ＶｏｏｄｏｏＡｒｅｎａＢＦＧＭｕｔａｔｉｏｎ02/05/11
＜概要＞
UTに限らず各種modの中には時々おかしな物が存在している。完全な冗談として作成された物からユーモラスな物まで色々とあるのだが、このVoodooArenaも馬鹿系？に属するｍｏｄの一つだ。オリジナルとしては同じ作者のVoodooArenaというmutatorが存在しており、このVoodooとはBloodといったゲームに登場する呪いのVoodｏｏ人形の意味になる。
要はUnrealに出てくるMonsterを人形の様に手にもって武器として戦うというMutatorになるのだが、残念ながらオリジナル版はその「Monsterを手に持つ｣という以外の部分にはインパクトが無く平凡な出来となっていた。その反省を踏まえて？より滅茶苦茶な武器になった作品がこのBFGMutationとなる。
＜− しかし間抜けな図だ(^-^;
＜ＶＥＲＳＩＯＮ＞
現在1.0で今後更新があるかどうかは不明。オリジナルのVoodooArenaもＤｏｗｎｌｏａｄ可能である。使い方はMutatorから選択する方式。
Ｆｉｇｈｔｉｎｇ Ｆｏｏｌ （作者サイト）
＜ＷＥＡＰＯＮ＞
ゲームに登場する武器の特徴一覧。
◎Ｒａｄｉａｌ Ｃａｎｎｏｎ
デフォルトの武器で2丁使いが出来る。ショットガンの様に使える。
◎Ｍｕｃｋ Ｄｗｅｌｌｅｒ
Ｓｌｉｔｈを手に持つ武器。水中では2倍の速さで移動する事が出来る。１ｓｔではＤｉｓｐｅｒｓｉｏｎ Ｐｉｓｔｏｌ風の弾を発射。ＡＬＴではＳｌｉｔｈ本来のＳｌｕｇを吐き出す。
◎Ｆｉｒｅ Ｗａｌｋｅｒ
炎の人形で火炎弾を発射するのだが、撃つ時に例のＴａｕｎｔポーズをしたりしながらなので極めて見た目は間抜けな武器。ＡＬＴでは同じ人形の形の触れると爆発するＭｉｎｅを発射。
◎Ｐａｒａｓｉｔｅ
羽虫から緑色の弾を発射する。ＡＬＴでは近くの敵を自動追尾可能な赤い球体を発射する。
◎Ｓｙｍ Ｒｉｆｌｅ
Ｓｑｕｉｄを脇に抱えて攻撃するマシンガンで、薬莢として同じイカが目の前に排出されるので視界が悪くなる変な武器。陸地で所持中は移動速度が落ちる。
◎Ｒｏｃｋ Ｔｒｏｌｌ
Ｔｉｔａｎから岩を投げつける。ＡＬＴでは巨大な岩を投げて付近に地震を起こしてプレイヤーを宙に舞い上げるのだが、自分も舞い上がるのであまり意味が無い(^^;)
◎Ｓｐｅｃｔｒｅ
Ｗａｒｌｏｒｄを背負うような形で使用する。１ｓｔではＷarlord本来のロケットを発射し、ＡＬＴでは自分に飛んできた弾を弾き返す能力を持っている。しかしこの時に近くにプレイヤーがいると、それを弾き飛ばすと同時に自分も飛ぶので使い難い（視界も変になる）。
◎Ｈｅａｄ Ｈｕｎｔｅｒ Ｍｋ２
Ｓｎｉｐｅｒ Ｒｉｆｌｅ。Ｈｅａｄｓｈｏｔ以外は１５ダメージしか与えられない。ＡＬＴにて透明モードに入る事が出来てダメージを2倍にする事が可能なのだが、その間は移動速度が半分になるし、1発撃つ毎に元に戻ってしまう。
◎Ｅｘｃａｌｉｂｕｒ
ＡＳＭＤの形をした一撃で２２０ダメージを誇る武器。敵に当てずに地面や壁に向けて発射することでそこから巨大なロケットを打ち上げて(意味不明)周囲の敵に１０００を越えるダメージを与える。近距離で撃つと当然自爆。
◎Ａｉｒ Ｓｔｒｉｋｅ Ｕｐｌｉｎｋ
ＰｕｌｓｅＧｕｎの形をした空爆装置。ある程度開けた所で撃つと宇宙船が発射されて、それが通った軌跡に大量のロケット弾が降り注ぐ。凄まじい破壊力を持った究極兵器となる。
＜ＧＡＭＥＰＬＡＹ＞
根本的にバランス等を考えて作成されている訳では無いので、ゲームとして面白いという類のMutatorではなく単に武器を使って楽しむという物となる。実際の所ヘンテコな武器が多くて楽しいのではあるが、あまり長く遊べるという感じでは無い(^^;) まあ一発物と言えるだろう。グラフィックはちゃんと相手の持っている武器のアニメーションが見える様になっている。
武器としてはロケットを発射するExcaliburや、変なアクションが笑えるFire Walker等が馬鹿馬鹿しくて面白い。使い難いというか変な感じの武器が多いのも特徴的だ。Rock Trollの岩は強力なのだが跳ねて自分に当って死んでしまう事も多いし、Ｓｙｍ Ｒｉｆｌｅも使っていて手応えの無いおかしな武器である。
大きな欠点としてはBotに問題があり、使ってくる武器が限定されている上に自分の武器でやたらと自爆してしまう。マルチでやって面白いのかというのも疑問だし、あまり役には立たないMutatorかもしれない(^^ゞ なおオリジナルのVoodooArenaは使用しているMonsterはメジャーなのだが、攻撃方法は普通でインパクトに欠ける印象（下の画像）。
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