MULTIPLAY |
マルチプレイが用意されているが、専用のマップでプレイするCoopのみで2つのタイプが存在する。ただしマップによってタイプは決められており、しかも合計で5個しかないのでかなりボリュームとしては少ない。 *Progressive: 制限時間までに目標地点まで到達するのが目的 *Stronghold: 制限時間の間拠点を防衛する 参加は最大で4人までで、4人のキャラクタの中から一人を選択してプレイするようになっている。BagmanならMedipakが無限に使え、Gunnarなら弾数が無制限というようにクラス分けされている。弾薬系はマップ内のアイコンをUseして手に入れるというシステム。 とにかく大量に敵が出て来るというゲーム性であり、あまり時間を掛けて製作されているようには思えない。単純に敵と戦って倒して行くのみという感じになってしまっている。Respawnは可能だが回数には制限があるので、人数と制限時間の設定をその都度上手く合わせないと、緊張感が無くなったり逆に異様に難しくなったりしてしまう危険性がある。 Dedicatedサーバーの機能は持っていないのでGamespyのロビーシステムを使っており、人が集まってから誰かがホストになってプレイを始めるか、建てておいて入って来るのを待つしかない。だが実際の所既に人がいないので、仲間内で集まりでもしないとプレイするのは難しい状態である。プレイの際にはOFFLINEも選択出来るので個人でも遊べるが、一人では難し過ぎて難有り。 |
GRAPHICS |
PC版では解像度も上げられるし、Shadow、Texture Detail、Filtering等設定出来る項目は結構多くなっている。ただ明るさ調整は無し。 コンソール(特にPS2・Xbox)がメインとして製作されたゲームにおいては、PC版のグラフィックのクオリティもそれに合わせられていてあまり良くないというのが定番だが、このゲームについては専用に調整を行っているのか結構レベルは高い。近年リリースのグラフィックに力を入れているPCゲームに比べる事は出来ないが、プレイ前に想像していたよりも遥かに高い水準を保っている。 通常は移植物で欠点となるTextureも粗さが目立つ箇所は然程無いし、文字表示の看板関連もクリアに読む事が可能。煙や砂塵の表現もなかなか良く出来ており、爆発時の衝撃として画面がボヤける効果も含まれている。その他のエフェクトも特に問題が感じられるような物は無い。 インドア系は特筆すべき点は無いが、アウトドアはマップも広くなっており、また巨大建築物なんかも有って壮観(実際に入れるとは限らないが)。グラフィックのクオリティは別にして、広大な野外の表現やNu Earthという世界の雰囲気描写という点では良く出来ている。 全体のアニメーションは普通と思うが、モデリングについてはちょっと弱い。敵のロボットなんかも形状が原始的過ぎると感じる。ダメージで足を引き摺ったり燃やされると暴れたり、タンクを撃たれるとパニックを起こして走り回ったりする表現が用意されているのはプラス。 死体から血は流れない仕様で、撃った時の血の表現も薄い色であまり目立たない。手足が吹き飛ぶというGore表現も無し。 |
SOUND |
3Dサウンドに対応しており、4SPにてちゃんと定位は行われるがあまり明確ではない。それと敵の声はキチンと定位しないようで、方向と距離がよく分からない為にそれを頼りにするという事が出来ず、時には混乱を招く事もあってマイナス点。 BGMは環境音的な物が流されているのみで、あまり印象には残らない。 声優の声は良く出来ていると感じる。埋め込まれたBiochips達も結構喋るので面白い(煩いならOptionであまり喋らないようにも出来る)。 字幕機能有り。 |