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シ ス テ ム

キャンペーン
 難易度はDaydream / Insomnia / Nightmare / Traumaの4種類。これまでとは異なり、最初から全ての難易度を選択が可能。また今回は特定の難易度限定のレベルも存在しない。

 一度クリアしたレベルは何回でもリプレイが可能。ただしこのゲームではアンロック状況が現在の難易度での進行と結び付いており、レベルを選択後に自由に難易度を選べるようにはなっていない。現在の難易度でリプレイが可能なだけ。

 難易度を途中で変更する事は出来ない。ただし難易度を変更する際に、それまでに獲得したタロットカードとゴールドは持ち越す事が出来る。例えばInsomniaでクリア後に1-1のセーブデータが出来るので、それを読み込んでからNew Game(Sign the Pact)を選択してやり難易度を指定すれば、持ち越すかどうかを聞いてくるようになっている。キャンペーンの途中でも難易度変更して持ち越しは行えるが、レベルのクリア状況はリセットされてしまう。


セーブ&ロード
 オートセーブにて各レベルの開始前位置(タロット選択画面)を保存。チェックポイントセーブは履歴を10箇所保存。任意の位置でのセーブが自由に可能であり、クイックセーブは履歴を10個まで保存する。


OBJECTIVES
 画面上部のコンパスは最も近い位置に居る敵を指し示す。その位置が上方か下方になるのならば、コンパスの上下の部分がそれに応じて光る。チェックポイントが出ている時には矢印が赤くなってその方向を知らせる。


英語
 字幕の機能は無し。ただしあまり英語を必要とするゲームではない。

WEAPONS
 武器は全部で8種類。武器は全体のセットを丸ごと交換しており旧作の物は登場しない。しかし単にスキンを変えただけというタイプも含まれている。なおキーの設定メニューで見られる武器の名称は明らかに間違っていると思われる物が有るので、それは以下では修正している。

 全ての武器はプライマリーとセカンダリー攻撃を持つが、これは武器個別に入れ替える事も可能。

Weapon Primary Attack Secondary Attack
Razorcube *Cube

 これまでのPainkillerと同じ物。近距離の相手に回転するキューブで切り付ける。使用回数は無限。







*Razors

 キューブを飛ばして敵に当ててダメージを与える。敵に吸い付くようになっており、最終的にこちらに引っ張り飛ばす効果もあり。それが物であれば引っ張って動かせる。

 また地面や何かのオブジェクトに貼り付けてやり、それを敵と武器との間に正確に挟み込むとレーザービームにより大きなダメージを与える事が出来る。ただし当たっていない状態ではレーザーが見えないので、どこに貼り付けたのかが正確に判らないと当てるのは難しい。
Bonegun *Bonegun

 これまでのショットガンと同じ。骨の塊を撃ち出す。連射速度も速く近距離ならば非常に効果的だが、敵を遠くまで飛ばしてしまうのでソウルの回収には不利に働く事もある。




*Petrify

 石化弾。一定時間敵を硬化させる。その間に撃てばバラバラに砕けるので、耐久力を持った敵には非常に効果的。使い所が重要となる武器。

 ただし弾薬は少ない。またこれまでのフリーズとのコンボ攻撃に比較して、これを撃った後にプライマリを撃てるまでの間が長くなったような印象。
Cannon Gun *Cannon

 前作のロケットランチャーと同じ。最大で100発と装填弾数が多い分、一発の破壊力はそれ程でもない。敵のタイプによって大きく効果が変わる武器であり、アーマー系を通してダメージを与えられるのでその系統には使える。
*Rifle

 ライフルとあるがチェインガンの意味。500発の弾を高速で撃ち出す。それ程弾薬はないので敵が多い場所用に温存するのが基本になる。

Magic Crossbow *Crossbow

 BooHのBoltgunとほぼ同じ武器。非常に強力な矢を3本同時に放つ。真っ直ぐに飛ぶので当て易いし、本数も多いのでかなり使える。ズーム機能付き。ダメージを受けないようにして距離を取っての戦闘には重要となる。アーマー系の相手にはやや効果が薄い。  
*Heads

 BooHにおけるHeater。ボール状の爆薬をまとめて撃ち出して広範囲の敵にダメージを与える。弾薬はあまり無い。


 
Screamer *Evileyes

 一番最初に持っている武器だが、ゲーム中の最強兵器。最初のチャプターでは比較的弾が多いが、それ以降はあまり手に入らなくなる。それが難易度に影響している程に破壊力を持つ。

 プライマリでは強力なレーザー光線で敵を焼く。ただし弾の消費速度は早い。
*Screamer

 最大の破壊力を持つ攻撃。見た目は派手ではないが、当たっている敵の周囲が歪む様な効果が加わり、多大なダメージを与えられる。その間は敵は苦しんで攻撃が出来なくなり、また背後の敵にまでその効果は透過する。

 無駄使いをせずに、溜めておいてレベル内の難所で使うようにするのが良いだろう。
Hell Blade *Skulls

 3個に分離する小さなスカルが敵を攻撃する。ある程度は自動追尾の機能あり。それ程ダメージは高くない。

*Blade

 回転する大きな刃物を飛ばす。表示される赤いインジケーターを合わせる事で連続して敵に当てられる。破壊力はあるが、弾薬の消費が激しいので頻繁には使えない。
Ectoplasmer *Green Goo

 緑色の弾薬(液体)を飛ばす。威力は高いが、若干放物線を描いて飛ぶのでそれを計算しないと当たらない。これまでのStakegunとほぼ同じ感覚の武器。

*Ectoplasm

 緑色のスプレーを吹き付ける。相手は動きがスローダウンし、更に当てると倒す事が出来る。弾の消費量が非常に早いのと、素早く敵を倒せる攻撃ではないのであまり使わない。
Egg Bomb *Egg Throw

 敵に張り付く卵型の爆弾。張り付いた後にトリガーが表示され、押すと爆発する。Duke 3Dのパイプボムに近い。

*Egg Trigger

 複数の卵を投げる時に使う。好きな時にプライマリを押すと一気に爆発する。

GRAPHICS
 エンジンはBooHのバージョンとほぼ同じ物だが、テクスチャーのクオリティを上げたり、一部にノーマルマッピングを使用したりと改善を行っている。エフェクト系では大気が揺れて見えるヒートエフェクト等が多用されており、吹雪の効果とかもなかなか綺麗だ。エンジンがほぼそのままという事からあまり期待はしていなかったが、予想よりも頑張っているという印象。2007年発売の他のゲームと比べるのは酷だが、BooHに比べると改良が成されているのが見て取れる点は評価出来る。

 パフォーマンスについてはこれまでよりも重くなってはいるが、2007年のFPSゲームの中では負荷は低い方だろう。グラフィックスの設定類も変化は無い。

 ワイドスクリーンに対応しているが、単に画面の上下をカットしているだけと問題あり。4:3の表示よりも視界が狭くなる。

SOUND
 サウンド系はシステムも変わっていない。だが大きな問題とされている点が2つ。

 一つはハードロック調で人気が高かったBGMは、今回は大人しい物が中心になってしまっている。発売前には同じ様に派手な物が多くなると宣言されていただけに抗議の声が出ている。個人的にもこれは残念。

 それと主人公がDukeやSamの様にプレイ中によく喋る。それが煩わしいという声が多い。こちらは個人的にはそれ程気にはならなかったが、消したければPowermadを使えばその音声だけをOFFに出来る。

MULTIPLAYER
 オリジナル版のバグ修正を行っており、バージョンが異なるので本編のマルチプレイとの互換性は無い。

 私の持っているのは欧州版だが、CDキー無しでそのまま接続が可能。

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