CODE OF HONOR 3
DESPARATE MEASURES
13/08/25
SYSTEM / GAMEPLAY
BOTTOMLINE
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製作・販売: City Interactive
発売: 2009/08
日本代理店: 無し
概 要 | City Interactiveが自社で制作して販売も行っているCode of Honorシリーズの第三作目(今のところ最新作)。シングルプレイ専用でプラットフォームはPCのみ。 ・Code of Honor: The French Foreign Legion (2007) ・Code of Honor 2: Conspiracy Island (2008) ・Code of Honor 3: Desperate Measures (2009) ゲームの主役であるThe French Foreign Legion(フランス外国人部隊)とは、外国人の志願兵により構成されるフランス陸軍の正規所属部隊である(1831年創設)。過去の戦争時に自国民の兵士が多数死亡し兵力の減少が問題となった際に、自国の指揮官の配下に外国人兵士を雇い入れて構成するという形で発足させたのが始まり。現在でも世界各国にて入隊の募集を受け付けている(日本語募集サイト)。 City Interactiveは2002年設立のポーランドのパブリッシャーで、グループ会社として世界各地に拠点と、他に複数のゲーム制作チームをも持っている。初期はPC用に様々なジャンルのゲームを制作&代理店販売していたのだが、2005年から廉価版のFPSを量産する様になりFPSゲーマーには知られる存在となった。 Chrome Engine 2やLithTech Jupiter EXをライセンスして、早いペースでFPSを次々に制作。しかし各作品は「定価は安いがそれなり」という程度で高評価は得られず、むしろ「価格の安さを考慮に入れてもクソゲー」的な扱いを受けている事が多い。以下は多くの作品に共通する特徴。 *シンプルな内容で単調 *2〜3時間程度の短いボリューム *AIをチューニングしておらず動きが変 *グラフィックスエンジンを改造しておらず、ライセンスエンジンの古さもあってグラフィックス面が劣る 以上の様に2009年頃まではFPSゲームの人気が高い東欧市場向けに、西欧のクオリティには敵わないので小規模チームで安い物を作って対抗というスタンスであった。しかし2010年発売のSniper: Ghost Warriorからは世界市場に向けてフルプライスのゲームで勝負という風に姿勢を変えてきており、ここ数年は廉価版FPSの制作はストップしている。それと同時にコンソール市場への進出や、アドベンチャーゲーム等の他ジャンルの代理店として活発な動きを見せるなど大分様変わりしてきている。 CI開発のFPSの販売網は以下の3パターンに分けられるが、英語圏では流通が少なくて購入可能な店がほとんど無かったり、ダウンロード販売のみだったりというケースもある。 1.地元を含めた東欧圏やドイツ・フランス等での販売に留まり英語圏では出ない 2.1に加えて英国では発売される 3.1,2+北米地域でも発売。ただし通常遅れて販売される為に、複数の作品を抱き合わせたセット版も良く見られる。 このCoH3は北米でも単体のリテール版として発売されている。(2013/08)リテール版はもう既にプレスされていないと思われるが、まだ海外通販サイトやebayにてそこそこ見受けられる。現時点では日本のAmazonでも出品者がいるので購入が可能。 ダウンロード版はGamersgate, GamePlanet等で販売中。ただし価格は2013/08時点でまだ定価である。割引販売の履歴はあり。 |
STORY |
フランス外人部隊の一員として世界的なテロ組織の野望を防ぐという物で、宣伝文句やパッケージ文を含めて凝った背景説明等は用意されていない。なおどうやら前2作とは主人公が異なる様である。 |
PATCH & DEMO |
パッチ&デモは無し。 | |||||||||||||||
動作環境 & トラブル |
DirectX 9.0c以上要 おそらくWindows7ならば大丈夫と思われるがWindows8ではどうなのか不明。必要環境自体は発売年比較でも低い部類。 会社のサイトにすらサポートの頁が存在せず、且つ非常にマイナーなゲームなので障害情報関連がほとんど無い。昔は各ゲーム毎のページも存在していたのだが、数年前にデザインが一新されて2010年よりも前のゲームは旧作品の一覧としても見られなくされている。 このゲームはLithTech Jupiter EXをライセンスしているが、このエンジンにて多数のFPSがCIからはリリースされており(同じ必要環境)、よってその中のどれかが動くのならばこれも動く可能性が高い。デモに限ると前作のCode of Honor 2: Conspiracy Islandには存在しているのでこれで試すという手もある(4gamer)。 サポートしているアスペクト比は4:3のみ。他も選べるが「最適化されていない」という注意書き付き。なおメニューからは窓化を選択出来ないので、ウィンドウモードにしてプレイしたければ、 C:\Documents and Settings\All Users\Documents\City Interactive\CODE OF HONOR 3 (XPの場合) の中の settings.cfg をメモ帳等で開き、その中に "+windowed" "1" という行を書き加えて上書き保存してやる。 *北米リテール版は正規DVD認証方式。それとインストールサイズは8GBと同社のFPSにしては大きめ。 *ダウンロード販売のDRMは不明 *コントローラー設定の画面は一応あるが、実質ここからではちゃんとアサインが出来ないようである(外部ツール要) *セーブデータは C:\Documents and Settings\All Users\Documents\City Interactive\CODE OF HONOR 3 の中(XP) 障害発生の場合、LithTech Jupiter EXで御馴染みのランチャーが用意されているので(スタートからプログラムグループを辿るとconfigの名前で用意されている)、ここでムービー, サウンド等をオフにして基本的な切り分けテストが行える。それ以上となると同じエンジンを使っている別会社のゲームのサポート位しか頼れそうな所はない。 |