ROGUE TROOPER

                                 06/12/09



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製作・販売: Rebellion / Eidos Interactive
発売: 2006/04
日本代理店版: 無し


概  要  英国のコミック出版社2000 ADの人気コミックである”Rogue Trooper”のゲーム化作品。2000 ADはアメコミに対抗する形で1977年に設立されたSF系のコミックを主体とした会社であり、現在はこのゲームを製作したRebellionの傘下に入っている。同社のライセンス・ゲームとしてはJudge Dredd: Dredd vs Death (2003)に続く第二弾となる。PC以外ではPlayStation 2, Xboxで発売されている。

 Rogue Trooperのコンピューター・ゲームとしては初めての物ではなく、15年前の1991年にAmiga, Atari ST用にKrisalis Softwareから同名のゲームが発売された事がある。

 英国に於いてはオリジナルのコミック自体が有名という事もあって話題となっていたが、北米では相当ニュース系の扱いが小さかった作品。発売も英国より遅れてとなったし、またコミック自体が無名なので売れないと考えたのか、価格もPCでは$29.99と最初から安目の設定で販売されている。

 1983年のコミックの最初のエピソードはWEb上で無料で読む事が出来る。

 日本からでも購入可能な大手ダウンロード通販サイトtrygamesよりダウンロード購入も可能。

 私自身は原作コミックについて何も知らないので、ゲーム内の設定がどの程度原作に沿っているのか(原作ファンから見ての出来はどうなのか)は分からない。またゲームの各種システムがこのゲーム用に新たに考えられた物なのか、それとも原作の設定をそのまま持って来て使っているのかといった点も不明である。よって以下のレビューは純粋に一つのゲームとして見た場合の評価となる。

STORY  ゲームの世界ではNortとSoutherという二つの軍による戦争が長期間続いており、舞台となるNu Earthという星はワームホール(長距離移動用のワープポイント)のすぐ近くに存在している為に、どちらの軍にとっても落とせない拠点として激しい戦闘が繰り広げられていた。長い戦争の間には大量の化学兵器が使用された為に地表と大気は汚染されており、人間は防護服に酸素ボンベを持っていないと生活する事が出来ない。

 そんな中Southerの科学者達は遺伝子工学の技術によってGenetic Infantryman(GI)と呼ばれる兵士達の製造に成功する。彼等は青い肌を持ちNu Earthの環境の下でも活動する事が出来るようになっており、またBiochipsに感情を含めた全ての機能をコピー出来るので、肉体が死んでも別の体に移し替えて再生する事も可能な存在である。

 主人公のRogueはこのGIの一人であり、4人チームの部隊のリーダーでもある。彼等を含めた大量のGI兵士はNu Earthへと総攻撃の為に送り込まれるのだが、味方高官の裏切りによって作戦は敵に筒抜けとなっており、逆に待ち伏せに会ってGI軍は大きな被害を被ってしまう。
 Rogueは死亡した3人の隊員の人工知能であるバイオチップを回収して自らの装備に装着し(死亡から60秒以内にチップが機能する装置に移さないと全てのデータは消去されてしまう)、その4人分の能力を活かして単身裏切り者へと復讐を挑むというストーリー。



PATCH

DEMO
 Patchはリリースされていない。デモのリリースも無い。

動作環境
HARDWARE 必要環境 推奨環境
CPU Pentium 4 1.5 GHz Pentium 4 2.0GHz
MEMORY 256MB 512MB
VIDEO VRAM 64MB
v1.1 pixel and vertex shaders
VRAM 128MB
v2.0 pixel and vertex shaders
SOUND DirectX 9.0c-compatible -
対応OS  2000/XP
DirectX 9.0c以上要


 メディアはDVDのみなのでDVD-ROMドライブが必須。サポートするビデオカードのリストは無いが、上記の条件からするとGeforce 3 / Radeon 8500以上が必要となる。GF4 MX系やオンボードの様なHardwareでのShader機能を持たないビデオカード(チップ)で動くのかは不明。



ランダムにフリーズ・クラッシュする
 dual processorsとの相性が悪いという問題が報告されている。ユーティリティを導入するか、シングルコアで動作するように設定するかしてテスト。

パフォーマンスが悪くカクカクと止まる事が多い
 サウンドのドライバが9.0c対応でないと発生する。新しいドライバが出ていないカードの場合にはサウンドのアクセラレーションを段階的に下げる。

クラッシュ後にKernel32.dllエラー表示
 以下の問題に引っ掛かっている可能性がある。http://support.microsoft.com/kb/924867/

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