☆ 基礎知識関連 ☆
03/08/22
<製品版の種類>
ここで購入ガイドとして基本的な製品の種類を解説しておこう(WIN版のみ)。やや情報が不完全な部分もあり、これは情報をお持ちの方がいたら教えてもらえれば幸いである。
1999年発売時のオリジナルパッケージ。もう現在では基本的に売っていない。UKでは廉価版の復刻シリーズ(White
Label)として売られてはいるが内容が全く同じ物なのかは未確認。CDは2枚組で、CD2にはS3TC圧縮テクスチャやUnreal Editorが入っている。この圧縮テクスチャは当時存在していたMetalというAPI(Savage4ビデオカード)に対応しており、ノーマルの物に比べて遥かに綺麗なグラフィックでプレイ可能になる。今ではこれに対応したOpenGL用のdllを使う事で使用するのも可能になっているが、ビデオカードによってはうまく行かない事もある様だ。
日本ではソースネクストがマニュアル付きの物を出しており、これは中身は英語版と全く同じ物。現在では販売されていないので、これが欲しければ中古等を探さないとダメだろう。
完全日本語版は同じくソースネクストが出しており、こちらは現在では販売されていない。この製品は日本語と英語を選択してインストールする事が出来る。一番の問題は最新(最終?)のバージョンとなるV436が通常の方法では適用出来ないこと。この為通常流通している436パッチではなく、専用に用意された物を使わないとならない。ここで紹介しているMODも含めて多くの物がV436でないと動かないケースがあるので確実にこれは適用しておこう。
これは1999年度のベストゲームを多数のメディアから受けた事を記念してのGame of the Year Edition(GOTYE)。日本ではサイバーフロントから発売されており(内容は英語版)、現在日本で買うとなるとこれが基本となる。海外でもこれはまだ売っているが、その内無くなっていくだろう。
内容的にはオリジナルに加えて”Bonus Pack
1”を同梱。またModとして[Rocket Arena][Chaos
UT]を収録している。これらは無料でダウンロード出来るので、特にこれでないと手に入らないという物は無いし、入っているModも今では上のバージョンが存在している。
(03/08)これは現在では廉価版として同じくサイバーフロントより\1,980にて販売中。
現在発売されているTotally Unreal。日本では発売されていないが、秋葉では結構目にするので購入は難しく無いだろう。これはUnrealと拡張パックReturn to Na Paliを一緒にしたUnreal Goldを上記のGOTYEと一つのパックにした物。海外では価格的にも安くなっており、これからという人はこれでも良いだろう(Unreal
Goldは日本ではまだ廉価版として売られている)。
内容はUTのGOTYEのCDが2枚、片方がプログラムでもう一枚はMODと圧縮テクスチャ入り。UnrealはGold版が入っている。
<ファイル>
必要なファイルについての解説。基本的なダウンロード先はPlanetUnrealを参照するのが良いだろう。
まずパッチはV436を適用する。ただし日本語版のユーザーは専用の物を使わないとならない。ここでの注意はパッチを起動する時はCDを入れておいて、CDのパスを入れてやらないとならない点。ただこれについてCDの読み込みエラーでパッチがうまく行かない事も有り、この場合はC:\ut\patchの様なディレクトリを適当に作成し、ここにCDからSystemフォルダを丸ごとCopyする。そしてパッチプログラムでCDのパスを聞かれた時に、CDのドライブでは無くてこのディレクトリを指定してやる。この時にsystemまで指定しないように(この場合ならばC:\ut\patchを指定)。
次にBonus Packについて。これは発売後に無料で配布されている拡張パックで現在4まで出ている。特に重要なのが1でこれは必ず入れておく必要がある。これは数多くのMapの他にNaliとSkaarjのキャラクタモデルを追加する物(これが選択出来るならば導入されているとも言える)。次に重要なのは4で、これもまた新しいハイポリゴンの新キャラモデルを追加している。
最後にデモについて。これはもちろん今でも手に入るし、結構これだけでも遊べたりするのでお勧め。マルチプレイにも対応している。
<UMOD>
UTのMod(Mutator)ファイルは通常umodという形式で配布されている。これは自動的に全てのインストールを行ってくれる物で、基本的にはこれを使う。実行するとUTがインストールされているディレクトリを聞いてくるので、ここでC:\Program
Files\Unreal Tournamentの様に自分の環境の値を入れてやればインストールされる。なお勝手に書き換えられるのが嫌な人はNo
Umod形式の物をマニュアルで落とせば良いが、これは用意されていない場合もある。それと非常に小さなMutatorでは単なるZip形式の物も多く、この場合はSystemフォルダに解凍された*.uや*.intをコピーすればOKというのがほとんどだ。
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