ＴＯＰ ＨＯＭＥ
| ＢＯＴＴＯＭＬＩＮＥ |
［ＰＲＯＳ］ ◎Extended Editionになってボリュームを含めて改善された ◎ロケーションのデザインと景観 ◎敵を停止させる武器を多用するというユニークなプレイ感覚 ◎スピード感 ◎Havok物理エンジンによる派手な破壊が可能 ◎アップグレードが多彩で強化の選択肢が広い ◎RPGのレーザーガイドモード ◎綺麗さの割には軽いグラフィックス ［ＣＯＮＳ］ ×エフェクトが強くて前が良く見えず、それがHUD情報表示にも影響する ×あまりにも爆発物が多く、倒した敵の爆発等による誘爆に巻き込まれてしまう事がある ×レールガンの透過モードが強過ぎる ×敵がロボットだけなのもあって攻撃を当てているという感覚が低目 ×目的の武器を一発で呼び出せない ×ストーリーが理解出来ない まず発売時の評価は普通レベルだが、現在の再発されたEEではボリュームアップや各種改善も図られており、確実に良くなっているという点には留意しておいて欲しい。またデモがプレイ出来るが、そこでのゲーム感は製品版を先に進めた時とは別物なので参考程度に。 弾薬多目, リロード無し, 照準の広がり無し, 武器10種類携帯, ヘルスはアイテム回復等、基本的な設定は昔ながらのアクションFPSに近く、製作サイドでもオールドスクールのFPSを現代のテクノロジーで蘇らせた物だとしている。しかし実際には直接攻撃で真っ向勝負を挑むには敵が強いという設定から、多数用意されている敵をスローダウンさせたり止めたりする攻撃を駆使して対抗するという風になっており、旧来のオールドスクールと比較するとゲーム性は異なる。 敵の攻撃が激しくないエリアならば普通に撃っても戦えるが 直接攻撃ではとても間に合わないエリアが多い。敵を止めては逃げるというケースが多く、それに忙しいのでスピード感は持っているが、旧来のオールドスクールを期待すると裏切られる事になる。その辺が発売時に評価の伸びなかった原因の一つと言えそう。しかしそのユニークなプレイ感覚を気に入る可能性もある訳で、内容説明に抵抗が無ければお勧め出来る作品である。現在ではセールも増えておりかなり安く買えるのもメリット。 向き不向きという点では、Serious SamやPainkillerシリーズと同様のプレイ感覚を“強く”求めるならあまりお勧めは出来ない。難易度Normalであってもああいう風には戦えず、敵の硬さに対する火力の弱さで簡単に押し潰されてしまう。それと突進型のプレイスタイルの方には不向き。アップグレードの進行度合いがプレイをプレイヤーの強さに大きな影響を及ぼす設定で、その為のアップグレード用通貨を探索にて数多く集めないとならないからである（低い難易度でプレイするという対策はあるが）。 |