シ ス テ ム |
難易度 Easy / Normal /Challenging / Veteran /Realisticの5種。プレイ途中の変更は(原則的には)出来ない。難易度は敵AIの攻撃の正確性等のパラメータに影響し、受けるダメージ量は変化しない。Realisticのみはダメージ量が敵同様に増加して死に易くなる。 [参考] devmode(開発者モード)について。ゲームの起動パス(ショートカットを右クリック>プロパティ>リンク先)に、"C:\Program Files\Far Cry\Bin32\FarCry.exe" -devmode (例) の様にして-devmodeを付けて起動すると開発者モードで起動される。このモードでは特殊なコマンド(チート等)を実行可能だが、難易度の変更もここで行える。 もしゲーム進行中に難易度を変更したいという場合、このモードで起動するとNew Gameのメニューにマップ一覧が表示されるので、難易度を指定した後に任意のマップを選べば開始出来る(武器や弾薬数は初期設定が選択される)。なおセーブデータ内にはその時の難易度設定も書き込まれているが、これを変更が可能なのかはテストしていない(コンソールから現在の難易度を知るコマンドが無い)。 AI Auto Balance 難易度選択の画面に存在する設定で、チェックしてONにすると自動的に難易度を調整する。なおこの機能が正常に働くにはV1.1以上が必要である。この機能を製作したプログラマーの解説によると調整の機能は以下の様に働く。 難易度調整は2つの階層から行なわれ、チェックポイント復活回数(※)が上位、下位に個々の戦闘による調整(*)が存在する。 *プレイヤーが戦闘時に敵を倒すのに掛かった時間が早いほど強いと見なされ、時間が掛かるほど弱いと計算される。 *その計算は「実際の撃ち合いに掛かった時間の長さ」に基いて行なわれる。戦闘中でも一時的に隠れて休止している時間は含まれないし、 ステルスで行動している時には影響を受けない。 *プレイヤーが強ければ難易度が徐々に上昇し、弱いと判定されれば難易度は下がって行く *バランス調整はプレイヤーか敵の誰かが死んだ時に初めて(リアルタイムに)変化する。誰も死なない単なる撃ち合いだけでは変化しない。 ※チェックポイント毎に「製作側が意図する再チャレンジ回数」が設定されており、プレイヤーが死を繰り返してその地点からのやり直し回数が この設定回数を超えると難易度の低下が始まる ※この調整機能は戦闘時間によるバランス調整機能よりも上位に位置し、このモードの動作中はどれだけプレイヤーが敵を早く倒しても 決して難易度は上昇しない(下がる方の調整機能しか働かない)。 ※こちらの難易度調整はプレイヤーがクリア出来るまでEasyの設定を超えてでも下がり続ける ※次のチェックポイントに達した時点で設定はクリアされて、休止していた戦闘時間によるバランス調整値が再び働き始める 注意点としてV1.33にて検証した限りでは、このAABの機能のON/OFFはセーブデータには書き込まれていない。New Gameを始める時やセーブデータを読み込む際にメニュー上でチェックが付いているのかどうかで決定される。よってこのボックスのチェックを外した状態でデータを読み込んだ場合、それがONにしてプレイしていた時のセーブデータであってもAABはOFFになる。機能のON/OFFを確認したい場合、コンソールから\ai_autobalance と入れればON(1)、OFF(0)が表示される。同様に値を直接設定する事でリアルタイムでの変更も可能。 SAVE&LOAD チェックポイントのみで任意のセーブはQuicksaveも含めて不可。セーブされる箇所は特定地点では無く、或る程度広がったエリアの何処かに触れた時に行なわれるというケースも有る。なおデッドエンドを防ぐ為に、もしもHPが危うい状態(点滅レベル)でセーブされた場合には、ロードした際にはHPが半分までは回復しているという救済機能を持っている。 OBJECTIVES 現時点での達成目標は一覧で確認可能。またレーダーにて遠距離ならば凡その方向、近距離になれば具体的な位置が確認出来るようになっている。 |
基 本 事 項 |
*視点は一人称固定(Vehicle操作時は切り替え可能) *同時所持可能武器は4個で、タイプに関係なく組み合わせは自由 *Prone, Leanが可能。どちらの姿勢からも撃てる。 *照準のサイズは姿勢で変化する *照準は常に揺れるようになっており、姿勢によって安定度が変る *ズーム視点有り。照準が縮まって正確性が高まる。 *連射でリコイルにより銃身が跳ね上がる *所持武器で移動速度変化(武器を収めて高速移動は出来ない) *スタミナの続く限りスプリント可能 *スタミナの続く限り水中に潜れるが、この間銃は撃てない 姿勢の変更は一般的なFPSと異なっており、Toggle(切り替え)操作を選択した場合にはちょっと注意が必要である。Stance Up/Downの様な操作が無く、Crouch(しゃがみ)とProne(伏せ)の動作が独立して行われる仕様。一例としてProneした状態でCrouchを押すとCrouchになるが、ここから再度Crouchを押した場合には立つのではなくてProneに戻るようになっている。よって最初に立った状態からCrouchしている状態ならば、瞬間的に走って逃げようと思った場合に再度Crouchを押せば立ち上がるのだが、先にProneしてからCrouchに移った場合だと、立とうと思ってCrouchを押すと伏せてしまう。逆に敵に見付かりたくない時に誤って立ち上がってしまう危険性が減るという利点は有る。 体力の管理はHealth・Armorで行なわれ、双方共にマップ内に置いてある物や敵が落とした物を使って回復を行う。携帯は不可。通常の物は常にMAXまで回復してくれるが、敵が落とした物は痛んでおり回復力は低い。 非常に重要な役割を果たすアイテムに特殊な双眼鏡が存在する。24倍までズーム可能で指向性マイクによりその地点の音声まで拾える性能を持つが、最も役立つのが敵の認識機能である。島の兵士達は認識用のチップを体に埋め込んでおり、これを検知してその位置をレーダー上に記録してくれる。この探知は自動であり、プレイヤーが見付けなくても向けた方向に居れば自動的にマークされるという優れ物。一度双眼鏡で捉えた兵士の情報はその後も位置をトラッキングしてくれるので、戦闘中には非常に役に立つ機能となる。またそれだけではなく警戒状態まで緑・黄色・赤の三段階評価で知らせてくれるので、ステルスでの移動中にも便利である。 同様にゲーム中に手に入るアイテムにCryVisionと呼ばれる特殊ゴーグルが有り、これはゲーム内ではNightVisionと呼ばれているが実質は熱探知機能を持ち、敵の姿を浮かび上がらせてくれるようになっている。充電式で常時使用は不可。双眼鏡や武器と組み合わせたりも可能であり、非常に離れた場所に居る敵や、草木で敵が風景に溶け込んで見分けにくい際の戦闘に大変有用である。 |
WEAPON |
武器は4個まで所持可能で、交換する場合にはDropしてから拾わないとならない。弾薬は武器を捨てても保持された状態になるし、持っていない武器の物も拾うようだ。次のマップ内容が分かっていれば切り替え前に最適な武器セットへ持ち替えたりが可能だが、初回プレイ時だと4個の武器の選択は結構難しい。特にSniper Rifle, Rocket Launcher, MP5の様な特殊な武器は、一度捨ててしまうと次に欲しいと思う地点まで手に入らずに無いままで戦わないとならないという危険性も持っている。 Machete 鉈状の現地の巨大なナイフ。ステルスでのKillには最適だがそれ以外には使えず、4個の限定されたスロットを埋める程の物ではない。徹底したステルスを好む人向きか。 Falcon .357 そこそこ正確性が高いのと音が比較的小さいのが利点だが、やはり4個の内の一つを占める程の価値が有るのかとなると疑問符が付く。武器の無い序盤しか使わないだろう。ただし軽いのでMacheteと並んで移動速度が速くなるという利点が有り、これは広大なマップを持ち時には逃げ足の速さが死活問題となるこのゲームではかなり重要な要素なので、その意味合いから持つという意義はある。 M4 Assault Rifle セミオートへの切り替えが可能なアサルトライフル。3種類存在する内で最初に出てくる物であり総合的には弱いが、セミオートにした際の遠距離射撃の正確性は一番高い。Sniper Rifleを持たないのならばアサルトライフルはこれを使うという戦法は有りだろう。 P90 SMG マガジンの弾薬数が50発と多いサブマシンガン。連射速度は非常に速いが集弾性は低く、主に近距離戦で効果を発揮する。インドアの狭いマップでは悪くない武器である。 MP5 SMG サイレンサー付きのサブマシンガン。周囲の仲間に気が付かれないようにして敵を倒すというステルスでの攻撃に役に立つ。セミオートへの切り替え可能。弾当りの破壊力は低いが正確性は高く、持っている時の移動速度も速い方。ステルスが重要なこのゲームでは持っていて役に立つ武器の一つ。ただし真っ向からの戦闘には向かない。 AG36 2番目に登場するアサルトライフルで、二段階のズーム機能を持つ。セミオートへの切り替えは出来ない為に遠距離での正確性は落ちるが、一般的な撃ち合いならばM4よりも正確で威力も高い。モード切替で単発式のGrenade Launcherとなるが、この弾の破壊力(スプラッシュ・ダメージ)はそれ程なく直撃させないと一撃では倒せない敵も多い。 OICW 正確性の高いアサルトライフルで、セミオートには出来ないが連射モードでも十分な正確性を持つ。出来ればより正確性が上がる姿勢を低くした状態にて使いたい。切り替えでHE munitions launcherとなるが、こちらもスプラッシュ・ダメージはあまり期待出来ない。重いのが難点。 Jackhammer Shotgun 10発装填可能なショットガン。近距離では最大の破壊力を誇り、インドアでは強い武器となる。ミュータント系の特定の種類の敵に対して有効な武器となり、それ等が多く登場するシーンでは重要な武器である。 Machinegun 終盤に登場するSAWと思われるマシンガン。連射性が高いがその分正確性に劣る。ただ他のゲームの同武器に比較すると正確性は高い方。特定の敵に対して非常に有効な武器。 Sniper Rifle 超遠距離の狙撃が可能なライフル。スコープの揺れが相当大きいので、伏せて撃たないと安定しないのが欠点。マップによっては極めて重要な役割を果たすが、一方で全く意味の無いマップも有り持ち運ぶべきかは微妙な所。入手も見張り台の敵以外からは普通手に入らないので、一度捨ててしまうと次に手に入るまでに間が空く可能性も有る。 Rocket Launcher 比較的スローな弾を発射するRLで、最大14発まで持つことが出来る。人間タイプならば一発で倒せるしスプラッシュ・ダメージの範囲も大きいが、その代わりにリロードの速度は遅い。非常に長距離であっても真っ直ぐに飛んで行くので、遥か彼方の敵を倒すのにも向いている。ただ役に立つ場面が限定されており、その為に4個の内の1スロットを犠牲にするべきかとなると難しい。持っている敵は限定されるので入手箇所も限定されている。 Grenade系はFragの他にはFlashbangとSmokeが用意されている。これ等は武器を切り替えないでも専用キーで投げられる。ただし投げる距離を調整出来ないので遠くの敵には使えない。 |