シ ス テ ム |
キャンペーン 6個のミッションを順にプレイする形式だが、一度クリアしたミッションは随時リプレイが可能。難易度はCasual, Normal, Expertの三種類で、リプレイ時には自由に選択出来る。 各ミッションの成績は5つの星で評価される。成績の計算方法は攻略本によると以下のようになっているそうだ。 (武器の命中率%)*100 + 倒した敵の数 - 自分の死亡数*10 = Point 例) 命中率30%、100人を倒し、2回死亡なら 0.30*100 + 100 - 2*10 = 30 + 100 - 20 = 110P 0P以上ならば星1個、40P以上ならば星2個。以下80, 135, 150をクリアする毎に星は増えて行く。参考までに好成績を狙うのならば、「武器はライフル系を使ってサブマシンガン系は極力避ける(命中率を上げる為)」、「目的を達成してオートセーブされたら、その最新のセーブ地点を改めてロードしてやり直す(そのまま続けるよりもRespawnした敵の数が増えている)」といったテクニックがForumにて紹介されている。 メダル 合計で6個のメダルが用意されており、成績に応じてアンロックされる。これはExtras項目に含まれるインタビューやゲーム製作過程のムービーのアンロックに関連している。メダルは全部で6個存在し、一つはゲームをクリアすれば与えられる。特別な物としては「ゲーム内に存在する全ての武器を一度は使用する」、「どのミッションでも構わないので一度も死亡せずにクリアする」の2個。他の3個は難易度と関係している。 *Casualの全てのミッションを5つ星でクリア *Normalの全てのミッションを4つ星以上でクリア *Expertの全てのミッションを3つ星以上でクリア なお星の数は上書きされるようになっており、過去に一度でも条件を満たしていれば良いのか、画面上で揃えないと達成されないのかは未確認。 セーブ&ロード チェックポイント方式で目標を達成した際や進行の区切りにおいて自動的にセーブされる。クイックセーブを含めて任意セーブは出来ない。セーブ地点はゲーム全体を通して一箇所のみとなり、任意のチェックポイントに戻ってそこからやり直すのは不可。よってミッションの途中で他のミッションに切り替えると旧セーブ地点は消されてしまう。 OBJECTIVES 各ミッションの開始前にブリーフィングのムービーが流されて、大まかなマップと目標地点が示される。このマップはプレイ中には参照が出来ないので、ここで或る程度地形を憶えておくのは重要となっている。 プレイ中にはミニマップが表示されるが、各オブジェクトの方向や現在地点からの高低のガイドのみとなり全体像は掴み難い。テキストによる達成状況の参照は可能。 |
LANDING |
ゲームは常にC-47 Dakotaからの降下シーンでスタートし、マップ内の任意の地点に降り立つ事が出来るようになっている。死亡した時もこの降下シーンからスタートする事が多いので、ゲーム全体ではそれなりの回数は降下を行うようになる。降下の操作はトレーニングのマップにて練習も可能。 空中での姿勢制御に複雑な操作は必要ではないが、同時に急激に方向を変えたりも難しいので、狙った地点に降り立つには早目にそこに向かって動き出さないと修正が効かなくなる。特に最初の降下シーンは離脱直後に体が動いたり、特別なエフェクトが掛かったりもするので、死亡後のノーマルな降下シーンよりも難しくなる。降下中は武器を使えない上に、敵に攻撃を受ける可能性も持っている。地上への着地方法となるのは以下の三種類。 *Botched Landing "無様"の意味の失敗降下。着地自体からのダメージは受けない。絡まったパラシュートを切り離して銃を構えるまでに4,5秒程度の間が空いてしまうので、敵が近くに居る場所にこれで降りてしまうと不味い事になる(Expertだと銃を出す前に死ぬ可能性も有り)。 *Flared Landing 静かに着地する方法で、武器を取り出すまでに若干の間が空くのみ。基本的に地面に付く1-2秒前にFlareキーを押して減速すればOK(FlareキーはJumpキー)。ただし落下地点が斜面や障害物だったり、降りる直前に左右キーで体を揺すって不安定な状態で降下すると失敗する可能性もある。それと減速動作は数秒しか持続出来ないために、タイミングが早過ぎると落ちる瞬間には元に戻って失敗する。 *Greased Landing 一瞬でパラシュートを切り離す方法で、降りると同時に武器を構えて走り出せる。落下する際の角度を飛行機の着陸の様になるべく斜めに保ち、降りる時に地面ではなく水平方向を見て前進キーを押した状態で着地する。 他に特別な物として敵の頭上に降りて蹴って攻撃する事も可出来る。 各マップにはSkill Dropsと呼ばれる地点が5箇所ずつ用意されている。場所を見付けるのが難しかったり、分かってもそこに降り立つ事が難しかったりする特殊な降下地点であり、そのクリア状況は成績として表示もされる。目印としてはパラシュートが置かれており、基本的にはFlared以上で降りないとならないようだ。また「その地点に降りろ」の意味ではないケースも有る。例えばその場所に在る窓を潜って建物の内部に着地しないとならない等。詳しい達成条件の説明は直接その場所に行くと説明が表示されるようになっている。 |
WEAPON |
所持武器はメインが2丁とピストル。他に手榴弾が三種類という構成。所持武器を降下前に自由に選択出来るというWWII物としては珍しい形式で、ドイツ軍の物でさえ選択が可能である。この選択可能武器はそれまでにプレイヤーが発見して使用している物の中からとなり全部で14種類(対戦車砲の様な特殊武器は除く)。よってリプレイ時には当初は無かった武器を選ぶ事も出来る。 手榴弾はノーマルなタイプの他に、対戦車用として使用可能なGammon Grenadeが用意されている。これ等はコッキングさせて投げる事も可能で、ボタンを押したままの状態でタイマーがカウントされるので、それを目安に投げて空中で爆破させたり出来る。普通に投げて地面を転がる物は敵が逃げてしまう可能性があるが、この方法だと敵が逃げる間も無く倒せるようになる。 一方でこちらに投げられた物については方向と距離(赤くなる)のインジケーターが出て、非常に近い物ならば蹴り返したりも可能である。ただし表示は純粋に距離によって判断されるので、間に障害物が有ったりする場合には爆風の振動で耳がキーンとなってもダメージ自体は入らないというケースもある。 スナイパー・ライフルはズームするほど揺れる仕様。一定時間ならばJumpキーを押すと息を止めてブレを抑えられる。ズーム状態では残り弾数の表示が見えなくなりオートリロードも無いので、マニュアルでズームを解除してからリロードしないとならない。また手榴弾への警告も見えなくなる。 シューティング・ゲームでは初と謳われているのが"True Trigger"というシステム。ゆっくりと引き鉄を引く事で命中率を上げる事が出来るという実銃の発射方法を採り入れた物である。ただしこれはゲームパッドでのプレイの際にしか有効にならない(コンソール版では常にON)。ズームして狙う時に左側のガイドの中心にゲージが来るようにアナログのコントローラーで狙いを付ける方式で、完全にマスターすれば100%の確率で狙撃は成功するようになるが、引き方が滑らかでないとそれだけブレるというようになっている。 武器関連の大きな特徴としては改造要素が組み込まれており、手榴弾を含めた全ての武器は三段階の改造が可能である。当然改造と言ってもWWIIの時代なので大胆な物ではなく、全て実際に戦場で行われていた方法が採用されている。グリップに重りを付けて反動を減らす、マガジン弾数の増加、ガムテープで予備弾薬を銃身に貼り付けてすぐにリロードが出来るようにする、スコープを銃身に取り付ける、手榴弾袋の拡大(所持数増)、切り替えキーで手榴弾を銃身に装着してGrenade Launcherの様に使える、といったもの。 このアップグレード状態はゲームを通して有効であり、武器をゲーム途中に捨ててもそのまま維持されている。途中で武器を拾った場合には、既に達成している改造状態が適用された状態になるという意味。これはリプレイ時も同様で、マップの最初からそれまでの改造が適用された武器を持って始められる。 改造はポイント制となっており、敵を倒す事でその武器の青いゲージが上昇して行って、これが一杯に達すると一つ上のランクへとアップグレードされる仕組み。ポイントを上げるには敵をより多く倒す事が基本となるが、ヘッドショット・短時間内に3人or5人以上の数の敵を連続して倒す・Melee Killといった特別な条件をクリアするとボーナスが付くようになっている。なお達成した瞬間にはスローモーションになってアップグレードの内容を表示し、その間は無敵&弾数無制限状態になる。 |