FIRESTARTER
10/12/05
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製作・販売: GSC Game World / Hip Games
発売: 2004/03
日本代理店: Mystix Studios
概 要 | 今やS.T.A.L.K.E.R.シリーズですっかり有名になったウクライナのGSC Game WorldからのFPS。製作期間を通してほぼ8人程度のチームによる開発となっており、会社内でも小規模のプロジェクトとされている。早期に西側の代理店を見付けたかったそうなのだが適わず、かなりの低予算で作られている。 CIS圏の代理店はRussobit-Mで2003/11に発売。北米ではやや遅れてカナダの代理店HIP Gamesからのリリース。発売時から$19.95という価格での発売となっている。なお幾つかの欧州諸国ではリリースされているが、どうやら英国では発売されなかったらしい。 Serious Samのヒットにより注目を集めた当時の東欧勢の中の一つで、Will Rock, Chaser, Chrome, Kreed等と同世代だが、その中でもよりマイナーと言えるかも知れない。Xbox 360への移植の可能性も仄めかしていたが、結局はPCのみでのリリースとなっている。 マルチプレイを含んでいるがLANのみの対応となるので、実質シングルプレイ用のゲームである。 なにしろマイナーなゲームなのでレビュー数も少なく、11レビューの平均で評価の方は53.4%となっている。東欧諸国も探してみたが同様にレビュー自体が少ない。 (左からロシア版, 北米版, 日本版) 元々出荷量が少ないのと英国では発売されていない点。更に代理店のHIP Gamesは2005年に倒産しており、再発版が出ていないのもあって現時点(2010/11)ではかなりレアな存在。プレミアが付く様なゲームでは無いが、AmazonやeBay等でも数が少ない。版権の問題もあるのか、ダウンロード販売を探してみたが見付からなかった。 日本ではMystix Studiosから『ファイヤースターター 日本語版』として発売されている。会社は現在では活動を休止しており、このブランドを設立したシャルラクプラスのサイトにはリンクが残っているが、Mystix Studiosの頁にはアクセス出来ない状態である。検索するとオークションや中古で幾つか引っ掛かるので、欲しい場合には海外を探すよりもこちらの方が早いかも知れない。 |
STORY | 西暦2010年、特殊な筐体に乗り込み電脳空間にジャックインして遊べるFPSゲーム“FireStarter”が人気を博していた。ところがそのゲームのプログラムが凶悪なウイルスにより暴走。その時点で接続されていたプレイヤーは、ライフサポート機構が働く48時間以内にゲームをクリアしないとならない状態に陥ってしまう。 背景説明は詳しくないのだが、オープニングムービーの展開から推測すると以下の様な設定と思われる。 *48時間以内にゲームをクリアしないと死亡する *ただしクリアにチャレンジしてゲームオーバーになると死亡してしまう *誰かがゲームを最後までクリアすれば、ラスボスまで倒した事になってウイルスも死滅する *そこで選ばれた主人公がゲームにチャレンジする事になった |
PATCH & DEMO |
英語版は既にパッチを適用された状態で発売されており、製品版のパッチは存在しない。 デモが存在するが、このデモ用のパッチというのも出ている。また修正済みのアップデート版のデモも同時に出ているので間違えないように。日本だと4Gamerにまだ残っているが、こちらはパッチが適用されていないバージョン。 |
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動作環境 & トラブル |
DirectX 9.0c以上要 Vista以降のOSでの動作は不明だが、これはデモで検証が可能。問題があるとすればCDからのインストール時だろう。なお私の持っている北米版にはコピープロテクトが無く、メディアを入れなくても動作する。 <動作確認> (XP SP3, E6850, MM 4GB, Geforce GTX 260, V197.45, SB X-Fi)で数時間プレイしてみたが問題無く動作する。ただ垂直同期がオフの設定なので現在のPCではfpsが非常に高い数値になるため、メニュー等でカーソルの動きがおかしくなる等の問題が発生するなら、ドライバ等のユーティリティから強制的に同期をオンにしてfpsを抑える必要があるかも知れない。 公式掲示板は生きているが近年の書き込みは無く、トラブル情報はネット上でも集めにくい状況にある。 |