旗は戻り(敵が持っている間はタイマーが止まる)、OFFならば敵に取られるとタイマーがリセットされてしまうので連続して30秒間敵から守らない限り旗は戻らない。よってONならば時間は長めに、OFFならば短めにするのが良いだろう。
*Send Pathnode
これは通常はON。もしも旗が溶岩等に落ちた場合に最寄のパスに復活させる。これがOFFだと旗を持ったら自殺して戻してしまうという手が使えてしまうので。
<GAMEPLAY>
このCarry The FlagにはCTFとは違った面白さがある。まず各人の動きが旗を追ってかなり流動的になり、フィールド全体を動き回るようになる。そしてそこら中で旗の奪い合いが起きるので、アクション的要素が高まるというのが一点。通常一人では旗を守るのは困難なので、チームを組んでの戦闘が多くなるというのも面白い所だ。それとお互いが旗を取り合った時間が増えると共に双方の旗がMAP内を行ったり戻ったりする事になるので、どちらの旗にアプローチするかという戦略性もある。
自陣内であれば倒してすぐに持って戻せるが、敵陣まで運ばれると逆に持って帰るのが難しくなる。よって出来るだけ早い時点で敵のキャリアを倒す必要があり、DFの配置も多少通常のCTFとは変える事も考えた方が良いだろう。敵の旗を奪う場合も、落ちた旗を触れられてもすぐに戻される訳では無いので、MAP中央部分に控えて旗を持って戻って来る敵を待ち伏せるという戦法も有効だ。
Team Fortress Modeではまた異なったゲーム性となる。落ちた旗を直接戻す事が出来ないので常にその周辺にDFが付いてガードする事になり、小さ目のMAP等ではかなりの激戦となるのが必至。特に敵陣まで一度持って行かれてしまうと敵のド真中で自分の旗を守る必要が出て来て、ガードするプレイヤーはかなり大変だ。
タイマーに関してはMAPのサイズにもよるが、FreezeはONにして長めの設定が個人的には好み。このモードでは一度でも旗が取られると少なくともタイマーの時間中はポイントを挙げる事が出来なくなるので、とにかく旗周辺を固めないとならない。よって作者はCap Without FlagをONにして遊ぶのを推奨している。
Botの動きは致命的な問題は無い感じで、十分にオフラインでも遊べるレベル。
<HUD>
特に変化は無いが、TFモードでは残り時間が表示されるようになる。
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