GRAPHICS |
使用しているエンジンは自社製作の物。プラットフォームに応じてチューニングされているそうだが、おそらくはRenderwareの様なミドルウェアで、或る程度共通化して製作を行えるようなツールと思われる。 メインがPS2なだけにグラフィックス面はハッキリ言って弱い。これは現在(2007/07)から見てというだけではなく、発売当時のPCゲームとの比較に於いてもそうである。未来設定でSF武器等による特殊効果が多いだけにエフェクト系は良く出来ている面も有るのだが、テクスチャの質は相当粗いという感じだし、銃のモデリングなども重量感が感じられずゴムやプラスチックで出来たオモチャの様な印象を受ける。キャラクタのモデリングも同様に低ポリゴンである。そんな中でアニメーションのパターンは豊富という感じはする。 グラフィックス系の設定は全て事前にSetupから設定しないとならない。最大で1600*1200まででアスペクト比は4:3のみ。影のON/OFFやフィルタリングの設定は可能だが、アンチエイリアスの設定は含まれていない。 |
SOUND |
3Dサウンドに対応しておらず、この時代のFPSゲームとしては寂しい感は否めない。銃器のサウンド系にはバラツキが多いが、総合的にはあまり上質とは言えないレベルである。特にPC用にリファインしているとは思えない。 BGMは結構良く出来ている。 字幕表示は可能。 |
MULTIPLAYER |
最大人数は16人まで。Deathmatch, Team Deathmatch, CTF, Assault, Hunterといった9種類のモードが用意されている。 クラス制を採用しており、クラスによってAUGを含めて異なった装備を使うようになっている。クラスはGrunt, Scout, Heavy, Sniper, Berserker, Agentの6つ。ハッキングの要素が重要視されているのも一つの特徴。 私はプレイしていないので内容については詳しくは分からない。PC版では人気が出ていたという話は聞かないし、現在では10人程度しか人は残っていない様だ。ランキングシステムを採用している関係上Eidosにアカウントを作成しないとならないという点で敷居が高かったのと、パッチが結局中止されてしまったというのも響いたと思われる。 |