BASICS |
*携帯する武器数に制限あり *ホイールによる武器切り替えはサポートされていない *照準(命中率)は移動や連射等で変化しない。屈んでも同じ。 *リロードは自動でリロードキーは無い *ズームやアイアンサイトは無し *左右へのリーン動作は無し *Run Modeにおける移動スピードは最近(現在は2011年)のゲームに比較すると速く制限時間も無い *左右移動時に画面が傾く表現が加わる *ジャンプは相当高く飛べるようになっており、高所からの落下ダメージも低い *ヘッドショットは有り。部位ダメージは不明。 ナイフを除くと16種類の武器があり、それらの中から9個を選択して武器スロットに収めて運べるという仕様。一度棄てた武器がすぐ後にまた拾えるとは限らず、武器の選択は相当重要な影響を及ぼす点になっている。しかし初回プレイ時はこの先どんな武器が有利なのかとか、再度先で手に入るのかとかが判らないので、ギャンブルの要素も強くなっていると言えよう。 弾薬は非常に多く、一般的な武器については腐るほど有るので撃ちまくれる。なお上記の武器選択との関連で、共通の弾薬(エネルギー)を使用している武器の場合、必要が無くても他の武器をドロップしてから一度拾う事で、その中の弾薬を得る事が出来る。 HPはアイテム回復方式。ヘルスとアーマー(Ward)で管理され、ヘルスの最大値は300でアーマーは200(キャラクタによって異なる)。一般的なゲームに比較して数値が高いが、それだけダメージも高いという設定。パワーアップアイテムとして、ヘルスを標準上限値の200を超えて+100アップするLife Seedと、同じくアーマーを+100アップするNecrowardが有る。 ヘルスを含めたアイテムは「こんな物の中に?」というくらい色々な物の中に入っているので、基本的に全てのオブジェクトを壊した方が良いのだが、中には爆発する物も有るので注意が必要。それと鉄と木の箱が有って通常は木の箱の方を壊せるようになっているのだが、場所によっては鉄の箱も壊すことが出来る(終盤)。 その他のアイテム類一覧。アイテムはサイクル方式で選択して、アイテム使用キーで実際に使用する。 *プロクシ爆弾 近くを敵が通った際に爆発する。10個まで携帯可能。ALTではすぐ下に落とす。 *リモコン爆弾 最大で10個までを設置して、起爆装置で好きなタイミングで爆破出来る。 *時限爆弾 一分以内の時間を設定してから設置する爆弾。タイミングを計れないが、威力が広範囲で高いという利点を持つ。 *フラッシュライト バッテリー式の懐中電灯。制限時間あり。 *メディキット 携帯式の回復アイテム。ヘルスが100以下の時に残り容量の範囲内で100まで回復をしてくれる。 *暗視ゴーグル 暗闇で視界を確保するアイテム。明るい所では非常に見え辛くなる。 *All-seeing Eye 設置した後に別の場所からカメラの様にしてその場所の映像を見られるアイテム。ただし破壊されるとスロットに戻ってしまう。 *Willpower 30秒間ダメージを95%軽減する。 *Stealth 30秒間敵から見えなくなる。 *Anger 30秒間攻撃力が3倍になる。 (注意) 翻訳間違いなのかどうか判らないが、日本語版マニュアルには間違いや抜けがあるのでそれを以下に記す *リモコン爆弾を爆発させるのはメイン発射ボタンではなくDetonateキーである *メディキットの分量は回復させる事が出来ない *フラッシュライトと暗視ゴーグルは無限には使用出来ない(100から減っていく) |
COMBAT |
4つのチャプターによって大きく設定や難易度が異なるので、難易度Medium(Homicide)での感想について書いておきたい。 チャプター1は最後のボス戦を除けば難易度Easyかと思うほどに簡単である。適当に撃っていれば進めていける程度のバランスで手応えも無い。ところがチャプター2に入ると突然異様に難しくなる。その理由は「ヘルスが手に入りにくくなる」, 「敵が突然出現する事が多くなる」, 「戦い難い場所が多い」といった点。とにかく正攻法で真正面からの撃ち合いに持ち込むとキツく、隠れて遠距離戦に徹しないとならない。 チャプター3ではより敵が強くなるのだが、「自分の側も武器が強力になる」, 「ヘルスが豊富に手に入る」, 「戦い易い場所が多い」といった理由で、むしろ2よりも簡単になるという印象である。しかしここでも同様に直接対決は避けられるならばそうした方が無難。正面からでもやってやれない事はないと思うが、戦わなくても済む場所ではそうした方が楽になる。チャプター4は当然ながら難易度が高い。ここでは倒し方も重要になるので、ヒントの頁にその辺をまとめてある。 FPSの戦闘における難易度には大きく分けると二つの要素が在る。一つは反射神経やエイムの能力といった純粋な戦闘の難易度。もう一つはどうやって戦うのかといった戦術的な難易度である。当時の大抵のアクションFPSでは前者がメインなのだが、このB2では後者が重要視されているのが特徴(個性)になる。正々堂々と敵と戦っていては厳しく、戦い方を考えないとならない。 その理由の一つ目が耐久力の低さ。通常のヘルスの上限は200、特殊なアイテムを使うと300まで上げられる(Calebの場合)。がしかし、とにかくすぐに死んでしまうバランスで、それは敵の攻撃力がハンパではないから。普通のゲームでは200もヘルスがあればそう簡単には死なないものだが、このゲームではほんの2,3秒で御陀仏というのも珍しくない。易しいCH1はともかくとして、真正面から撃ち合ったりするとあっという間にヘルスが減っていってしまう。おそらく同種のゲームに比べて数倍多く死ぬ事になるだろう。 第二が避けられない攻撃。まず銃器による攻撃は目で見て避けられないので、ヘルスが低い際には困った事になる。中でも厄介なのが遠距離からファイヤーボールで攻撃してくる相手で、弾その物は遅いので避けられるのだが爆風の範囲が広い為、本当に遠くまで逃げないととんでもないダメージが入る上に、壁を貫通してダメージが及んだりするので狭い場所での戦闘は非常に厳しくなる。 第三に最も困るのが敵AIの超反応である。普通のFPSにおいては、カバーや廊下の角から飛びだした瞬間に攻撃して、敵に撃たれる前に倒してしまう事で危機的状況でも切り抜けられるチャンスが在る。ところがこのゲームでは、現在の場所にプレイヤーが居るのを敵が知っているかどうかに関わらず、文字通りの意味で飛び出した瞬間に撃たれる。仮に廊下の角であるなら、敵が近くに居れば体が出た瞬間に撃たれる。当然こちらは初めて通るのだから敵が居るのかどうか知る由も無いのに対して、敵の方は瞬間的に反応して攻撃が可能。もし反応速度が0.1秒だったら上手い人なら勝てる可能性があるかも知れないが、0秒で反応されるのではどうしようもない。 つまり飛び出して先制攻撃によりノーダメージで倒すという事が実質不可能である。常識的には不意を突くのはこちらである以上、先制攻撃を仕掛けられるのはこちらの筈なのだがそうなっていない。他にはドアの向こうに敵が居るケースでも同じ事で、まるで開く瞬間を知っていたかのようなタイミングで攻撃される。また多くの敵がテレポートして突然現れたりするので、この時にそちらを見ていないと出現に気付かないという事も良くある。そうなると登場した瞬間の攻撃を避けられないという状態になってしまう。 先にマシンガン等を連射した状態から外へ飛び出すという荒業で被害を最小限に留める事は可能だが、敵が複数いた場合はもうお手上げである。例えば敵兵士が3人いる所へ飛び出した場合、3人を全て一発で仕留めても50や100のダメージは軽く入ってしまう。 従って如何にして倒すかという方に注力しないと突破は困難。そういう観点からするとこのゲームの特徴は以下の様になる。 ・正面から戦闘せずに、ダメージを受けない様な位置や距離からの攻撃を第一に考える ・一度不意討ちにより死んで敵の配置を憶えてから、それに対する対策を考えていく憶えゲーの色が濃い ・対するモンスターに応じた武器選択や攻撃方法が大事 |
戦 術 |
このゲームは簡単な個所は本当に簡単なのだが、難しい所は正面から行くのは自殺行為といえる。そこでどんな戦い方をしていくゲームなのかというのを以下に述べる。 まず基本的な事として、未知のエリアへといきなり飛び出さないというのが重要である。それが面倒という人はクイックセーブを多用して、何回も死にながら敵の配置を憶えるという手段でも良いだろう。曲がり角に来たらまずは音に耳を澄まして、敵が近くにいないかを確認してから前進する様にする。もしも開けたエリアに出たりする場合ならば、辺りを双眼鏡かスナイパーライフルで確認するというのも大事である。ただしそこまでやっても、ある地点を過ぎるとテレポートして出現する敵がいるので完璧とは言えない。 こちらに気付いていない敵を遠方に確認出来る場合はスナイパーライフルで倒すのが基本。そしてこの時に体の一部さえ見えていれば狙撃可能である。何故なら敵は撃たれてもその場から動こうとしない傾向にあるので、死ぬまで撃ち続けて倒せる。敵が近距離でもそっぽを向いている場合は、出て行っても気付かれることはまず無いので思うように料理出来る。ただし派手に撃ちまくると他の敵に気付かれるので、他の敵が周囲にいる場合はやはりスナイパーライフルが確実。固まって存在するのであればナパームランチャーを連続でぶち込んでやるという手もある。 問題となるのは敵が曲がり角の先にいてこちらを向いているケース。角からソロソロと体を出すという動作がやり辛いので、ちょっと失敗すると体が出た瞬間に撃たれる。敵の顔が見える所まで出たら駄目で、また上記のスナイパーライフルでは目の前の壁に当たってしまい具合が悪い。それと敵のAIの関連で、その辺を撃って音で誘き出すという手が使えない。 先に狭いスペースでの戦い方について。もし敵が人間で近くに居て体の一部が確認可能なケースならば、爆弾を投げ付けて倒すという手がある。押さえている時間によって投げる距離を調整できるのでこれを使って壁に投げ付ける。ただし目の前の壁に貼り付けないようにある程度角度をつけないとならないので、本当に近くにいないと効果は無い。もう一つはグレネード弾を使うという方法だが、非常に転がるために狙いが定め難いのと、人間相手に使うのはもったいないというのもある。そこで裏技としてはショットガンによる跳弾を利用するという手もある。敵は攻撃されてもこちらを見付けていないならば反応しないので、時間は掛かるが倒す事が出来る。 敵がモンスターで近くに居て体の一部が確認可能なケース。この場合は爆弾の威力が大して無いので同じ手は使えない。一番効果的なのはデスレイを使う事である。これで角度を計算して壁に反射させて連続で敵に当てるようにすれば無傷で倒せる。ただしこれが手に入るのはCH2のLV4以降でしかもシークレット的な場所に在る(その後はどこに出るのか記憶にない)。或いは本当に狭い場所であればギリギリの角度からをナパームランチャー撃ち込んで爆風で倒すという手もある(ただし眼前の壁に当てると自爆する)。 狭い通路で敵が遠くに居る場合(角度的に敵が視認出来ないケース)。この場合は上記と逆になる。モンスターには直弾系の武器を持つ者がいないので、逃げるスペースさえあれば姿を見せながらヒットアンドアウェイで対処出来る。しかし人間の場合は撃たれた瞬間に当たる武器がほとんどなので、かわすという戦法は取り難い。多少のダメージは覚悟で戦う手もありだが、ヘルスが少ない時には問題がある。ではどうするのかというと、しゃがむという手段が有効である。しゃがんだ状態で角から姿を現した場合、敵は直後に攻撃してくるのは同様なのだが照準を合わせるまでにわずかながらラグがある。そこをついて一発で仕留めるという手段が使える。 広いスペースで遠くに敵が居るケース。敵がこちらに気付かない位遠くにいれば何の問題も無い。ここで言っているのは姿を見せた瞬間に攻撃されるようなシチュエーションで、尚且つ上記の様な対応策が採れない場合である。一番有効なのはThe Orbを使う事。これはほんの少しならば敵の頭部を目掛けて追尾してくれるので、ギリギリの角度で狙うと命中させる事が出来る。なお敵がモンスターであれば飛び出して広いスペースを利用しての戦闘に持ち込んでOK。 ドアの向こうに人間の敵が居るケース。開けた瞬間に撃たれるので、無傷でというのは根本的に難しい。敵がドア近くにいればグレネードを使うという手段があるが、大抵はそういうのは不可能な距離にいる場合が多い。ギリギリ敵が見えるくらいの場所にしゃがんでスナイパーライフルをズームさせておき、ドアを開けると同時に狙うという戦法くらいしかないだろう。 複数の人間の敵が存在するケース。これが一番厄介である。飛び出して攻撃した場合に全部倒すまでに時間が掛かるので、その間に大きなダメージを負ってしまうからだ。飛び出してナパームランチャーを撃ってすぐに引っ込むとか、しゃがんで顔を出して少しずつ倒していくとか、そういった手段でダメージを最小限にする事を考えるしかない。 |