シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はRecruit / Commando / Fearless / Insane の四種類。Insaneはいずれかの難易度でキャンペーンをクリアするとアンロックされる。 難易度は途中で変更可能だが、死んでチェックポイントからやり直す時か、メインメニューからゲームを再開する時のみ変更出来る。プレイの最中や、生きている状況でチェックポイントからやり直すを選んでも選択肢は表示されない。またチェックポイントからやり直す時にマウスのクリックでは何故か変更が有効にならず、難易度表示の項目をハイライトした状態でEnter押下で選択が可能になる。 セーブ&ロード チェックポイントセーブで一箇所だけを上書きしていく方式。注意点としてCo-opとシングルプレイのセーブが共通なので、モードを切り替えて別のチャプターをプレイするとそこにセーブ位置が変わってしまう。 OBJECTIVES 目的は文章で表示されるが、一度だけで再度参照する事が出来ない。マップ機能や方向ガイド等は無し。ただ進む方向が解らなくなる様な構造ではないのでクリアには問題無いだろう。 EXTRAS Steam実績に対応している。現時点ではDLCのリリースは無し。 英語 字幕機能あり。マルチランゲージなので日本語表示にも出来る。だが誤訳も幾つか存在しており、特にゲーム内チャレンジや実績解除に挑む際には達成条件が理解出来ない物もあるので、英語に戻してプレイした方が良さそう(実績の方は攻略サイトを参照)。なお私の場合は最初に英語でポイントマンをクリアした後に、日本語にしてフェッテルでプレイしている。 |
RANK&CHALLENGE | ||||||||||||||||||
今回はランキングシステムを導入しており、プレイ中に稼いだスコアが加算されて行き、それに応じて上のランクへとレベルアップする事が出来る。スコアは各インターバル(チャプター)をクリアした際のタイムボーナスや難易度ボーナスもあるが、メインとなるのは下で述べるチャレンジの達成スコアである。 スコアとランクはSteam IDに結び付けられており、複数のプロファイルを作って独立したスコアを稼ぐ事は出来ない。またシングルプレイのキャンペーン, キャンペーンCo-op, マルチプレイ(Co-op形式, 対戦形式, オフラインの練習プレイ)の全てに共通となっている。よって先にCo-opをプレイした場合などは、シングルプレイの開始時点でランク1よりも上からのスタートとなったりする事になる。 ランクは1からスタートし最大はランク21。ランクが一つ上がる毎に何等かの能力値が上昇していく。例えば2ではSlow-moの持続時間はマップ内に置いてあるアイテムを発見する事で延ばせたが、今回はスコアを稼いでランクを上げる事で延長させるという方式になっている。
以上の様にランクがアップすると基礎的な能力値が大きく変わる為、特に高難易度に挑戦する際にはスタート時のランクによって差が出る事になる。最高難易度Insaneでのクリアという実績解除を狙いたい人なら、ランクを十分に上げた後の方がずっと楽になる訳だ。 続いてはそのスコアを稼ぐメインの方法となるチャレンジについて。指定された条件を達成すると経験値等のボーナスポイントが貰える「ゲーム内チャレンジ」という要素は特に珍しい物ではないが、このゲームではそのチャレンジがインターバル(チャプター)単位となっているのが特徴。新規でもリプレイでもインターバルをスタートさせた時点でのチャレンジスコアは常にゼロとなり、各チャレンジの達成はインターバルの終了までに行わないとならない。終わった時点で全ての回数カウントはリセットされてしまう。それとチェックポイントでセーブされないとそれまでのスコアは記録されない点にも注意。 例として [Pop Gun] (ピストルで20体の敵を倒す)なら、インターバルの開始から終了までに20体を倒す必要がある。インターバルが終了してしまうと、次のインターバルでのプレイではまたカウントは0からになってしまう。ほとんどのチャレンジはインターバル内での達成は一回のみ可能で、このケースでは20体倒してから更に20体を倒しても2回目はカウントされない。しかし同一インターバルを含めて、通期ではリプレイにて何回でも達成は可能というシステムである。なお中には [The Killer] (死なずに50体を連続して倒す)を達成後に、[Hard Boiled] (死なずに100体を連続して倒す)へとカウントが継続されて進められるチャレンジも有る。 チャレンジはAggression, Tactical, Aptitude, Psychicの4ジャンルに大別されており全78種類。達成回数等の履歴は一覧から参照出来る。全てのチャレンジを一回は達成するという実績もあり。やろうと思えば必ず達成可能という簡単な物も有れば、相当難しいと考えられる物まで様々で、当然難しい物が基本的には高ポイントである。中にはCo-opでないと達成出来ないチャレンジなども含まれている。 高得点を狙うなら計算しながら進めないと難しい。Steam実績には計8個のインターバルに「設定された以上の合計スコアを達成」という物があるので、これを解除したいのならば漠然とやっていては無理であろう。例えば「Xを使って敵をY体倒す」というタイプは多いが、出現する敵の数は限られている為に全てを達成するのは不可能なので、どうやって組み合わせて最大限のスコアを稼ぎ出すかをマップ内の武器出現位置等を考慮しながら進めないとならない。それと「カバーの背後から倒す」とか「スローモー中に倒す」とか、複数のチャレンジ項目にカウントされる物を上手く組み合わせて使う必要も出て来る。 ![]() ![]() ![]() 収集系のチャレンジについて補足。一つは[Alma dolls]で、マップ内に各一体だけ隠されているアルマの人形を見付けるチャレンジ。その位置は最初のインターバル以外は最大5箇所の候補地点の中からランダムに選ばれる方式なので、発見したいならばその候補地点全てを見て回らないとならない。同様に[Psychic Link]はマップ内で霊気のエフェクトを発している死体をUseすれば良いのだが、これもまた常に位置が固定されている物とランダムな物が混じっている。 その他ではマルチプレイのスコア獲得方法はそのモードによって異なり、ソロでの練習モードよりも実際のマルチプレイの方が高得点という設定。ランクとXPはどのカテゴリでも共通だが、キャンペーン, Co-op, マルチプレイのスコアはそれぞれ別に管理されており、リーダーボードでも項目別にランキングを参照する事が出来るようになっている。 |
BASICS |
2人の内のどちらを使うかによって異なる点もあるが、基本的にポイントマンを使った時の仕様。 *一人称視点固定 *武器は同時に2丁持ち運べる *アイアンサイト採用 *照準は移動や連射で広がり、屈みで小さくなる。ショットガンの様に変化の無い武器もある。 *照準が敵に合うと赤色に変わり、これはアイアンサイトでも有効な武器もあり *連射するとリコイルで上に跳ね上がって行く(主にアサルトライフルとSMG) *Melee攻撃はナイフ。またドアをMeleeにて蹴って素早く開ける事も出来る。 *ジャンプ+Meleeで跳び蹴り、スプリント中にMeleeでスライディングキックを繰り出せる *グレネードは専用キーを使って投げる方式。コッキングにて爆発までの時間調整も行える(メーター付き)。 *グレネードインジケータあり *所持武器はインターバル単位でリセットされる *弾薬は個々の武器とセットという設定で、捨てると全てのクリップごと無くなる(その先で同じ武器を拾っても弾薬はその中に入っている数だけ) *スプリントは短時間可能。スタミナメーターは無し。 *敵の攻撃方向表示機能あり *ヘルスは自動回復方式 *これまでとは違いアーマーの概念は無し 大きな変化はカバーシステムの採用。マニュアルカバー方式で、表示が出るオブジェクトの場所でカバーキーを押下するとカバーに張り付く。この状態で普通にズームすると上から体を乗り出すが、左右の端からもリーンの様な形で身を乗り出せるのが特徴。張り付いた状態から後方へと方向キーを押し続けてもカバーから抜けられるが、敵のグレネードを避ける等で急ぎたいケースでは再度カバーキーを押す必要がある。その他張り付いた状態からジャンプキーでカバーを乗り越えるVault動作。近くに他のカバー用のオブジェクトが有る場所では、同じくジャンプキーにてスワットターンを行える。 (Enhanced) Power Armorに乗り込んでの戦闘は今回も健在。ノーマルタイプのPAは左右のキャノン砲とレーザービームを装備。弾数は無限だがオーバーヒートによる停止がある為に延々と連射は不可能。その他にはMelee攻撃やストンプ、それとスプリントも出来る。HPは自動的に回復するが、全て無くなるとプレイヤーを排出してから爆発してしまう。 EPAの方は左右にミニガンと二連装ロケット弾*3を装備。こちらもオーバーヒートの概念と、ロケット弾は再装填までに時間が掛かるという制限を持つ。またエネルギーを使ってシールドを張る事が可能で、その間は防御力が増す代わりにロケット弾は撃てなくなる。このシールドエネルギーはリチャージされるので溜まれば繰り返し使用出来る。こちらはダメージがフルに達するとプレイヤーを排出するところまでは一緒だが、その後自己修復モードに入ってそれが終われば再び乗れるようになっている。弱点は移動速度がかなり遅い点。 操作上で気になった件として、操作キー設定がポイントマン, フェッテル, PAで完全に独立はしていないので、ある操作に同じキーを使いたい際にはその都度キー設定をやり直す必要がある。 |