<INSTALL>
まず以前の物をインストールしているのならばUninstallしてやり、その後フォルダも削除しておく。本体はInstaller形式で動作するので、Half-Lifeのインストールされているフォルダを指定してやる。Steamをインストールする時に、もしHLとSCを既にインストールしている場合には丸ごとコンバートする事が可能。
途中でシングルプレイ用のMapfixをインストールするかという選択が出るが、これはSC用にシングルプレイのMapをコンバートしてやるかの選択で(130MB)、後でこれだけを起動も出来るので飛ばしても良い。ただしSteam版の場合にはHLのpak0.pakファイルをSteamのHLのフォルダにコピーしておかないとならない。デフォルトではC:\Program Files\Steam\SteaMapps\email@address.com\half-life\valve\。終了後は外してOK 。なおこのSingle用Mapのコンバート時にはDOS窓が開いて数分掛かるので途中で終わらせないように。作業中にエラーメッセージが出るのは気にしなくていい。
起動はSvenCoopのショートカットから起動すればOK。或いは他のMODやシナリオ等と同様で、メインからCustom
Gameにて選択してActivateにしてやればよい。Steam版ならばメニューから起動出来る。グラフィック・サウンド等Config系は基本的に本体のものが継承される。
<設定>
まずやっておくべき事はキー設定にてSC独自のキーをアサインしておく事。動けなくなった時の為の自殺コマンドや、メニューやVote起動キー等を設定しておかないと不便である。後は自分の名前・プレイヤーモデルと色を設定しておく事くらい。拡張用のキャラクタ追加モデルもダウンロード可能である(ただしサーバー側も無いとダメ)。
Command Menuキーにてゲーム中にメニューが起動可能で、ここで様々な設定変更をする事が出来る(ほとんどは事前に設定しておける)。Commandsにて自殺や武器を捨てる動作の実行。SettingsではDecal数(パフォーマンスに影響する)やマウスの設定。Messageにて各種の発言。Modelにてゲーム中にSkinの変更。Cameraにて視点及びカメラ位置の変更。
重要な項目としてVoteがあり、これを選ぶと各種投票をOnlineで出来るようになる。迷惑を掛けるプレイヤーをKick、Banしたりがあるのだが、ここでMap一覧を出してプレイするMapをAdminのコンソールコマンド抜きで切り替える事が可能。
<サーバー検索>
普通に検索を掛けるとCSが有る為に膨大な数を検索に行ってしまうので注意が必要。これにはFilterを選択してやりare running gameにてsvencoopのみに絞ってやればそれだけしかリストには出て来なくなる。Steam版はTOPメニューから可能となっていて、本体版よりも扱いやすくなっている。
Filterにて選択後にUpdate(サーバーリストの取得)やRefresh(表示されているリストへのPing)にて更新してやれば最新のサーバーが表示されてくるので、ここで選択してやりJoinで接続出来る。パスワードの必要なサーバーには鍵のマーク、Dedicated
Serverにはサーバーマークが付いている。ここでは右上の接続速度の設定を忘れない様に。なおサーバー検索ソフトASE(All-Seeing Eye)にも対応している。
<サーバー設定>
以下はSteamでは無いノーマル版での設定で、Steam版でも基本は同じと思うのだが正確に反映されるのかどうか分からない。ホスト側はCreateにてサーバーの設定をするのだが、Advancedにて設定出来るオプションがいろいろと有る。
Weapon Stay, Flashlight, Show Monster Info,
Vote MenuはON
Friendly FireはOFF
他は特別に変更してやる必要はないだろう。パスワードが必要なら設定してやり、そしてプレイ可能Map一覧から好みの物を選んでやれば開始される。Dedicated Serverを指定したいならばその選択肢もある。シングルプレイCoopについてはhl_sp_portal.bspを選べば開始されるが、難易度変更は事前にSvenCoopフォルダにあるspMap-hard等のzipをそのフォルダに解凍してやる必要がある(デフォルトはNormal)。
MapのVote機能は便利なのだが、追加Map系は自動的には巡回リストとVoteリストに名前を記録してくれないので、Readmeに添付されているはずのMapリストをMaplistとMapcycleに書き足しておく必要がある(クライアントとして参加するだけなら必要無い)。
内部的なパラメータ設定に関しては元々はQ2エンジンではあるので、設定項目系はほとんど似ている。よってホスト側では当然細かな設定が可能なのだが、それほど細かくやらなくても問題無く動作するのでそれほど気を遣う必要は無いだろう。ただし転送のRateだけはちゃんと設定しておかないと問題になる可能性がある。
これはAutoexec.cfgの中にsv_maxrateとsv_minrateを書き込んでおけば良い。maxの方は当然参加人数との兼ね合いになるので、この辺は調整する事。Rate
8000で8人だと、満員の場合回線速度が常時上り512Kbps以上必要になる。参加者全員が同時にラグを感じたりする場合は、この設定値が高過ぎるというのを疑った方がいいだろう。minの方は3000程度でOK。この値はコンソールからsv_maxrateと入れて現在値を確認出来る。ゲームの基本エンジンは昔の物なので、回線さえあればDeidcated
Serverならそれほどパワーのあるマシンは必要無い。
多くのMapはConfigファイルを別に持っており、事前にサーバー側で設定を変更してやる事も出来る。それと重力を軽くしてジャンプを楽にしたりといったサーバーも良く見掛ける。
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