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SKILLS
 スキルは全部で27種類存在しており、それぞれがBasic, Advanced, Master, Expertの4段階のレベルを持つ。キャラクターのレベルが一つ上がる毎に、新しいスキルを取るか既存のスキルのレベルを一段階上げるかを選択するシステム。最大でL21なので21回レベルアップを行える計算になる。

 スキルを一覧から自由に取る事は出来ず、ゲーム側が示してきた二つのスキル(新規orアップグレード)からの二択となる。ある程度そのクラスによって出て来るスキルとその順番は決まっており、そこに若干のランダム性が加わっている様だ。クラスによって取れる物と取れない物があるので非常に個性的なキャラクタを製作する事は出来ないが、変なスキルを取ってしまう事を防いでいるとも言える。ただ自由度が低いのはちょっと残念である。

 取れるスキルの数は最大7個までで、既に取っている物を棄てる事は出来ない。その為に初期段階でいろいろと新しい物を取っていると、後半になって出て来る良いスキルを取れなくなる恐れがあるので、早期に7つ全部のスロットを埋めてしまうのは避けた方が良いだろう。

 以下はその中の一部を紹介。

SKILL 特    徴
Converter  ヘルスかアーマーが最大値に達している場合、最大値を超えた分を取るともう一方へとコンバートされてプラスされる。Expertで30%の変換能力。
Psifactor  Arfifacts使用後のクールダウン時間を短縮する
Critical Damage  計算対象のモンスターに対して、初弾1発で倒せる確率が生まれる。Expertで10%。
Evasion  敵の攻撃が一定確率で当たらなくなる 
Learning  経験値の取得ポイントが高まる。Expertで40%。
Extra Ammo  弾薬の所持最大値をアップさせる
Favorite Weapon Handling  好みに設定されている武器の正確性とダメージをアップし、リコイルとリロード時間を短縮する
Fire Resistance  炎によるダメージへの耐性を高める
Over Health  ヘルスを取った時の値を設定値よりも高める
Heavy Weapon Handling  ヘビータイプの武器を持った時の移動速度の低下を抑える。Expertで完全に低下が無くなる。
Resistance  敵の攻撃によって吹き飛ばされたり、照準を揺らされたりする効果を抑える
Fire Weapon Reload  銃弾系の武器の発射間隔を短縮する
Soft Landing  高所からのダメージを低下する。Expertではどんな高さからでもノーダメージとなる。
Soul Hunter  敵を倒した後に数秒間残るソウルを取る事で、短時間の間移動速度がアップする
Stability  武器のリコイルを抑える
Two Handling  武器の両手持ちを可能にする。Mutant以外では対象はショットガンとアサルトライフルのみ。
Vampire  敵に与えたダメージを自らのヘルスに変換する
Vandalism  敵を残酷に殺したり死体を破壊する事で経験値を得る

ARTIFACTS
 プレイヤーは様々な特殊能力を使う事が可能で、それを可能にするアイテムをArfifactsと呼ぶ。スペシャルアビリティ(特殊能力)とでも呼んだ方が適当だと思うのだが、何故かプレイ中に取る必要があるアイテムと同じ名前になっている。

 多数の種類が在るが最大で5個取得可能。L1になった時に最初の物が与えられて、後はほぼ4レベル上がる毎に新しい物が得られるようだ。どの能力を得られるのか、また同じ能力にしてもどの段階で手に入るのかによって、大きくゲームプレイに影響する重要な要素となっている


 ただしプレイヤーは取る物を選択出来ず、どういうシステムになっているのかは以下の一覧の様にいろいろと考えられるが未検証。完全にランダムだと似た能力が重なってしまう恐れがあるし、クラスによって有効だったり意味が薄い物があったりするので、何等かの選択は行われているはずと推測する。

・クラスによって与えられる物も順番も同じ
・クラスによって与えられる5種類は同一だが、入手する順番にはランダム性がある
・クラスによって5種類以上の候補が予め指定されており、その中から5個がランダムに選ばれる
・「性質別にグループ分けされており、その中からランダムに選ばれる」のが5回繰り返される


 それぞれ精神エネルギーを使用して発動させるようになっており、現在のステータスは画面右上に表示される。使用すると精神エネルギーが消費されて、次回の使用はクーダウンされるまで待たないとならない。能力によって必要なエネルギー量は異なり、複数持っている場合には使用可能な物以外はグレーアウトして表示される。クールダウンの時間はスキルによって短縮も可能。


 以下にその特殊能力の一部を紹介。

ARTIFACT 能    力
Time Jumper  時間を現在から5秒間過去へと巻き戻す。オートに設定しておくと、死亡した際に自動的に発動させられる。
Teleporter  指し示した地点にテレポートする。Artifactの回収の際等に威力を発揮する。
Mind Controller  指し示した敵を自分の味方に付ける。敵によっては免疫を持つので効果が無い。
Terminator  指し示した敵を他の敵のターゲットにしてしまう。敵によっては免疫を持つので効果が無い。
Inverted Damage  敵から受けたダメージを自らのヘルスに変換する。その最大値は現在のヘルスのパラメータ値まで。
Time Decelerator  周囲の時間を1/4に遅くする。自分だけは速度低下の影響を受けないが、Arfifactsのタイマーはそのまま。
Invisibility  敵から見えなくなる。その間は攻撃しても気が付かれない。
Mega Damage  与えるダメージを6倍に増加する。ただしボス系には効果無し。
Tele-Killer  指し示したモンスターの位置までテレポートし、そのモンスターをテレフラグによって倒せる
Power Kick  キック攻撃の威力を高める。近接戦で囲まれた際に有効。


WEAPONS
 武器は全部で10種類だが、標準タイプ(Light)の他にヘビータイプとして能力を増した物が用意されており、これがデフォルトの回転ノコギリ以外に存在するので計19種類。ヘビータイプは扱いのスキルを持っていない場合、移動速度が大幅に低下してしまう。


WEAPON 性    能
Circular Saw  近接戦用の回転ノコギリ。威力もさほど高くないので序盤以外はほぼ使用しない。
Assault Rifle  銃撃戦の基本武器。Alternate Fireとしてグレネードを発射出来る。ヘビータイプは威力を増した物。一般的なFPSではメイン武器として良く使われるが、このゲームでは下位武器扱いでしかない。両手持ちにすれば結構使える。
Shotgun  これも定番武器。ヘビータイプはダメージが2倍。ただし接近戦でないと使えないので、後半になるに連れて出番は少なくなる。連射速度アップか両手持ちのスキルが無いと弱い。
Minigun  バレル回転までの待ち時間が無いので使い易い。ヘビータイプはバレルの数が増えておりダメージがアップしている。連射速度が速いのが利点だが、それだけ弾薬の消費も早い。連射時のリコイルも大きめ。
Rocket Launcher  ライトとヘビーでは装填される弾のタイプが異なり別物となる。よって両方が出現するマップでは使い分けも重要に。近距離で使用するとスプラッシュダメージを受けるが、スキルによって低減も出来る。

 ライトタイプではノーマルの他に、Cluster(10発の弾頭を集めた広範囲の敵を倒せる強力弾)とBlind(周囲の敵の視界を一時的に奪う)を切り替え可能。ヘビータイプでは自動追尾, Mercury(高速ロケット), Mega(低速だが破壊力大), Ishar(貫通弾)が使える。
 
Relight Cannon  高速で黄色いレーザー弾を撃ち出すキャノン砲。連射性能でミニガンに劣るが、リコイルが少ないという利点を持つ。ただしこの弾はしばらく壁等を反射して飛び回る為、狭い場所で使うとプレイヤー自身に跳ね返ってきたりするという欠点がある。
Hand Turret  手持ち用に改造されたタレット。高ダメージとなる爆発性の弾を連射可能な強力兵器。ただしあまり登場しない。
Plasmagun  青いプラズマ弾を3発ずつ放つ武器で、見た目に比較してダメージがかなり高い。ロボット系の敵を短時間麻痺させる能力を持つ。即着弾ではないので、高速で動く敵や遠距離戦には向かない。
Electro Gun  強力なダメージの電撃を放つプロトタイプ兵器。ロボット系の敵を短時間麻痺させる能力を持つ。次の弾がチャージされるまでに数秒間の待ちが生じるのが大きな欠点である。スプラッシュダメージもあり近距離では使用が困難。
Mortar  グレネード系の弾を放物線を描いて発射させる兵器で、ダメージだけならゲーム中最強を誇る。ライトとヘビーでは使える弾が異なり、ライトではグレネード, 地雷, 火炎の三種類。ヘビーではDemolition(より威力の高いグレネード), Blocking(触れた敵にダメージを与える壁を作る), Vacuum(周囲の敵にショックウェーブでダメージ), Nuclear(最大のダメージを広範囲に与える)を切り替えて使う。

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