シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はLullaby / Daydream / Sleepless / Cold Sweat / Nightmareの五種類。敵の数とそのアグレッシブさが変化する。ゲーム途中での変更は出来ない。 セーブ&ロード 回数や場所に制限無く行える。クイックセーブもサポート。例外として各エピソード最後のボス戦だけはセーブが出来なくなる。 マップの先頭でオートセーブされるが、死亡時にクリックすると最新のセーブではなくこのオートセーブを読んでしまう。 OBJECTIVES 具体的に目標を示す機能は無いが、スイッチを動作させたりした際に、それにより開いた場所へとカメラが移動して示してくれたりする事はある。それと冒頭の簡単なマップの紹介文は再度参照が可能。進行方向ガイドやマップ機能は持っていない。 EXTRAS 数カ所だけだがジュークボックスを作動させるとKISSの楽曲がかかるようになっている。 英語 ムービーには字幕機能あり。ムービーでの語りはヒントになる事もあるが、英語の理解力は無くてもクリアは可能なゲームである。 |
GAMEPLAY |
ゲームは4つのエピソードから構成されており、どのエピソードからでも自由に始められる。ただしストーリーの理解や難易度構成から、最初のエピソードから順にプレイする事を強くお推奨するという、MS-DOS時代のFPSでポピュラーだったシステムとなる。 1. Water - Starbearer - 紫 2. Earth - Beast King - 緑 3. Air - Celestial - 青 4. Fire - Demon - 赤 各エピソードの構成は上記の通り。なお順番を最後まで選べる訳ではなく、最初に1番からスタートすると後は自動的に順番にプレイされていく。他のエピソードから始めるとどうなるのかは未検証。入手した武器やアイテム類はエピソードが変わると全てリセットされる。全てのエピソードをクリアすると最終世界がアンロックされ、四人の中の誰か一人を選択してその最後のエピソードをプレイする事になる。 それぞれのThe Elderの装備は6種類で、これを全て回収して各エピソードのラスボスを倒せばクリアとなる。(この装備品の6種のアーマーは取り逃す可能性は無い)。装着すると以下の様に能力が変化する(恒久的に適用される)。また入手する度に携帯出来る弾薬の最大量が100ずつ増加して行くというメリットもあり。 *Elder Gauntlets: エピソードの開始時に入手する物で、各人独特の打撃武器を使える様になる *Elder Boots: 走る速度を50%アップさせ、ジャンプの飛距離も伸びる *Elder Belt: ジャンプの高さをアップさせる *Elder Vest: 打撃武器のダメージを2倍に増加 *Elder Plate: HPの最大値を倍の200まで上げる *Elder Mask: HPの最大値を250まで上昇させ、Hawk Eyesの能力を無限に使えるようになる 4つのエピソードは各々4個のチャプターから構成されており、4*4プラス最後の1チャプターで全17チャプター。更にそれ等が数個のマップで区切られており、全マップ数は47個。プレイ時間は4つの各エピソードが3〜4時間程度で合計15時間位掛かった(難易度Sleepless = Normal)。 戦闘面でもそうだが、基本的にシンプルなオールドスタイルのアクションFPSであり、1998年辺りからストーリーを重視して一続きの構成になったFPSがメインになった中で、MS-DOS時代のスタイルへと回帰したような構成になっている。シークレットも多数設けられており、それをカウントする機能を付けて全回収を目指してのプレイも推奨。他にアイテム類をどれだけ集めたかもカウントされる。そしてチャプタークリア時には成績(スコア)表示機能付き。 4つのエピソードの構造や雰囲気の方はちゃんと差別化されており、風景面では最後まで飽きずに楽しめる。サーカスとあるがそれに関連したマップばかりという訳ではなくて、アウトドアを主体にしたチャプターも在るし、近代的な施設が舞台になる設定もある。エピソード内部でも各4つのチャプターが全く同じという設定ではない。この辺の世界の変化は評価出来る点である。 マップの構造もいろいろだが、スタート地点の近くに開かない扉があって、そこを開ける為のキーを奥まで進んで入手し、また戻って来て開けてから先に進む(もしくはゴールインして次に進む)というDOS時代に良く見られたタイプも結構出て来る。出口が最初から見えていて、そこに到達する方法(ルート)を探るという形式も同様。言い換えるとあまり広いマップは出て来ないので、その狭い中でプレイ時間を伸ばそうという、昔と同じ意図が見て取れる。 パズルやルート探しの要素は薄く、進む方向が解らなくなるような事はまず無いだろう。(最初にロックされていた)遠方の扉がスイッチ等で開いたといった解り難い場合にはムービーで開いた箇所が示されるし、敵を全て倒して何かの仕掛けが作動した際には音が鳴るようにもなっている。マップもその多くは広くないので、戻って探索するのも比較的楽な部類。 シークレット探しについては難易度が高い部類。前半戦では特に探そうとはしなかったがそれではあまり獲得出来ないというレベル。後半戦ではもっと積極的に探そうと心掛けたが、シークレットの隠し場所も高度になって行くのでゲーム全体で半分も取得出来ずに終わった。攻略情報等で後で答えを見ても「これはちょっと....」という物も在るし、幾つか探すのを難しくしている要素もある。例えばアーマーを取ってパワーアップするとジャンプ力が上昇して走りながら飛ぶと距離を伸ばせるのだが、ゲーム中にそれが何回も変化するのでどこまで行けるのか感覚が掴み難い, 高所に引っ掛けて通常移動では無理な場所へと到達出来るようになるムチを持っているので、常に上方を注意していないとならない, 落下しないようにジャンプで渡っていかないとならない場所に在る, 時にPainkillerの様なカールジャンプをしないとならない(目の前の障害物を避けて外側へと飛び出してから、空中で姿勢を制御して障害物の向こう側へと着地するジャンプ方法)等がその原因。 一応見えてはいるが到達方法が解らないというシークレットも多いので必死になればある程度は見付けられるが、それを取りに行くとマップを戻った地点に到達せざるを得ないので面倒というのも覚悟しないとならない。(届かない高所に在って、ずっと先に進んだ地点から落ちて来ると入手出来るが、またそこから前に進まないとならなくなる等)。個人的にはちょっと難易度が高過ぎると感じたが、シークレット探しが好きという人には楽しめそうなゲームである。 |
BASICS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*一人称視点固定 *武器の所持制限や移動速度制限は無し *動きながら撃っても照準のサイズや命中率は変化しない *リロードの概念は無し *連射してもリコイルはしない(弾が散る概念はある) *RunとWalkの切り替え可能 *回復は数種類のアイテムを拾って行う *ダメージを軽減出来るアーマーの要素は無い *干渉出来るオブジェクトを指すと照準の色が変化し、また下段のClue Box内に何が出来るのかというアイコンが表示される *敵の近くに来ると照準が赤くなり、内部の輪まで赤くなった状態ならば(ヒットボックスに照準)、正確に敵の体を指していなくても攻撃は当たる *Auto-Aimの設定あり(ジョイスティックをサポート)。マウス操作でも照準の表示方法が変わるが、当たり判定のサイズに変化は無い模様。 *FOVの値を設定可能(ここで掲載しているのは90) *敵のHP表示は“無し”から“全て”まで4段階に表示対象を指定出来る *HUDの表示項目は多段階に増減させられる *Inventryの表示形式を指定出来る 武器は全てのキャラクタに共通な物が2〜5スロットまでの4種。1スロットの近接攻撃武器と、6スロットの最強武器はキャラクタによって異なり、2種*4人で8個。合計で武器数は12種類となる。武器関連の説明はマニュアルにあまり載っていないので簡単なまとめを書いておく。
アイテム関連についてはマニュアルにほとんど説明が無いのは問題点。アイテムとしてカウントされるパンフレットをマップ内で拾うと、それぞれに武器, モンスター, アイテム等の解説が記載されているのだが、探さないと見付からない物も多いので意味が無い。インストールすると攻略本の見本(宣伝)が付いてくるので、コンソールでは一般的な攻略本商法(マニュアルには情報を掲載せず、ゲーム雑誌類にも情報規制を要求して、そういった情報の掲載されている攻略本を売ろうという戦略)という話なのかも知れないが、アイテム数が多いのにその効用を自分で実験・判断しないとならないのはどうかと考える。なので以下に攻略情報等から調べたガイドを掲載しておく。
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