Amanda the Adventurer


ヒント&解答

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更新履歴  23/08/18 レビュー掲載 (ver 1.6.17b)

販  売  制作・販売: MANGLEDmaw Games / DreadXP
 発 売: 2023/04
 日本代理店: 無し

 2023/08/18 現在 Steamにて定価 1,000円で販売中

概  要  MANGLEDmaw Gamesはカナダの会社の様だが詳細は不明。

 2022/04にItch.ioにて開催されたThe DreadXP Found Footage Jamに投稿されたのが始まり。それが(Itch.ioでは)大変な人気を博したので改めて有料の完全版を作る事になったという流れ。有料版の販売はSteamのみとなりItch.ioではデモ版が配布されているだけ。このデモ版はSteamでも公開されている有料版用のデモであり、発表当時のパイロット版は現時点では別ページからダウンロード可能にされている。

 プラットフォームはWindowsのみ。

 23/08/18時点では「圧倒的好評」のレビュー評価を受けており、またレビュー数の方も3,400件程度という点からしてインディーズにしては相当に売れ行きの方も良好と考えられる。

STORY  主人公Riley Parkは亡くなったケイト叔母さん(Katherine Park)から届いた手紙に応じて、遺産として引き継いだ彼女の屋敷の屋根裏部屋に来ていた。そこには彼女の知り合いが制作していた子供向けのアニメTV番組『Amanda the Adventurer』関連の小道具などが雑然と置かれており、また番組の録画と思われるVHSテープも存在していた。ライリーはケイトの手紙のメッセージに惹かれ、そこに有ったビデオデッキでテープを再生してみる事にしたのだが...。

 なお主人公は「ある敬称の表現からして女性である」説と、性別の無い中性的な存在として設定されている説の2つが出ている(ゲーム中に台詞は一切無い)。


パッチ&トラブル関連
 画面上にバージョン表記がされないので正確なのかは判らないが、現在アナウンスされている最新のバージョンは1.6.17b

 デモが用意されている。


*セーブファイルの場所は以下の中(隠しフォルダを表示する設定にしておかないと見えない)
 C:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\LocalLow\MangledMaw\Amanda The Adventurer


 パッチが結構出ておりハードウェア系の問題は少なくなっている様だが、論理系の問題はまだ完全には解消されていない模様。ネタバレになるので詳しくは書けないが、周回方式でそれにつれてマップ内部の状況が変化するというシステムになっており、その際に変わるべき場所が正常に変化してくれない(あるいはその逆に変化してしまう)といった整合性のバグが発生してしまうという件。ちなみに現在ではセーブデータの履歴を1個保存して、データ読み込み時に破損が確認された際には一つ前に戻すという(自動)機能が設けられている。

シ ス テ ム

・難易度は無し
・セーブはオートセーブ(1箇所のみを上書き)
・現在の目標の参照機能なし
・アイコン表示や矢印による進行方向ガイド機能&ミニマップを含めてのマップ表示機能は無し
・字幕有り(日本語対応)。字幕の色やサイズの変更にも対応している。

*キーアサイン可○, マウス感度設定可○, マウス反転可○, 明るさ調整不可×
*一人称視点固定, FOV調整不可×
*スプリント×, 屈み○, ジャンプ×
*照準(カーソル)有り
*コントローラー非対応× (KBで文字を入力しなければならない箇所多い)
*Steam実績対応


 日本語表示に対応しており、翻訳の方も機械翻訳では無くちゃんとしている。またゲーム内世界に貼られているドキュメント類や、液晶ディスプレイに表示される文字なども日本語化されていたりと細かい部分まで行き届いている。

BASICS
 最後までロケーションは屋根裏部屋のみの設定で、ビデオデッキでVHSテープを再生して『Amanda the Adventurer』を見ていくのがメインのやるべき事となっている。このアニメは小さな女の子アマンダと羊のウーリーの寸劇によって進められる子供向けの一種の教育番組で、ケイトの知り合いがプロデューサーとして制作に携わっており、主人公アマンダの声優はそのプロデューサーの養子の女の子レベッカが担当していた。

 本来ならば録画されている中身がそのまま再生されるだけのビデオテープにも関わらず、再生時にオンエア当時の物とは考えられない異常な内容が再生されたり、プレイヤー(ライリー)の干渉によってビデオの再生内容が変化したりが発生。更にそれに連動して部屋の中の状況が次々に変化するという風に、ビデオ内世界と現実世界との境界線が曖昧になっていく現実侵食型のホラーである。


 ジャンルとしてはホラーゲームとされているし、フリーゲーム時代(現在のパイロット版)においては最初の部屋からしてかなりの邪悪(呪い)感を醸し出していた。よって当然私としてもこの作品にはホラー要素を期待していたのだが、実際にはホラーという観点からするとその度合いは大して強くない。ホラー系の演出は随所で発生するが、ドギツい, ショッキング, ダークといった感覚は薄めであり、より直接的なジャンプスケアの類も無し。子供番組には相応しくない残酷な表現などは有るものの、ホラー度を示せと言われるなら10段階で5の評価という程度であり、想像していたよりも遥かにホラーに関しては控え目になっている。誤解の無い様に書いておくと、怖くするのに一生懸命なのだがクオリティが低くて怖くないのでは無く、そもそも怖くしようという意図自体が強くないという印象である。なので“怖さ”を一番に期待される方には向かない作品という評価にならざるを得ない。


 ストーリーについては特に凝っておらずストーリー主導で魅せるタイプでも無い。『Amanda the Adventurer』というTV番組に関連するデータはある程度提示されるが、情報が漠然としており特定される事実が少ない。ユーザーの間で考察が盛り上がるのを狙いとしてわざと情報をボカすゲームも有るがこれはそうではなく、続編を示唆するシーンも在ってそれが実現すればそちらで展開させる構想を持っているという可能性が高い(つまり今は制作側にも具体的で確固とした背景設定がまだ用意されていない状態)。

 特定出来る事実が少ないと妄想レベルを含めてどんな考え方でもOKになってしまい反って考察が盛り上がらないという面はあって、実際に掲示板でもストーリー関連の考察は少ししか行われていない。Discordにて相当にマニアックな議論が行われている位である。


 では何がメインなのかと言えばそれはパズルである。ホラーゲームの中には、「パズルを解かせるシーンは出て来るがそれはサブの要素であり、そこで長時間悩ませようという意図は無いし、ましてや解けないのでそこで止めてしまうとなったら困る」というスタンスの物は多いが、このAtAではパズルこそが中心のコンテンツとなっており、プレイ時間の大半はパズルを解くという頭脳的な作業に費やされる。非常に難解という設定では無いが、上記の様なパズルはサブ扱いというタイプに比べればパズルの難易度は高目に設定されている。

 それとパズルと言うにはちょっと逸れるが、ビデオの再生時に要求されるクリックでの選択や直接入力する返答によってその先の内容が変化し、それがルート分岐にも繋がって来る為に「どう応じれば変化が起きるのか?」を探し出すという思考も要求される。

GAMEPLAY
 4/5のエンディング到達まで4時間程度。最後の5つ目の達成にはシークレットアイテムを全部揃えないとならず、これを自力でやるとなるともっと掛かった事になる。全手順を知った上でクリアまでを実行するなら物理的な時間は大して掛からず、パズルの解決に費やした時間に応じてプレイ時間が変化すると言えよう。


 周回方式の構成となっており、一周終わるとメインメニューに戻されるが、そこで「新規ゲーム」では無く「続ける」を選択して続行するというシステム(新規を選ぶとリセットされて完全に最初からになってしまうので注意)。再び最初から始まるがそれまでの周回にて得た知識やアイテムを入手している状態からのリスタートとなるので、前回までとは異なる進め方が可能になるという意味合いである。具体的には部屋の中には暗証番号が必要とされる錠前などが多数用意されており、これ等を開ける方法を発見する事で中のアイテムが手に入って出来る作業が増えて行くという方式。

 エンディングは全部で5個。1周目は第1のエンディング固定で、2周目は第2のエンディングに到達する or 再度1のエンディングに到達。3周目からは選択に応じて変化が生じるが、この3周目以降に“グッドエンディング”風のエンディングへと到達も可能になるのでそれで一応の終わりとしても良いだろう。(もし分岐に失敗すれば第2、第3などの別エンディングへの到達にはやり直しが発生するのでより多くの周回が必要になってくる)。


 ゲームプレイは番組のビデオテープをVHSデッキにセットして観賞するという作業の繰り返しが基本となる。ビデオの中ではアマンダから問題が出るので正解を画面内から選んでクリックしたり、直接正解の入力を要求されるのでキーボードから文字入力などを実行する。現在のテープは何回でも見られるし、2回目以降は次のセクションへの早送り(スキップ)も出来る様にもなる。ただし全ての重要箇所でちゃんと止まってくれる訳では無い点は問題有り(テープの進行内容を把握していないのなら定速を推奨)。なお早送り中にクラッシュにも一度遭遇した。

 そして部屋の中が変化しパズルが出現するので、それを解いて次のビデオテープを入手するという形で進行して行く。これ等のパズルは再生中のビデオの内容と連動したりするシステムとなっており、その提示の仕方, 中身, 解決方法等がユニークで新鮮さが感じられて面白い。このメイン要素となっているパズル関連は高得点が与えられる優れた出来栄えである。

 やや難題となるのは純粋なパズルでは無く選択肢の方。アマンダは随時視聴者に向けて語り掛けてくるのだが、その際に現実のTV番組の様に「TVの前の子供達が答えた」という設定で自動的に続行される事が多い一方で、実際に答えを画面上に入力する事を求めてくるというシーンも登場する。特に難しいクイズとかでは無いのでその点は問題無いし、設定されている回数失敗すると自動的に正答が表示されて先に進んで行ってしまう為にゲーム進行には影響しない仕様である。

 それと(ルート分岐させる目的で)その自動返答での正答とは異なる物を入力しないとならないケースがあり、その際になんでそういう風に答えるとそういう風になるのかが非論理的で理解出来ないという事も(例えば選択肢をわざと間違えるのが何故かルート分岐に繋がっている等)。よって総当たりの様にして分岐の方向を解決しなければならない箇所も数は少ないが存在している。

 なお唯一用意されている屋根裏部屋は狭いしインタラクト可能な物にはカーソルが変化して知らせるという設計なので、アイテムの見落としという問題が発生する可能性は低い。


 日本語入力に対応している(一般的なアプリと同様にPCに用意されているFEPが使われる)。これはありがたいと言えばそうなのだが困った問題も発生している。日本語表示にすると画面上の入力は日本語以外受け付けなくなる仕様(完全検証した訳では無い)。例えば「犬」が正解の際に「dog」と入れても認識してくれない。その為に「日本語だと何と表記するのか?」というケースも出て来る。テキスト入力ADVゲームと同じで、正解の行為は解っているがそれをどういう風に記述すればゲーム側が認識してくれるのかが解らないから詰まるという件(例えば「駆ける」しか正解として受け付けず、「走る」などとしても正解にならない, ひらがな/カタカナ/漢字の中で一種だけしか認識しない等)。先に書いた様に答えが解らなくても自動的に進んで行ってしまうのでゲームを進めるのには問題ないのだが、一部ルート変更するのに正解とは異なる答えを入れなければならない際に、それを日本語では何と表記すれば良いのかが判らないというケースにて困る。(ただし英語では何と入力すれば良いのかが解っているなら、ゲームの言語設定を英語に変えて英語で入力してしまうという回避方法は有り)。


 Lore(伝承)やシークレットと呼ばれるVHSテープの収集要素が有り、このTV番組に関連した実写映像のビデオが観られる。そして最終エンディングの獲得にはこのテープの収集が関わってくるという定番の仕様。だがこれをノーヒントで全部集めるのはかなり難易度が高いと感じられる。


 問題に思えるのはセーブのシステム。1箇所のみを上書きオートセーブで任意セーブが出来ない方式であり、かつかなり細かいインターバルでオートセーブされてしまう。その為に周回時、ルート選択を誤ってしまうと(or ルート分岐を実験しながら検証中)、一つ前のセーブに戻って試すという事が出来なくなるケースが多い。具体的には各テープ単位でやり直せるならまだ良いのだが、周回の最初から全部やり直さなければならなくなったりもしてしまう。マルチエンディングでそれを探し出す事を目的とさせているのであれば、そのチャレンジをもっと親切でやり易くしておくべきだろう。

GRAPHICS & SOUND
 Unityを使用。グラフィックス設定のプリセット6種。個別の設定項目は無し。ウインドウ表示可能。

 何しろプレイ中に使われる場所が外が見えない狭い部屋だけなので、見た目のバラエティさとか綺麗さについては評価がし辛い。ビデオの方は2000年代初頭に作られた物という設定&VHSテープに録画されているので、あえて粗い画質となっておりこちらもクオリティの判定には使えない。

 アマンダのビデオの方の雰囲気は良いし、フリー版時代に比較するとクオリティは結構上がっている。


 ボリューム調整可○, 3Dサウンド非対応, ボイスあり。サウンドはVHSのTV番組内で使われている状況が多いので、子供向けの緩い感じのBGMが主体。実世界でのイベント時にはホラー系のエフェクトも使われているが数が少ないしあまり印象には残らない。

BOTTOMLINE
 本文での解説の様に、ホラーゲームに分類されているが実際にはパズルが“主”でホラー要素は“従”だと考えるべき作品。フリー版時代に比べると邪悪なホラーのイメージは低減しており、強烈なホラー体験を期待すると外れる。よって怖さを一番に重視する方にはあまりお勧め出来ない。

 対してパズルの方はビデオの再生と連動して行われたりと提示の仕方がユニークで面白く、パズルゲームのファンには強く推奨出来る作品。ジャンプスケア等は無いなどホラー要素は強くないため、パズルは好きだがホラーは苦手という方にもお勧め出来る。

 短いという批判も出ているが、全エンディングの達成を目指すならば3〜4時間位は遊べるはずで、価格を考えると割高とは言えないだろう。ただし物理的には短いので(プレイ時間の大半はパズル解決の思考に費やされる)、攻略サイト等をすぐに見てしまうという姿勢でやれば当然かなり短くなってしまう。

 注意点として周回型の構成になっており、エンディングに到達してメニューに戻ってから続行して次の周回に入るという風に進めるので勘違いしない様に(中にはメニューに戻った時点で終わりと思ってしまう人もいる様だ)。用意されているパズルを全部体験するには少なくとも3周目まではプレイしないとならない。


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ヒント&解答

 以下ネタバレとなるので一部反転表示


 人気が有るしパズルが中心でもあるので攻略サイトは多い。Steamのガイドにも幾つか掲載されている。ここでは簡易な説明(ヒント)に留めるので、詳細な手順を解説している物が欲しければ好みの物を探してほしい。

 セーブデータは定期的に別の場所にコピーして保存しておいた方が破損の際に助かるので、なるべくならばやっておいた方が良い。









※ 1周目 時計のパズル

 「事故が起きた」のビデオ。テーブルの上を含めて時計は計4個有るが、大時計は針が1本しか無いのでちゃんとしているのは3個。そしてビデオ内に出て来る時計も3種類という事は? 





※ 2周目の冒頭

 1周目の終盤に金庫の暗証番号を入手しているはずで、また金庫も段ボール紙から実体化しているので開けられる。中から出て来る物で破れた紙はコルクボードのもう片方と組み合わせる。もう一つの部品らしき物は、その記載された記号からも解る様にポーズボタンである。部屋の中でポーズボタンを必要とする物と言えば一つしかない。





※ 2周目 キッチン

 2周目はポーズボタンを取り付けたビデオデッキが主役となる。これで再生中にポーズを掛けると部屋の中が変化するという仕組み。この最初のビデオではこのシステムが伝わり易い様に再生画面内にポーズボタンが存在しており、それがアップで表示された際にポーズを掛けて、書かれているイラストと同じ事をやるとビデオが変化する。







※ 2周目 キッチン ミートパイ

 材料を用意する。ミートはチーズを使ったトラップで入手。じゃがいもはボードの刻印対応表から鉢植えを探し出して水をやれば良い。





※ 2周目 近所

 テーブルの上のスケッチは、訪問した順番にクリックせよの意味。

 成功すると単語が表示されるが、錠前の中には数字では無く文字で合わせる物も有り。






※ 2周目 家族って何

 これは難題。以下にはこうやれば良いというやり方を示すが、どうやってそれが正解だと推測出来るのかが解らない。検索してその推理方法を調べてみたりしたが答えは解らず(同様の件を尋ねている人もいたが誰も解答出来ていなかった)。総当たりの様にして試せという話なのだろうか? 

 最初にthunderstormの警告が出た際にポーズ。オモチャを回転させてやるとその印で停止する(自動なので再クリックして止める必要は無い)。次にお父さんの鶏の名前を聞かれた際に、Rooster(雄鶏, おんどり)という正解 “以外” の答えを入力する事でtornadoの警告が発生するのでポーズし、やはり回転させてやるとそこで停止する。次はアマンダが羊を見に行こうと言うが、ここでヘビとクモの看板をわざと間違えてクリックする事でfloodの警告が出るのでオモチャを回転させれば成功してテープが出て来る。羊を選んでしまうと別のBlizzardの警告となりこれは不正解。オモチャの記号表示が無いパネルに付いているのはクモの巣なのでクモを選べなのか?(ではヘビは?) 羊の選択はウーリーが嫌がっているので選ぶなという意味なのか(私はそう考えたのだが)。いずれにしても推理の根拠としては弱いし説得力が無いと感じられる。


 なおビデオの最後にアマンダが子ネコを助けてくれと懇願するが、これを否定してしまうと最初の「身の毛がよだつ結末」と同じエンディングになる。「はい」で肯定すれば最後の「全部が腐る」のテープの後に第二のエンディング 「破滅的な結末」に辿り着く。





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※ エンディングに関連する幾つかの基礎知識

・TVモニターの周囲のシールは達成したエンディングを示す(初期状態ではシールの剥がし後が幾つか残っている)。向かって左にエンディング1〜3。右に4と5。

・クレジットはLMB長押しで高速送り可

・既に知っている事を利用すれば進行のショートカットも可能。暗証番号を知っているのでそこを開ければ入手出来るテープやアイテムが有ったりするからである。ただし幾つかのテープをちゃんと順番にやらないとならないケースもあるらしいので注意。

・5つ目のエンディング 「終わり?」 に到達するにはシークレットテープ(Lore, 伝承, 実写データ)を5本全て収集している必要がある

・シークレットテープは1〜5番目という風に順番が設定されており、5つ用意されている獲得条件の中のどれかを達成したら1から順に入手出来るという方式で、特定の行為の達成とテープの色は結び付いていない。5つの中でどれを達成しても、それが最初だったら1番目のオレンジ色のテープがアンロックされるという意味。

・同じセーブデータにて 「終わり」 と 「終わり?」 の二つのエンディングを達成したい場合、シークレットテープを5個先に集めてはならない。理由は 「終わり」 と 「終わり?」 の達成手順は全く同じで、違いはシークレットテープを5個全部所持していれば 「終わり?」 、そうではないなら 「終わり」 だから。つまり 「終わり」 の方を達成する前に5個集めてしまうと、そのセーブデータでは 「終わり」 には到達出来なくなる。そこで先に 「終わり」 を達成してから5個集めて、それで 「終わり?」 へと到達する様にする。既に集めてしまっているなら、新規ゲームにて最初からやり直して 「終わり」 の達成を狙うしかない。







※ 3周目の冒頭

 既にハサミの在処と、そのハサミを使って何をするのかは解っているはず。そしてオモチャのロボット(ブラボット)を稼働させる事で変化が生じる。





※ 最初にブラボットに入力するコード

 最初のキッチンではそのまま普通に。次の近所のビデオには6桁の数字がどこかに有るはず。それを入力すると話が進む。





※ ケーキに乗っているものはカードにある

 幾つかコードを入れて進めると出て来るメッセージ。これはオーブンの中から出て来たローソクをケーキに立てるとどうなるかの意味。最初の計算ではローソクの絵を1本として計算したが、それが2本の意味だとすると計算結果は変化する。





※ ラベルが消されているテープ

 「事故が起きた」のテープの後に出現したテープにてトラップドアへと誘導され、そこに置かれているテープを再生すると4つの単語をアマンダが発言しており、椅子, きのこ, フルーツ, 電灯の順。それ等の部屋の中での個数を数えて4桁の数字を作り出す。





※ 中身が肝心なんだ

 これは抽象的でちょっと解り辛い。中に入っている物が重要なんだの意味。中に入っているとはブラボットの中の意味である。それは電池では無く、人形の中身を取り出したのと同じ様にブラボットを破壊して取り出せという解釈になる。どうやるのかはブラボット自体に書いてある。





※ 分かちあおう(エンディング分岐)

 最後の秘密の共有に「いいえ」等で拒否すると、第3の 「空虚な結末」 のエンディング。「はい」で肯定すれば第4の 「終わり」 のエンディング(これがグッドエンディングとされている模様)。もしその際にシークレットテープを5本全部集めているなら 「終わり?」 のエンディングになる。




※ シークレットテープ

 5本のテープを入手出来る行為は5つ。先に書いた様にどれから達成しても手に入るテープの順番は一緒である。モニターの横の棚に順番に並べられていく。


1.アップルの代わりにピーチ(桃)を入れてパイを作る。


2.「近所」のカードショップに入った際に上部に楽譜が書かれているタイプが有る(肉屋が出現するバージョン)。ポーズを掛けてビデオをそのシーンで止めそれを演奏する(FACADE)。


3.対応表から黄色の花を作り出し、それを人形の空いている方に付ける。鉢植えは棚では無く、トラップドアのネズミ取りとは反対側の陰に隠されている。


4.道具箱から入手した「家族」のテープを再生。鳥の親の名前を聞かれた時に「おんどり」では無く「サム」と答える。


5.「事故」のテープでウーリーを助けられるのは誰?と聞かれた際に、「医者」ではなく「誰もいない」と答える。





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