シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はEasy / Normal / Hardの三種類。プレイ中の変更は出来ないが、ミッション一覧から難易度を変更してプレイ出来るので、変えたければ各ミッションの最初からやり直せば良い。そのミッション一覧からのリプレイでは、クリアした最高難易度と収集アイテムの達成状況を確認する事も出来る。 セーブ&ロード チェックポイントセーブ。一箇所だけを上書きしていく方式で直前以外には戻れない。 OBJECTIVES 全体マップ表示とミニマップ機能を備えており、目標方向の表示も行われるので解り易い。文章による目標&達成状況の確認も可能。 EXTRAS コレクタブルアイテムという名で登場する武器を全て回収する目標が設定されており達成状況が確認可能。またM-Comという敵の偵察装置を探し出して破壊するという探索要素も持つ。ただしPC版には実績機能が無いので達成に特に意味は無い。 英語 マルチランゲージなのでメニュー等は日本語表示。会話は英語固定で日本語字幕が表示される。 |
GAMEPLAY |
全部で13チャプター。難易度Normalで9時間程度。マルチプレイがメインで、且つこのスタイル(CoD系)のゲームとしては結構ボリュームはある方だと言えよう。リプレイ性はある程度持っていると思えるが、その理由は進行のバリエーションというよりも戦闘自体の変化の方で、後に述べるがオブジェクトの破壊要素を持つ為に、使う武器によってかなり戦闘の感覚が異なってくる。 前作は未プレイだが、その前作ではユーモア面を強調した設定に批判的な声も多かったそうで、今回はユーモアは残しながらもよりシリアスな方向へとシフトする事にしたそうだ。その通りにメンバー同士の会話にはユーモアの要素が含まれているが、それ以外は背景設定も含めてシリアス路線である。 Modern Warfare(CoD)シリーズとの比較では、荒唐無稽な設定を真面目&シリアスに扱っているという点は一緒。だがMWがゲーム内でもそのシリアスさを維持しようとダークなトーンを用いているのに対して、こちらはもっと明るく脳天気な雰囲気が強くなっている。同じ大作映画風でも、BFBC2は娯楽作品でMWはドキュメンタリー風という違いあり。 仲間のキャラクタは個性的であり、印象に残る存在となっている。Medal of Honor(2010)の様な顔も思い出せない物に比較して良く出来ていると感じられた。ストーリー自体は単純な物だが、一応後半には意外な展開も待っている。カットシーンはそこそこ多いが、それぞれが短めなので飛ばしたくなる程では無い。 前作でのミッションの単調さを反省して、今回はバラエティに富んだロケーションと設定を用意している。ロケーションの方では世界各地を飛び回り、雪山, ジャングル, 山間部, 市街地, 農村部等と確かに非常に多彩な上に景観としても美しい場所が多い。シチュエーションの方も実に多彩であり、この手のゲームの定番シーンを全て詰め込んでみました的な構成となっている。 ・拠点防衛 ・スナイパーライフルでの味方援護イベント ・拳銃のみでの時間制限射撃イベント ・ロケットランチャー等を使用しての対ヘリ&戦車戦 ・レーザーや特殊デバイスにて空爆支援要請 ・車両の銃座に付いて追っ手を撃破 ・ヘリの銃座から敵を攻撃 ・戦車を操縦しての戦闘 ・車両, ボート, バイクを運転。また同時に搭載兵器での攻撃もあり。 ユニークな設定では、寒さによる震えで銃の狙いが定められない為に、屋内か火のある場所を移動しながら進めないとならないセクションが登場する。時間経過につれて画面周囲が凍り始めて、ほとんど見えないまでに白くなりやがては死んでしまう。 欠点としては最後の方のミッションが凡庸である。具体的には最後の二つが全体の中で一番下の方に来る出来栄えで、やや尻すぼみという終わり方であった。 進行は基本的に一本道。戦闘時に左右ルートを選択可能といった別ルートも少しはあり。。自由度の高いマップは一つだけ存在し、ここでは三箇所の制圧するべき拠点の順番を選択可能。各拠点の難易度が異なるだけではなく、進行につれてプレイヤー側が不利になっていくという設定が付け加えられている点が面白く、変化に富んだミッションとなっている。 移動可能エリアにはそこそこ自由度があるが、戦闘エリアを離れると10秒間のカウントダウンが始まってその間に戻れないとゲームオーバー。注意すべきは車両での移動時で、急坂や崖を降りてショートカットしようとするとこのメッセージが出る事があり、その場合戻れなくなるのでやり直しとなってしまう。 |
BASICS |
*一人称視点固定 *武器は2つを選択して持ち歩ける(ハンドガンも選択肢に含まれる) *照準のサイズは移動&連射で広がり、屈みで小さくなるが、武器によっては変化が生じない物も有る *Meleeはナイフ攻撃 *グレネードは専用キーで投げる方式。フラグの一種類だけで4個まで携帯可能。 *シングルプレイでは使えるガジェットはグレネードランチャーへの切り替えとC4のみ *アイアンサイトが可能 *左右へのリーンやカバーアクションは無い *スタミナの概念無しにスプリント可能だがその速度は遅め *グレネードインジケータあり *被ダメージ時に敵の攻撃方向を表示 *自動回復方式 *マルチプレイとは異なりアーマーやメディキットは登場しない ほとんどのミッションにて所持武器は前の終了時を持ち越し。武器の交換は第一に敵の落とした物と交換。第二にマップ内に予め置いてある物との交換。例えば必要な場所ではロケットランチャーが近くに置いてある。そして味方の投下したサプライコンテナでの交換。プレイ中に初めて新しい武器を入手した際にアンロックのメッセージが画面に出て、それはプレイヤーの武器収集データへと記録されるのだが、そのアンロック済みの武器が全てコンテナ内に表れるというシステム。これはゲームの進行状況には関係が無く、常にプレイヤーのアンロック状況が反映される。よってHardに挑戦する際などは、一度クリア済みならば最初のコンテナからアンロック済みの武器が全て選べるので有利となる。 弾薬はマップ内に有る緑色の補給ボックスに近付けば最大まで補充される。或いはサプライコンテナに近付いても同様で、両方共に補充回数に制限は無い。なおこのゲームでは弾薬数が銃と結び付けられているため、持っているのと同じ武器を拾った場合、その拾った武器に残っていた弾薬数に切り替わってしまうので注意。 ミニマップには弾薬ボックス, 交換用武器の場所, サプライコンテナ等の位置が表示される。武器のアンロック達成を狙うならば交換武器アイコンの場所には行ってみる必要があるが、敵が落とした物を拾うしかないというアンロック武器もある。その他には味方隊員の位置と、発見した敵の位置も表示される。 最初のWWII設定のミッションはチュートリアルを兼ねており、弾無限なのでHUD表示が無かったり、ある地点に到達するまでは可能な動作が制限されていたりする。当時の武器類も以降の現代に移ってからは選択出来なくなる。 |