<SPELL>

◎SCRYE
 最初から持っている基本的な魔法。これを使うと通常では見ることの出来ないものや、過去にその場所で起きた事項を見たり聞いたりする事が出来る。また暗闇において辺りを照らすというのも重要な能力となる。レベルアップするほど持続時間は長くなる。
 重要な能力としてある種の問題に対する答えを示してくれる場合があり、これを使わない限りはゲームをクリアする事は出来ないようになっている。よって注意深く耳を澄まして「Seeeeee........」「Loooooooooook........」といった効果音を聞き逃さない様にし、その場所ではこれを使って見えない物を映し出さないとならない。ただしこの音はかなり低く小さいので、他の音に消されて聞き逃す場合も有り得る。そこの場合左手に石を持っている状態であれば石は重要な場所では緑色に輝き出す為にすぐに分かるので、進むべき道や解答が見付からない時はこれを使って辺りをよく観察してみよう。

◎ECTOPLASM
 最も基本的な攻撃型魔法で霊気のエネルギーを発射する。霊的な存在に対する魔法という事だが、ほぼ全般的な相手に使用できる汎用型魔法で使用頻度は高い。ただし弾道が揺れ動いて定まらないために相当近距離でも的確に命中させるのは難しく、連続して何発も撃って倒すというやり方になるので時間は掛かるというデメリットがある。

◎INVOKE
 自分が倒した相手を復活させて味方として蘇えらせる魔法。逆に不死の存在を葬り去るという能力も併せ持つ。しかし結構使いにくい魔法で、このゲームでは死体の消えるのが早い為に戦闘継続中には掛ける時間が無いのと、蘇えらせた相手が時間が経つと自分を襲ってくるという危険性がある。またManaの消費量が非常に高いのも大きな欠点。序盤は不死の存在に対しては役に立つものの、中盤以降はそれほど頼る必要も無いという魔法に。

◎DISPEL MAGIC
 魔力を持った存在に対する魔法で、魔法自体や魔界の存在そのものを中和してしまう効果がある。効果のある相手は限定的だが、その分特定のシチュエーションでは非常に有効。魔法のシールドを除去するのにも使える。


◎SHIELD
 自分の前に半透明の盾を作り出す魔法。レベルが上がるほど効果が高まり持続時間も長くなる。通常ならば自爆ダメージが入る武器でも、これを使っていればそれを防ぐのも可能。ただし攻撃により耐久力は減少し、時間が来なくても一定量以上のダメージを受けると粉々に砕け散る。また効果は自分の前方のみであり、背後等からの攻撃には全くの無防備となる。その効果の度合いは自分の目の前の青いシールドで確認できる(物理的なダメージを受けるとひびが入る)のだが、最高レベルになるとかなり色が濃い為に視認性は悪くなるという弊害もある。

◎LIGHTNING
 稲妻を発射する攻撃魔法。レベルを上げる事により効果の増大と、複数の敵に対して同時に当てる事が出来る様になる。ただし発射する瞬間に一瞬間が空くので高速で移動する相手には使いにくい上に、Manaの消費量も高目で連射が出来ない。それとレベルを上げてもあまり効果が上がった様には見えず、それほど使えるという感じではない。

◎SKULL STORM
 最強の攻撃魔法で非常に有用。Lightingよりも遥かに使えるのでこちらのレベルを上げることをお勧めする。スペル発射キーを溜めている間に地中から髑髏を召喚し、離すと同時に敵目掛けて笑い声をあげながら飛んで行って大爆発を起こす。レベルを上げると最大で3個まで召喚可能になる。呼び出すまでに時間が掛かるのが難点だが呼び出した状態で溜めておく事が出来るので、物陰に隠れて召喚して飛び出すと同時に発射する事も出来る。弾速が非常に速くて破壊力も高いだけでなく、Manaの消費量も比較的低いので使い易い。

◎HASTE
 ゲーム中で最も有効な魔法移動速度と攻撃速度を一定時間上げることが可能になる(リロードや魔法の使用間隔は早くならない)。特にRevolverとの併用は破壊力抜群である。Manaの使用量はも少な目で、レベルを上げるほど能力は高まるが、持続時間は最大レベルでもかなり短い。また高速で動く分速い相手には狙いが付け辛くなるので、どちらかというと防御の時に使う方が多くなる。それと移動時に高速になるので広いマップ内を動き回るのに非常に楽だったり、裂け目のジャンプの時に遠くまで跳べる様になるという利点も持つ。ただしShield同様に使用中は緑色の視界になるので視認性は若干悪くなるという欠点も。

◎FLIGHT
 これは特別な魔法で、或る種の別世界に行った時にだけ自動的に使えるようになる。エネルギーの残量分空を飛ぶ事が出来るので、高い所へ飛び上がったり相当な高さから飛び降りたりすることが可能になる。使用にはジャンプキーを押すだけではなく、飛びたい方向へ前進キーを押さないとならないので注意(目標へ視点を向けて前進とジャンプを同時に押すということ)。それと失敗した時は地面に落ちる直前に再度ジャンプを押せばクッションになってダメージを軽減出来る。



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