LEFT 4 DEAD 2
11/06/11
新要素 / 特殊感染者
新アイテム / 武器 / AI DIRECTOR
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COMBAT / GRAPHICS
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STEAM
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製作・販売: Valve / Electronic Arts
発売: 2009/11
日本代理店: ズー
概 要 | 前作のヒットに続いて僅か一年のインターバルで発売された続編。販売形態は前作と同じで、基本的にはSteamを介して発売されるが、リテール版もEAからリリースされる。ゲームをプレイする為にはSteamでのオンライン認証が必要。 プラットフォームは前作と同じPC, Xbox 360。その後Macでも発売されている。これはPC版とクロスプラットフォーム。 この作品も大ヒットを記録しており、リテール版でのXbox 360とPCの売り上げ合計は2011/02現在で400万本を突破している。これにはSteamでのダウンロード販売分は含まれていない。 この作品の発表後には、「1へのDLC等のサポートが十分に行われていない状況での新作の発表は許せない」としてボイコット運動も起きた。その他の代表的な抗議内容としては、「L4Dにはまだまだ多くの問題が残っているのに、それへの対応を怠って実は新作を作る方に人を割いていたという事実」, 「L4D2自体がModレベルにしか見えず、それならばL4DへのDLC扱いにすべき」といった件になる。 これに対してValve側のコメントは、「当初は我々も新作を作ろうという意志は無く、制作チームが新しいアイディアについて話し合った結果、あまりにも多くの追加要素が出て来たので、これは新たに続編として制作した方が良いのではないかと判断した」。 この件は発売前には反対派との和解の様な出来事もあって、その後はうやむやな状態で消えた感がある。心配されていたこの2での新規要素やプレイ感の変化はそれなりに在って、新作というイメージは保っているので発売後に抗議運動が再燃する事は無かったが、現在でも1への新規追加コンテンツが十分に出ているとは言い難い。 日本ではズーより日本語版が発売されている。ただし今回も海外版を購入してもSteamの設定を日本語にして起動すればゲーム内の表記も日本語になる。日本語音声は元々収録されていない。 ドイツとオーストラリアでは内容が規制されている。日本版には規制は無い。 *画面への流血付着エフェクト及び、生存者や感染者の体への血痕付着エフェクト無し *部位欠損は無し *感染者は死んだらすぐに煙の様に消える *炎による体の焼損や苦しむ表現はカット *パイプボム等の爆発で倒されてもエフェクトは無し *オーストラリア版では鎮圧部隊の感染者はカット(後に復帰) *下記のオープニングムービーの内容が一部規制されている 上記のDLCではなく完全新作でのリリースという件については、Valveではコンソールにおける追加コンテンツというシステムが自分達の嗜好に合わないという発言もしている。「PCではDLCをリリースした場合、全てのプレイヤーがそれをインストールしているという保証(無料だから)があるのでやり易い。しかしコンソールにおいては、様々なコンテンツをDLCで分割して販売した場合、どのコンテンツをどのプレイヤーが持っているのかが判らなくなる。そうなるとその後の追加要素をどうするのかも考えにくくなる。更にXbox 360ではHDレスのモデルが存在するので、DLCを入手出来ないユーザーも多いという問題がある」。 つまり今回のL4D2の内容を分割して1へのDLCとして販売した場合、全く買わないもいれば好みの物だけ買う人も居るので、所持するコンテンツが人によってバラバラになる。しかし例えばあるDLC武器のコンテンツを持っている人と持っていない人が別れたりすると、その後のゲームのデザイン変更をどうしたら良いのかの判断が困難になる。マルチプレイをする際にも、持っている人といない人がミックスされた際に、持っていない人が一人でも居るならそのDLCは使えなくなるという設定は好ましくない。よってValveとしては全てのユーザーの所持コンテンツをなるべく同じに統一しておきたいと考えているという話。Xbox 360にて全部無料配布にするには(EpicとMSで揉めた件もあった様に)難しいらしいし、専用のネットワークを使うのでDLCのサイズが大きくなると回線帯域の問題も出て来る。 ※オープニングムービー+最初のチャプターのプレイ動画(難易度Normal) |
STORY | 今回のロケーションは米国南部で、スタート地点はジョージア州の港湾都市サバナ。そこからゴールとなるルイジアナ州ニューオーリンズまでの旅となる。時間帯は前作の開始時点の一週間後で、南部にまで広がってきた感染が勃発した直後という所から始まる。 全く別の場所でのストーリーという事で、4人の生存者は全て1とは別人である。 *Coach 太めの巨漢キャラ。サバナに高校のアメフトのコーチで自身も元選手。最年長故にリーダー的な貫禄を持つ。 *Ellis ビール好きの陽気な若きメカニック。お調子者というかシリアスさに欠けており、無駄口や冗談を良く喋る明るいキャラクター。 *Nick 高価なスーツを身にまとう、街から街へと渡り歩いてギャンブルで生計を立てている皮肉屋。当初は他の三人を信用しない態度が目立つが、徐々に言動は変化して行く。 *Rochelle 紅一点の黒人女性キャラ。クリーブランド出身。特ダネスクープの野心に燃えるニュース・キャスターだが、ある日ケーブルTVの取材で、サバナで妙な事件が発生しているのを調べに来て事件に巻き込まれる。 発売前の情報では1とは異なる要素として以下の3点を挙げていたが、実際には導入されたのは3番だけで他はカットされてしまった。 1.ムービーを各キャンペーンの開始前等に挿入して現在の状況を解り易くし、またストーリー性を高めている 2.最初のチャプターは4人が今まさに出会ったという所からスタートする 3.4人は会ったばかりという設定なので団結しておらず、進行に応じて台詞が変化して行く |
PATCH & DEMO |
パッチはSteamなので自動適用。 デモは発売前に期間限定でリリースされていたが、以後はプレイ出来なくなっている。 |
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動作環境 & トラブル |
DirectX 9.0c以上要 メモリの必要量が上がっているだけで基本的には前作と変わりなし。しかし設定を上げた場合の負荷は上がっていると思うので、最高設定にするなら推奨環境以上のマシンが必要である。 コントローラーでの操作に対応。ただXbox 360用には対応しているが、どんなコントローラーでもちゃんと設定出来るのかは不明。 トラブル関連は大量に売れているのもあるのだろうがかなり多い様なので、公式掲示板の現在判明している問題や対策をまとめたBugs / Glitches listが一番の情報源になるだろう。ゲーム自体の問題なのか、Steamの側に問題があるのかがハッキリ切り分け出来ないケースもあるので、いろいろと設定を変えてテストをしてみるしかない。 或いはL4D1のトラブル対策が参考になるかも知れない。Source Engineのトラブルは記事が古いがこちら。 |