☆ A MOTHER'S INFERNO ☆ 目次
13/11/20
データ | 制作: Danish Academy of Digital Interactive Entertainment (DADIU) 公式サイト 2011/12 リリース 305MB 公式サイトはやや重い感じで、他にダウンロード可能なサイトが幾つか存在する。 オランダのDADIUというゲーム関連の開発者養成学校の生徒17人による共同作品。Unity game engineが同校のスポンサーになっており、この作品も同エンジンが使われている。 |
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動作環境 | WindowsとMac版あり。Web上でのプレイも可能であるが、重そうなのでプレイに支障が出る恐れがある。 必要環境等は不明。自分のマシンで動かない場合には上記のプレイヤーで試すしかないだろう。 解像度は16:9のみのサポート。4:3で起動するとスクリーンサイズに合わせて縦横比が強制変更されてしまうので、その他に5:4の画面等ならばウィンドウ表示にした方が良い。 かなり不安的なゲームで、私の環境では5回くらいプレイ中に落ちた。フルスクリーンとウィンドウを切り替えたりしても同じで、(それが原因だったのかは不明だが)画像クオリティを最低まで下げてのプレイ時にようやく最後まで到達出来た。やってみると解るが画像クオリティが云々というゲームでは無いので、同様に落ちるのならば最低画質(Fastest)にしてのプレイを推奨する。 |
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BASICS | 一緒に列車に乗っていた息子が何者かに攫われてしまい、それを助け戻す為に母親が戦かったりするという設定。 操作キーの変更は可能。マウス感度の変更は不可。私の場合にはデフォルトではかなり過敏な設定だったので、同じ状況ならばマウス側にて変更するしかない。 *難易度設定無し *セーブ機能無し *ESCを押すと即座に終了してしまうので注意 操作系は単純で、LMBにてガラス片による攻撃と、RMBにて掴みの動作だけでほぼ全てが行われる。ジャンプや屈みの動作も無し。掴みの操作が重要となっており、扉を開くには掴んだ状態でマウスを開けたい方向へと移動。攻撃する際にも掴んだ状態から行わないとならないケースがある。 |
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GAMEPLAY | アバンギャルドと言うのかサイケデリックと言うのか、とにかく奇抜なデザインの作品である。一応列車の中という設定だが、冥界らしき場所と繋がっていたりと不思議な世界を旅する事になる。 謎解きとアクションが組み合わさったアクションアドベンチャーに分類されるが、解法が理屈では理解出来ない設定になっているケースもあって奇妙な印象が増している(何かモチーフになっている設定が在るのかも知れない)。だが案内人の様な存在が文字でヒントを教えてくれたりするし、謎解きの前にフラッシュバックの様な形で正解となる行為の映像がよぎったりもするので(大抵は見辛いが)、難易度はそれ程でもない。 クリア方法が解ってしまえば15分程度の長さ。セーブ機能は無いが失敗した際には直前からリトライになるので困る事はない。難所は視界が変になって周囲の状況が把握し難くなるエリア位だが、解法に至る理屈が無いケースでは詰まる恐れもある。どうしても解らなければこのゲームもプレイ動画は多数存在するのでそれ等を参照。 事前にあまり内容を知らずにプレイした方が楽しめると思うので、ここでも詳しくは内容について書かない事にする。よって先にちょっとプレイ動画で見てみるといった行為は避ける事を推奨しておく。全部把握した後に自分でプレイしても楽しめるといったゲームでは無い。 |
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評 価 | とてもユニークなデザインのゲームで面白いと思うが、短いのと理解不能な謎解きが在ったりするのでその辺はマイナスになる。一般的な意味でのホラー要素はそれ程強くないが、訳が解らない気持ち悪さというのは随所に感じ取れる。 確かに未熟さも目に付くが、アマチュア作品故の思い切った前衛作品という点で成功しているという結論。 |