BOTTOMLINE |
※対戦やスカベンジ等は評価に含んでいません [PROS] ◎各キャンペーンが個性的で変化に富んでいる ◎フィナーレ以外に難しい場所が増えて、チャプター毎の難易度のバランスが良くなった ◎ガントレットクレッシェンドは新たな形の協力を要求していて面白い ◎ゾンビ物には定番の打撃武器が加わった ◎武器の種類が増えて戦闘に面白味が増した ◎SpitterとCharger ◎殴り攻撃の連打制限を筆頭に、籠もり制限の狙いが上手く機能している ◎ゴア表現と流血のエフェクト [CONS] ×巨大なマップが増えており、終盤で失敗を繰り返すとそこまでのやり直しが大変になった ×4種の難易度別の差が極端でバランスが取れていない ×新要素の中には期待外れの物が幾つか含まれている ×botの能力に進化が見られない どれだけ新味を出せるのかが注目された第二弾だが、5つのキャンペーン別の個性化を中心として、新たな特殊感染者や新型クレッシェンド等、十分に合格点を与えられるレベルに達している。まだ未プレイでL4D1とそれ程変わらないのではないかという理由で保留されている方がいるなら、それは誤解だと思うのでこの2もお勧めしたい。 ただし全面的に進化したという訳では無い。武器やアイテムが増えて戦闘能力がアップした事から普通のFPS的なプレイ感が増加している為に、前作での限られた武器を使用して戦うというサバイバルの雰囲気は薄れているのは否めない。それと全体的に明るくなったのもあって雰囲気にも明るさが感じられ、張り詰めた空気感の様なものは1よりも減少している。後は2での新規生存者メンバー4人は悪くはないのだが、キャラクターという点ではやはり1の方が良く出来ているという感想。 逆に1で使える武器類が少ない点を不満に感じていた人にはこちらの方が楽しめると思う。或いはマップ毎の差が小さいと思っていた人には今回はバリエーションが豊富になっているし、キャンペーンが4つしか無くて短いとしていた人もボリューム的には1.5倍位の分量を持っているのがプラスになるだろう。 1を未プレイの人でも、こちらからプレイして特に問題は無い。しかし2を気に入って1に戻った際にはいろいろと不満を感じる面があるかも知れない。なので出来れば先に1からプレイした方が良いだろう。 シングルプレイにはまだ問題が多く、やはりオンラインで人間とチームを組んでやらないと面白さが大幅に低下してしまうのは確か。1と同じでCo-opデビューするには適したタイトルだと思うし、Steamに日本人のコミュニティが存在していたりとまだプレイヤーも多いので、プレイする相手を探し易いゲームでもある。 |