Vomitoreum


ヒント&解答

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更新履歴  23/09/20 レビュー掲載
 23/09/22 ヒント&解答を追加

販  売  制作・販売: Scumhead
 発 売: 2021/07
 日本代理店: 無し

 2023/09/20 現在 Steamにて定価 1,010円で販売中

概  要  アメリカのScumhead氏による作品で何人かの協力を得て制作されている。氏は既に結構な数の(フリー作品を含む)ゲームを制作しており、FPSの他に2Dのメトロイドヴァニアなどジャンルも固定されていない(SteamのホームページよりもItch.ioの方が登録ゲーム数は多い)。FPSとしては無料のShrineシリーズが有名で評価も高いのだが、今回のVomitoreumはこのシリーズの独特なビジュアルを引き継いだ作品となっている。

 GZDoomを用いて制作されている。Doomシリーズを現行のOS&ハードウェアにて正常動作させる&現代に合った機能拡張を行う事で有名なポート(代替エンジン)の定番がZDoomだったのだが、こちらは既に開発が終了しておりそれを今ではGZDoomが後継している状況。これはビデオのハードウェア・アクセラレーションをサポートしているなど大きな機能拡張が行われており、それ故にこのGZDoomをゲームエンジンとして自身のゲーム制作に利用しようという人も多い(参考リスト)。元のゲームの持つコンテンツを全部入れ替えてしまって別のゲームを作り出すModをトータルコンバージョン(TC)と呼ぶが、DoomのTCをGZDoomに対応させる形で作るという意味合い。

 プラットフォームはWindowsとLinux。


STORY  ある惑星(地球かどうかは何とも言えない)に突如としてVomitoreumと呼ばれる謎の生物(存在)がやって来て呪い(疾病)を撒き散らし、世界は霧に覆われ感染した生物達を邪悪なミュータントへと変貌させた。これに対抗するべく英雄Umadermadineが自身の軍勢を引き連れてミュータントを退治し、悪魔のConcubath達が霧を吸収, The Masonsが魔法で世界を浄化して回った。最後にはUmadermadineの攻撃によってVomitoreumは空へと帰って行き世界は救われた様に見えた。

 しかし1年後に再び汚染が発生して世界は霧に包まれる。この第二次汚染には除去が通用せず、Umadermadineは汚染源から遠い自身の拠点に閉じこもってしまい, Concubathはエアシップに乗り込んで空へと退去する。しかし残されたThe MasonsはVomitoreumを倒す為の戦士Nephilemを作り出す実験を開始。多数の犠牲者や失敗を繰り返しながらも最終的に一人のNephilemを生み出す事に成功する。プレイヤーはこの最後の希望となるNephilemとしてVomitoreumを倒し世界の汚染を除去しなければならない。


パッチ&トラブル関連
 起動画面に出るバージョンは g4.3.3 だがこれは使用しているGZDoomのバージョンと思われる。最新のゲームのバージョンはアップデート情報の記載の中にも書かれていない為に確認出来ず。私がプレイした時点でのSteamのプロパティから見られるBuild IDは 10432359 になっている。

 Steam版はSteamworksとの連係(クラウドセーブ, トレーディングカード, 実績機能等)が絡んでくるので、別に更新されて他のサイトとはバージョンが異なる可能性もある。


*セーブファイルの場所は以下の中(ゲームのインストールされたフォルダ内)
 \Steam\steamapps\common\Vomitoreum\Vomitoreum

 以前にはデモが存在していたが現在では削除されている。


※Fetal Soulの能力が該当のキーを押下しても発動しない

 主人公が持つ能力の一つに“Fetal Soul”という物が存在しており、ある場所でそのモジュールを入手して以降は該当するキーを押下すると発動とオフが切り替わる。体を小さくして通常では入れない場所を通る事が出来る能力であり、クリアするには必須の能力として設定されている。

 この問題は掲示板でも数多く報告されており、制作者が専用のスレッドを立てたりもしている。そこでは作者自身によって「インストールされたフォルダ内の gzdoom_[使用しているPCの名称].ini を削除すれば直る」とあり(設定ファイルをリセットの意味)、あるいは複数のユーザーから「ゲームのキーバインドを設定画面からデフォルトにリセットすればOK」, 「GZDoomのキーバインドもリセットする」, その後はキーバインドの変更は行わずにプレイする、といった解決策が提示されている。だが実際に治っている人もいる一方で、一向に治らないという人の書き込みも続いている厄介な問題である。またAZERTYキーボード(フランス語圏で一般的なキー配列)を使っているのでキーバインドを変えないというのは不可能という声も有り。

 私自身も遭遇したので治った方法を書いておくと、オプション → Full GZDoom Options → キー配置変更 → 所持品 → アイテムを使用 にデフォルトのQキーを割り付ける。ゲーム側のキーバインドではQには何も割り付けない。後はQキーの押下で効果のON/OFFが可能になる。ゲーム側でこの能力に割り付けているキーは関係が無い様だ。

 設定ファイル内を見ると特殊能力として設定されている4つの能力発動キーだが、他の3つはシンプルに押せば発動するという設定なのに( +user1, 2, 4 ) 、このFetal Soulだけは invuse になっているのが原因の様だ。インベントリー内をサイクルして選択し希望の物になったらインベントリーのUseキー(Qキー)を押下で発動という仕組み。これだけ別なのは設定上のミスなのか仕様上そうするしかないのかは不明。このゲームにはインベントリー内をサイクルする操作は無いので、最初に一度だけ選択したら常時この能力が選択されている状態と考えられる。

 どうしてもダメならコントローラー操作に対応しているので、操作が必要になったらコントローラーで試してみるという手段は残されている。


※ 別のゲームが起動してしまう

 この問題は報告が多いのだが、23/01/30に作者自身により修正されたとしてパッチが出ている。GZDoomの仕様として別の利用ゲームを自動サーチして起動させてしまうケースが有るらしく、それへの対応がなされている。

シ ス テ ム

・難易度は無し。アイテム持ち越しの二周目やクリア後の別モードは持っていない。
・セーブ方式は特定の地点でのマニュアルセーブ。回数制限無し。保存される履歴数は設定可能。
・現在の目標の参照機能なし
・マップ表示機能あり(訪問した地域が書き込まれていく方式)
・字幕有り(日本語には非対応)

*キーアサイン可○, マウス感度設定可○, マウス反転可○, 明るさ調整可○
*一人称視点固定, FOV調整不可×
*スプリント○, 屈み×, ジャンプ○
*照準(カーソル)有り(カスタマイズ可)
*コントローラー部分的対応○
*Steam実績非対応×


 GZDoomは日本語に対応しておりメニュー画面などは日本語に出来る(ゲーム内のテキストは不可)。

 ロードゲーム一覧からDELキーにて個々のセーブを削除可能。

BASICS
 まず目に付くのは特異なビジュアルだが、著名な画家ズジスワフ・ベクシンスキーの作品にインスパイアされており、破滅した世界の退廃的な雰囲気にマッチしている。

 影響を受けた, あるいは似ているゲームとしてDark Soulsを挙げているがこれには説明が必要だろう。定期的に発生するボス戦がメインに据え置かれていてそのボス戦が難所である, 難易度設定は無しとなっているが、クリア出来ない人が一定数は出るのを想定しているかの様な異常な高難易度では無い(作者もフェアな難易度だとコメントしている)。アクションFPSに慣れている人ならば大きな問題は無いと言える(理由は後述する)。


 最大の特徴は探索重視な所。探索重視とはつまりはルート探し。パズルを解いたりは出て来ないが、どうやったら先に進めるのかを突き止めないとならないという意味での謎解きがメインとなっている。形式としては90年代後半にハブシステムと呼ばれるデザインを用いたFPSが何本か存在していたがそれと同様。これは各マップ(レベル)をクリアしながら一直線に進めていくのでは無く、複数のマップを行ったり来たりしながら必要なアイテムを集めたりスイッチをオンオフしながら進められる物。このゲームはマップをロードするケースは滅多に無く、多数のマップが連結されていてロード画面無しに行き来出来るのだが、その中を行ったり来たりしながら必要なアイテム類を集めて行く事になる。

 ハブシステムを採用している物で有名なのはQuake IIだが、このゲームでの進行は面倒なだけで難解では無い。それに対してVomitoreumはかなりのレベルで難解でありHexenを想起させる物が有る。他にはハブシステムではないがUnrealとか、攻略ガイドを頼らないとどうやって先に進めれば良いのか何度も詰まる恐れを持ったタイプのゲームである。今は通れない場所を通れる様になるアイテムが数時間進めた後に遥かに離れた場所で手に入り、しかもそれがその場所を通れる様になる品物だとは明示されない事もあるといった感じ。現在のFPS/TPS(特にAAAクラス)ではここまで解り難い物は無いんだろうなとも思わせる(こんなに解り辛い物があるか!とプレイヤーに怒られるから)。


 一方で戦闘に関しては控え目でありこれもGZDoomを使う様なレトロなFPSとしては珍しい設定。マップの広さやプレイ時間に比して戦闘が占める割合はかなり少な目で、全体を通して敵は400体程度しか出現しない。またボス戦以外の戦闘は淡泊な感じでもある。最初に遭遇した際に倒したら、後は探索で何回も通ったりする時に邪魔にならない様にしている(再出現させない)という話なのだろう。よってとにかく戦闘をしたいという方には不向きな内容となっている。


 一般的なレトロFPSとは違いストーリーの方はしっかりした物が用意されている(シリアスでヘビーな内容)。ストーリーの説明は主に対峙したボスにより語られる。


GAMEPLAY
 クリアまで6時間程度。シークレット系のコンプリートは達成していない。これはどれだけルート探しに詰まるかによって変わってくる。ただクリア時間の集計データなどを参照すると結構短めだったりするのだが、これを3〜4時間でクリア出来る人は居るとは思うけれども平均してその程度とはちょっと考えられない。クリア後にエンド画面に表示される時間は実際よりも短いので(何をしているのか不明だが結果が出るまでにかなり時間が掛かる)、その辺からの誤解なのかと思える。


 マップ内での新ルート開放にはお馴染みのカラーキー等以外に、特殊能力を授けるタイプのアイテムの入手が絡んでくるケースもあって、ロングジャンプ(水平方向), ダブルジャンプ(垂直方向), Fetal Soul(小さくなって狭い場所を通れる), Light Homonculus(暗い場所で灯りになる)などがそれに当たる。厄介なのはダブルジャンプで、単にダブルジャンプで登れるだけで新ルートでは無いという箇所も多々有るので、ダブルジャンプの入手によって新規に開拓出来るルートを見分けるのは結構難しい。

 このゲームは昔のFPS風に全体マップを表示可能だが、全体がかなり巨大なのにそれを1枚で表示させる為に見辛いという面は有り。しかし連結状態を確認したり、行かれそうな場所をマップを観察して推察したりも可能なので重要である。ゲーム本体の方にはキー設定が無くても、GZDoomのキー設定から使えるマップ機能も有るので確認しておいた方が良い(テクスチャオフやグリッド表示)。ここは後に各種能力が得られたら通れそうではないか? といった場所をメモしておくとかSSを撮影しておくといった手も有効かもしれない。

 他に探索をややこしくしているのは、マップが複雑に連結されている件からある程度の進行自由度が設けられており、どこから回るかによって差が発生するというのもある。ボスを倒すと入手出来るアイテムが有ってそれにより探索エリアが拡がるというケースでも、そのボスに早目に挑むかどうかは自由という際に変化が生じる事になる。

 あるアイテムが必要だという表示が出ても、そのアイテムがどこで入手出来るのかなどはガイドされない。だから終盤になると心当たりが有る場所を再びマップ全体を廻って探してみるといった移動が要求されたりもする。しかしスプリントによる移動速度は相当な高速(Always Runも可), 地面の有る場所では落下ダメージ無し, ロングジャンプでは水平方向に10メートル以上は飛べるなどとなっており、移動の負荷は低目で過度なストレスにはならない様にされている。またジャンプによるプラットフォーム渡りは失敗してもスタート地点からペナルティ無しで即リトライが可能。


 探索要素に比して戦闘には力が入っていないと書いたが、武器数が少ないというのもその一つ。素手, ピストル, トレンチガン(ショットガン)の3種しかなく、プレイ中に入手可能なハンマー, サブマシンガン, ソードオフ(ダブルバレルド)ショットガンを手に入れると下位武器は消えて選択も出来なくなる。さすがに銃器が2種類というのは少な過ぎ。実際には他に2種類用意されているのだがこの2つはシークレット扱い。2つの収集(発見)系アイテムをコンプリートして初めて入手出来るという設定である(個人的には入手していないので性能は未検証)。用意しておきながら限定された人しか使えないというのは勿体ない(評価的にもマイナスの恐れ)と思うのだが、インディーズなので個人的な趣味丸出し、「プレイヤーは全てのシークレットを探し出すまでプレイするものである(orしなければならない)」 といった考えでも悪いとまでは言えない。なお弾薬の方は存在しておらず無限設定である。

 ヘルスを回復するアイテムは存在せず、回復はセーブ地点に居るセーブメイソンにてセーブすれば自動的に行われる。ヘルスのユニットを入手する毎にHPの最高値が100増加。それとバッテリーを入手すればそこに回復ヘルスをチャージ出来る仕組み(HUDの緑色のゲージ)。具体的にはバッテリーの使用キーを押下すると1バッテリー分のチャージがスタートする。ただしチャージ中に武器を発射したり持ち替えたりするとそこでストップしてしまうので注意。セーブメイソンまで行けばこの双方をマックスまで何回でも繰り返し回復可能である(表示上では9個までだがもっと見付けていればちゃんと換算はされるらしい)。セーブ時に完全に回復しないケースでは繰り返せばOK。


 ボス戦をメインに据えており(十数体)、それ等との対戦がクライマックスとなっているのだが問題も有り。ほとんどのボス戦は遮蔽物の無い閉じた狭い空間で行われるアリーナ形式となっている。使用しているエンジンの限界というのも有るのだろうが、複雑なAIを持っているとか、特定の手順を踏んで倒さなければならないといったボスは存在せず、HPが無くなるまで攻撃を続ければ良いという設定。よってボスの攻撃を避けながらサークルストレイフなどで逃げ回って戦うという風に手順は似通った物になってしまいがち。それでも途中まではこちらの武器が弱い, ヘルス&バッテリーが少ないなどもあってリトライが必要だったりと緊張感は保たれており面白さはある。

 しかしこちら側の武器が強化されてヘルス&バッテリーの値も上昇してくると手応えが無くなってくる。サブマシンガンは大分ダメージが上昇するし、ソードオフショットガン+クリムゾンMod(自動追尾)ならば敵の方を向かずに命中させられるので逃げ易くなる。ヘルス&バッテリーも増えているので、必要に応じてチャージしながら逃げ回れば充分に回復も可能(後に幾らでもリチャージ出来るので温存を考えなくても良い)。弾薬無限なので外しても残りを気にする必要は無い等、中盤辺りからリトライ無しでボスを倒せる様になってしまい緊張感が薄れるというのが欠点。現在の難易度をデフォルトにして、プレイ途中でこれよりも上の難易度に変更出来る仕様にするなどが欲しかった。


 一般的な敵に関しては、まず被ダメージ高め。攻撃には直弾もあるので発射前のモーションを見て避けたりも要求されてくる。またドアを開けると即飛び出してくるタイプもいるので注意が必要。など序盤のヘルスが少ない段階では緊張感はあり。一方で開けたエリアでは敵が攻撃して来られない遠距離から撃って先に倒せてしまう, ドア等で引っ掛けて中を攻撃, 火炎放射器を持っている敵を倒して大爆発で巻き込み等が可能。弾薬無限なので気軽に撃てるというのもあるし、クリムゾンModがあればドアの中に向けて撃っていれば自動的に当たるなど、非常に簡単に済ませてしまえる箇所もあったりとバランスは今一つ。特にクリムゾンModはバランスブレイカーと感じられてしまう。



GRAPHICS & SOUND
 GZDoomを使用。グラフィックス設定のプリセット無し。個別の設定項目は非常に多数(何を意味するのかが解らない物も多い)。ウインドウ表示可能。

 2.5D表示で敵などは2Dのスプライトである。レトロなFPSにおいては近代の作品に比べてグラフィックスは非常に粗いので、味は有っても美麗では無い訳だが、Vomitoreumではマップの風景(造形)が奇抜で新鮮であり、また異なるバイオームの種類もそこそこ多いのでそこは見物であって評価も出来る。実際の所は退廃した世界を描くならば高度なグラフィックスの方が理想だが(例えばScornとか)、ほとんどのインディーズでは予算的に無理なので仕方が無い。


 ボリューム調整可○, 3Dサウンド対応, ボイスなし。BGMはアンビエントな物が中心で雰囲気にも合っている。ストーリーが重視されているだけにボイスは有った方が良かった。

BOTTOMLINE
 レトロなFPSを現代に再現した物は多いがこれは特殊タイプ。マップ内の探索、そしてルート探しが一番のメインに位置付けられており、しかもそれが難解。「ここからどうやったら先に進められるのか」, 「○○が必要と言われるがそれはどこに有るのか」など進行に対してのガイド機能が無く、マップ内をアイテムやルート探しに奔走させられる事になる。よって90年台後半の高難度ルート探しFPSを今再びやってみたいという方にはお勧めだが、どこへ行って何をしたら良いのかが明示されないのは嫌という方には100%お勧め出来ない。付け加えると徹底してシークレットを探し出すのが好きという人にも向いている作品である。

 対して戦闘はボス戦メインで構成されており、それ以外の戦闘は淡泊な設定(ゲーム全体で出現する敵の数が少ない)なので終始戦闘をしていたいという人には向かない。ボス戦に関しては本文に問題点も書いたが概ね楽しめる出来にはなっている。

 最後に世界観や景観が特異なので探索して回る事自体は楽しいとは書いておく。


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ヒント&解答


※セーブ&ロード

 このゲームは限定された地点でのセーブ方式を採用しているが、他のエリアでのマニュアルセーブが出来ない訳ではない。ファンクションキーに一般的なFPSでの機能を割り付ける事は可能だし、実際にセーブ&ロードは行える。しかし何時如何なる場所でセーブしても全世界の状況が正確に保存されるのかが保証できない為に、普通のセーブ機能が有効にされていないという可能性は有る。よってこれ等を使うのであれば、途中でフラグ関連がおかしくなって先に進めなくなるというトラブルの発生の危険性を覚悟の上で使用すること。ちなみに個人的には使用していたが特に問題は発生しなかった。

 キーの設定は Full GZDoom options → キー配置変更 → その他 にて行える。どういう風に割り付けるのかは自由だが、スタンダードなやり方だと以下の通り。

 F2 セーブメニュー
 F3 ロードメニュー
 F6 クイックセーブ
 F9 クイックロード



※クイックセーブの履歴数

 クイックセーブを有効にした際に、タイミングが悪い時にセーブしてしまってそれをロードしても続行出来ない、というケースがある。そこで履歴を有効にしてサイクル状態でクイックセーブを更新するという風にも出来る。「その他のオプション」からクイックセーブ間隔をオンにして、間隔クイックセーブ数にてサイクルする履歴の数を指定してやる。指定した数だけのクイックセーブを保持し、自動的に古い物から消えて行く様になる。





 以下ネタバレとなるので一部反転表示。








※水中でのダメージ

 最初のエリアで水中に入ると高ダメージを受けるが、それはこの水が「石化水」だからであり全ての水中でダメージを受ける訳では無い。このタイプの水にはあるアイテムを入手すれば入れる様になる。





※行かれそうな場所が見当たらない

 本文でも書いたが、ロングジャンプが必要な場所やFetal Soulで通れそうな小さいスキマというのは解り易いのだが、ダブルジャンプで段差を登って開けるルートというのは解り難い(単に登れるだけという箇所も多いので)。よって全体マップを参照して行かれそうなエリアがないかを確認するという地道な観察が重要である。

 それと通れるドアのデザインはほとんどが統一されているが、グラフィックスが粗いので保護色の様になって実は存在しているドア(or裂け目なども含む)を見逃したりも起こり得るので注意。






※Sisters of Concubath (ボス)

 個人的には1,2を争う難関という感想。対決が比較的早めから可能というのもあるので、より強くなってから挑むというやり方もあり。ただしこのボスを倒すと良い物をドロップするのでその先は楽になるという大きな利点があり、早目に倒せるならばそれに越した事は無い。


 ヒント: 周囲から攻撃してくる細い方の弾は、動き回って来る太い方にもダメージを与えるので、常に間に挟む様にして動き同士討ちを狙うのが有効となる。





※Sisters of Concubath (ボス) 戦の後に行かれる場所が無い

 4本脚の生物が居るがこれをUseすれば外にテレポートする。再度入る際には逆に外に居るこの生物をUseする。





※ソードオフ(ダブルバレル)ショットガン、サブマシンガンの入手場所

 ソードオフは Sisters of Concubath を倒す。巨大な円形エレベーターを登った先。

 サブマシンガンは Gabriel を倒す。湖の最奥部の部屋。こちらはある程度進めないと到達出来ない。





※Crimson Modの入手

 雪原地域(Azure Kirkyard)でセーブメイソンの隣にNPCのMuldwigが居る場所。その依頼を受けてボスFenrirを倒すとドロップする。





※ライト・ホムンクルスの居場所

 メイソンが居る噴水を中心に多数のドアが円形に存在しているエリア。その中の一つのドアで中の敵を倒すと奥の部屋に有る。

 なおこのホムンクルスは背後から付いてくるので照らすエリアが望みの場所にならないケースも多く、その都度消しては出現させて位置を調整しないとならない。






※ダメージを受ける水中(石化水)に入るには?

 Acid Suitを入手する必要がある。場所は巨大な湖。左右に細い通路が有ってそれぞれに一つ部屋が有るが、その向かって左側の部屋の中。





※高さがあるので水から上がれない

 拳銃(サブマシンガン)のModである石のプラットフォームを作成する機能を使ってそれに乗り脱出する。Modが無いなら不可。





※シークレット武器の入手

 一つはホムンクルスを全て回収するのが条件(全10匹)。これを噴水エリアから石化水の狭い通路を通って行かれる、回収を依頼されたNPCの部屋に届ければMortis Bowを受け取れる。届けた分はテーブル上に並ぶので数の把握は可能。


 もう一つはマップ内のオベリスクを探し出して全て破壊するのが条件(全12個)。達成後に雪が降る森林エリアにてEldritch Annihilatorを受け取れる部屋の扉が開いている。






※エアシップの入り口の鍵はどこに有る?

 シスターズのボス戦を行った円形アリーナから向かう。エレベーター塔の外側からテレポート用のモンスターをUseしてアリーナ内へと戻る。そして反対側に行くと石化水の中に入れる。ただし石化水の中に入るのでAcid Suitは必要。また暗いエリアを進まないとならないのでライトホムンクルスも必須である。

 陸地を進んで行くと地下鉄の駅があり、線路を辿ると例のパネルが有るので撃つ → 赤い壁のエリアを探索するとドア → 内部の敵を倒す → 井戸の様な穴があるので飛び込むという風にして進める。この先のボスを倒せば鍵が手に入る。






※エアシップのクリア後はどうする?

 全体マップを見ると(訪問していないのに地図らしき物が表示されている事から)解り易いのだが、湖の(Acid Suitとは反対側の)部屋の中の扉がクリア後には開いているのでそこからCathedralに入る。





※ラスボス戦

 敵のHPが表示されないのはバグでは無い様で、一定以上のダメージを与えれば勝負は終わってストーリーが続行される。






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