<BOTTOMLINE>
[PROS]
◎派手に敵を倒せるシーンが多いので爽快感が高い
◎使用可能な武器やそのアタッチメントが非常に豊富
◎敵の死亡時のアニメーションは物理演算と組み合わされており多彩である
◎マップ単位で武器類を選択可能
◎グラフィックスのレベルは、この手の低予算ゲームとしてはトップクラス
[CONS]
×敵の配置や湧き方が意地悪で、ストレスが溜まる憶えゲーになっている
×サイトを覗いた状態での銃撃感が乏しくて撃っている気がしない
×残虐表現は不必要に大袈裟で滑稽な印象になった
×AIの動きが変に見える事が多い
×ボス戦が単調で詰まらない
×ロケーションやマップの数が少ない
×グラフィックスの設定が解像度以外変更出来ない
×マルチプレイに力が入っていない
敵の吹き飛び方等は派手なので爽快感は高いが、マップの構成は嫌らしい憶えゲーなので、その爽快感を相殺してしまっているのが大きな問題点。率直に言って40点平均という評価は低過ぎると思ったが、$19.99以下へと下がったバリュー価格時点での評価だとしても、せいぜい良く見て60点といったところか。とてもSoFの看板を背負えるようなレベルの作品では無いのは確か。
特に銃撃の感覚を重視する人にはこれは駄目だろう。そういった方はプレイ動画を良く見てから判断するのをお薦めする。本文にも書いたようにサイトを装着しないという手は有るが、サウンド面も合わせると何とかなるといった程度にしか改善はされない。また敵の湧き方や配置の問題から、爽快感を求めて突進型のプレイを好む人にも薦め難い。Normalだとチェックポイントからの繰り返し回数が多くなってストレスになるし、Easyにしてしまうと逆に物足りなくなる。任意セーブを導入するかどうかは難しい問題だが、このゲームについては可能にしていればと思えてしまう。
逆に向いているのは、死に易い設定なので慎重に進めて行くタイプの難易度の高い物が好きな人だろうか。最初から高い難易度にてプレイするのが好みの人には合うかも知れない。後は武器類の選択肢が豊富なので、そういった様々な武器でのプレイを好む人。他には当然シリーズのグロ要素が好きだという人もいると思うが、その辺については今回は微妙である。ゴアの画像は参考として掲載したが、実際のプレイ中の千切れ方の表現も動画を参考にして見ておいた方が良いと思う。
グラフィックスのクオリティは確かに高い。静止画のSSを見ただけならば、もっと良く出来た面白そうなゲームだと勘違いしてしまう位である。これだけの能力があるのならばバリューゲームの依頼は多くなりそうだが、ゲームの内容の方は遥かにクオリティが落ちるので、高額予算のゲームを任せてみようという代理店は現れないかも。
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