接 続 | |||||||||||||||||||||||||
ゲームのシステム及び知っておくべき基礎知識についてまとめてみる。ただしパッチによって今後もいろいろと仕様が変化する可能性があるのは御了承願いたい。ここでは接続の方法を説明する。 普通のFPSのマルチプレイとは異なる点として、L4Dでは新規に開発されたマッチメイキングのシステムを導入している。その為にサーバーブラウザ機能は付属的な扱いとされており、F12押下でアクセス可能だが表示されるサーバーが全てでは無いといった問題点を持っている。それと入れない場合に表示されるエラーウインドウがブラウザの背後に隠れてしまい、ボタンが押せないので他の操作も出来ないという状態になるケースがある。この場合にはAlt+Tabで作業切り替えして、デスクトップに戻ってから再度ゲームを選ぶと隠れていたメッセージウインドウが出て来る。或いは事前にサーバーブラウザの画面を小さくして端の方に置いておくといった対策が必要。よって基本的にはメニューからプレイするサーバーを選択する方法を使った方が良い。 最初にキャンペーン(Co-op), 対戦, サバイバル, シングルプレイヤーモードの中から、Co-opをするとしてキャンペーンを選択。そうすると更に選択肢が出て来る。対戦モードでも基本的には同じ。 クイックマッチは全てお任せでサーバーに接続する方式。だがどういった基準で選択されるのかが明確ではなく、成績をどの程度参考にしているのかも不明瞭。いきなり難易度の高いサーバーに繋がってしまったりもあるようなのでお勧めは出来ない。 オンラインでプレイは最もノーマルな接続方法で、フィルタで難易度や希望するキャンペーン等の希望条件を指定すると、希望に合致したプレイ中のサーバーや、開始前の集合ロビーが表示される。条件に合ったサーバーやロビーが無い場合には、自分自身で新しくロビーが建てられるようになっている。 ![]() ロビー作成後は、自分がロビーリーダーならばゲームの条件設定を変更可能である。ロビーに集合した参加者の希望をチャットで聞いて、それに応じてキャンペーンの設定を変更すれば良い。 参加者は準備が良ければ“Ready”にチェックを入れて、リーダーは“ゲームスタート”を選択してゲームを始められる。なお人数が揃ってから始めるか、先に開始して人が入って来るのを待つかは自由である。 フレンドと一緒にプレイでは、フレンド登録している人の参加状況一覧が出るので、人員が空いている所から選んで入る。Steamグループサーバーでプレイも同様に、自分が加入しているグループのサーバーを探しに行く。 どうしてもサーバー選択から入りたいのならば、無料提供されているGyaASEを利用した方が良い。条件指定で日本のサーバーのみを選択して表示させる事も可能。サーバー名をクリックすれば直接ゲームが起動されて入る事が出来る。 オンラインでのプレイ経験が少ない人だと自分が参加して迷惑を掛けないかといった心配もあると思うが、Co-opをプレイするのならばそれ程気にする必要は無い。事前にシングルプレイでシステムに慣れておくか、いきなり入るのならば難易度がEasyかNormalのサーバーを選べば良いだろう。Co-opにてちゃんとした連携を求める人はほぼAdvanced以上を選ぶはずなので、Normal以下ならばその辺をうるさく言う人は少ないはず。 勝手に変な方へ行ったりと仲間からはぐれる様な動きをしなければまず問題無い。AI操作のキャラクタよりも戦闘能力が低くても、人間のプレイヤーが入る方が歓迎されるはずである。またフィナーレのチャプターはともかくとして、Normal辺りまでならば一人位慣れていないプレイヤーがいても大勢には影響しない。徐々に慣れて行けば良いだろう。逆に言うと、対戦モードやCo-opのAdvanced以上に基本的な操作も分かっていないのに入ると顰蹙を買う恐れもあるので注意。特に対戦に関しては、Xbox 360版だとマニュアルに簡易解説が掲載されているのだが、PC版はそれが無いのでLeft 4 Dead wiki等の初心者用ガイドを事前に読んでおくのをお勧めする。 Steamのトップメニューのフレンドボタン→フレンドを追加→最近一緒にプレイしたユーザー一覧を開ければ、そこからプロフィールにもアクセスが可能なので、自分に合っていると感じた人にはフレンド申請を行ってみるのも良いだろう。 |
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BASICS | |||||||||||||||||||||||||
◎基本 *使用キャラクタの選択はロビーで行える。先に選んだ人に優先権があるので、特に希望が無いなら他の人が選んでからにする。 *プレイ途中から入る場合には、空いているAIの中の誰かに自動的に割り振られる *プレイヤー名はSteamの設定の中のニックネームから付けられる *常に4人での行動となり、人間操作以外の残りのメンバーはAIが担当する。デフォルトのキャラクタ名ならばそれはAI操作。 *一時抜ける際にはメニューから“休憩”を選択すれば、名前にその表示が付いてAI操作状態になる *TABキーでサーバーとの接続状況、現在のチャプターや難易度が見られる *サーバーの難易度及びキャンペーンの変更、他のプレイヤーをサーバーからKickするといった投票機能を持つ ◎難易度
EasyでのFFは実際のダメージにはならないが回数カウントは行われる。 ◎成功・失敗 *最初と最後を除いては、各チャプターはセーフルームから始まり、次のセーフルームに到達する事で終わる *メンバー全員がゴールとなるセーフルームに逃げ込んで扉を閉めればそのチャプターがクリアとなる *死亡中でゲーム内から消えているメンバーはカウントされない。次のチャプターの開始エリアに復活する。 *ダウンしているメンバーがセーフルーム外に残っている場合にはクリアにはならない(ただし放っておけば死んでしまいクリアになる) *セーフルーム内は絶対安全ではなく、ドアが開いている状態では敵の侵入を防ぐ事は出来ない *最終チャプターはフィナーレと呼ばれ、ここでは救援を呼んでから一定時間無限ラッシュに耐えて、やって来たヘリやボートに逃げ込めばクリア *全員が同時に死亡かダウン状態になると、救出出来るメンバーがいなくなるのでゲームオーバー *メンバーにAIが混じっている際には、人間操作のプレイヤーが全員死亡するとゲームオーバー *ゲームオーバーの場合には、そのチャプターの最初からやり直しとなる(セーブポイントは無い) *チャプターの最後には簡易成績表示、キャンペーンの終了時には細かい総合成績が表示される ◎連携用のインターフェイス *味方の位置は壁を通して青く外形表示されるので、何所に居るのかは何時でも把握出来る *オレンジの外形はボス系の敵に捕まっている, Boomerのゲロを浴びている, ダメージで倒れている際の表示 *アイテム類は指せば自動的に発言で仲間に存在を教えられる *Witch等の位置は指し示せば自動的に発言する *命令指示と感情発言の2種類の発言機能を持ち、それぞれキーを押して出た画面からマウスで言いたい発言を選んでやる プレイが高速なだけにゆっくりと考えている余裕が無いので、仲間を助けようにも今何をするべきかの判断が慣れていない人には難しくなる。そこで目立つヘルプアイコンを用意しており、画面上に大きくアイコンがガイドとして出現して行動の指針になってくれる機能を持つ。 |
死 亡 & 回 復 |
◎メディキット *ダメージの回復用にはメディキットが用意されており、一人が一個を携帯可能 *メディキットは背中に持つので誰が持っているのかは視覚的にも判るし、各人のステータス欄にもマークが表示される *メディキットは4キーで持った状態から、左クリックで自分を回復、右クリックで指しているチームメイトを回復させられる *適用には5秒ほど掛かりその間は動く事が出来ない。完了前に離せばキャンセルされる。或いはその間に打撃攻撃されるとリセットされてしまう。 *他人からの適用を断るには、自分が持っているならメディキットに持ち替えればキャンセルされる *回復量は足りないHPの80%分(HP40の時に適用すると、足りないHP60の80%であるHP48が回復してHP88となる) *持っている物を他人に渡す事は出来ない(所持者が死亡すると落とすのを拾えるだけ) チャプターの開始地点となるセーフルームにはメディキットが人数分の4個置いてある。全員で助け合うのであれば別に誰が持っても良いのだが、一応取るのは一個だけとして、余っている場合にのみ取る方が無難だろう。どういう事かと言うと、チャプター開始時点でヘルスが少ない場合、最初に取った一個でヘルスを回復させて、更にもう一個を取って携帯するという行為が可能である。そうすると誰か取れない人が出てしまうという意味。ただし開始時点でヘルスが十分に有ってメディキットも繰越で持っているという人がいるケースもあるので、この場合には余る事になる。 ◎ピル(鎮痛剤) *ダメージの一時回復にはピルを使用する。一人が一個を携帯可能。 *ピルは5キーで持った状態から、左クリックで自分を回復、右クリックで指しているチームメイトに渡せる *ピルは適用が一瞬なのは利点だが、回復したヘルスの値は時間と共に元に戻ってしまう(ヘルスのバー表示も異なる) *回復量は足りないHPの50%分 *敵からダメージを受けた場合、優先的にノーマルのHPの方が削られるので、ピルでの回復分しか残らないケースが多い *ピルでの回復分はHPが1までは減るが、そのまま自動的に0になる事は無い *HPが少ない状態だと移動速度にも影響するようになっており、緑→黄色→赤の順に低速になる メディキット及びピルがチャプターの何所に置いてあるのかはプレイの度に変化するので、置いて有る場所を憶えておくのは無駄である。チャプター途中の救急箱の位置は常に同じなのでそこでは補給可能だが、中身がどうなるのかは固定では無い。 最後の脱出のシーンなどは救助に来た乗り物に向けて走るスピードが重要となり、既にボロボロで赤状態等だと危険になる。その際にピルが有れば一時的に移動速度を回復出来るので、粘って残しておくという作戦も有効となる。(メディキットは適用に時間が掛かるので、敵に囲まれている状況では使えない)。ただし最後まで粘れずにダウンしてしまうという裏目に出る危険性も持っている。 ![]() ![]() ![]() ◎ダウン(incapacitated) *HPが無くなると地面に倒れてその場から動けなくなる。他人からはオレンジ色表示。HUD上は赤いダウン画像のアイコンとなる。 *倒れた状態から出血タイマーがスタートし、これがゼロになると死亡 *倒れた状態でもハンドガンでの反撃は可能。ただし攻撃を受けると出血メーターが更にその分減って行く。 *他のプレイヤーが近寄って5秒程度USEキーで負傷者を治療をすれば復帰(Revive)出来る *USEキーでの治療は連続で行う必要があり、攻撃されてしまうとリセットされる *ダウンからの復帰時のHPは30となり、またピルでの治療同様に破線状態なので徐々に減って行く *2回目のダウンから復帰すると警告が出て、その状態では画面がモノクロの表示になる *3回目のダウンで即死する *ダウン回数のカウントをリセットするにはメディキットでの治療を行わないとならない 即座にダウンした仲間を復活させようとしても、周囲に敵が残っている状態では治療中に攻撃されてそれが出来ないケースもある。その場合にはまず敵を倒して邪魔されないようにしてから行う。倒れたプレイヤーの出血メーターは確認出来るので、それが多く残っているのならば急ぐ必要は無い。 被ダメージ量が増加してメディキットが少なくなるAdvanced以上の難易度では、ある程度のダウンは覚悟してピルでの一時回復を優先してやり、モノクロ画面になっていよいよ危ないとなったら、そこで初めてメディキットで回復してカウントを0にリセットするというのが定石。一回もダウンしていないのにメディキットを使うのは上位難易度では勿体ないと言える。よってHPが危なくても自分でメディキットを持っている人は温存していたりするので、自分に余裕が無いなら無理に治療してやらなくて良い。ピルを持っているならそれを渡したりすれば良いだろう。 ただし敵の数が多い時などに、治療に時間的な余裕が無くてメディキットを持っているのに使えずダウンしてしまったりと、温存が裏目に出るケースも有り得る。よってダウンした他者を助ける余裕が見付け辛いフィナーレや、生存者が少ない状態で全滅の危険性があるシチュエーションならば、安全重視で治療をしてしまうのも一つの手である。 ◎死亡・復活 *死亡した場合には時間を置いて付近のクローゼット(小部屋)に復活する。外側から誰かに開けてもらうまでは復帰出来ない。 *復活時のHPは50。これは完全な緑状態のヘルスであり、ダウンからの復活とは異なり時間経過で減らない。 *復活時にはメイン武器は基本の物にリセットされてしまう。ハンドガンも一丁に戻る。 *死亡時に持っていたメディキット等は落とした状態になるので、他のメンバーが回収可能 *例外として最後のセーフルーム近くのエリアでは復活が出来ないので、他の生存者がセーフルームに逃げ込んでクリアするまで待つ *フィナーレの最後の救助要請後のシーンでは、死亡してしまうと復活出来ない 死亡者が復活するには、デフォルトで60秒の待ち時間と、チームが死亡地点から一定の距離を離れる必要がある。この場合の距離は必ずしも前方でなくても良い。なお復活には現在のチームから一定の範囲内に、それ用に指定されたクローゼットが必要なので、ケースによっては結構待たされるという可能性もある。また「生存者が少ない, 生存者の状態悪, 難易度高, アウトドア」といった条件が重なると、チームが全滅しないように慎重になるので、チームの移動距離が少なくなって復活する前に数分待つという事もある。 チャプター終了直前に自殺する人がいる(若しくは死にそうな他のプレイヤーを殺す)。これは現在のHPが50以下とか、破線の一時的なヘルスの状態にて、死んでしまった方が次のチャプター開始時にHP50から始められるのでそれを考えての手段。これをどう考えるのかは個人の判断による。 キャンペーンクリアの実績達成には、フィナーレで実際に自分が脱出を成功させないとならない。以前はチームが成功すれば自分がダウンしていてもOKだったのだが、途中で修正されている。 |