PROJECT: SNOWBLIND

                                  07/07/05



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製作・販売: Crystal Dynamics / Eidos Interactive
発売: 2005/03
日本代理店: 無し




概  要  発表当初はDeus Ex: Clan Warsというタイトルだったが途中で改名された。この旧タイトルからも分かるようにDeus Ex, Deus Ex: Invisible Warといったゲームの世界設定(ストーリーでは無く)を背景にした作品で、Deus Exの様な人体改造技術が実現されていたらという、本編の別世界物とでもいうべき位置付けとなっている。ゲーム性もFPS/RPGのハイブリッドではなく、アクションFPSとしてデザインされている。

 製作はEidosの内部製作会社のCrystal Dynamicsが担当。既に解体されたIon StromのDXIWの製作チームからも、一部このゲームの製作に加わっている。メインのプラットフォームはPS2で、他にPCとXboxでも発売されている。コンソール版の評価に比べるとPC版の方は今一つであり、パッチの製作が途中でキャンセルされた点から推測すると、売れ行き的にはあまり芳しくなかったようだ。

 現在は英国のMastertronicからPC Gamer Labelの一つとして廉価版再発されている。またSteamにてEidosのラインアップからも購入が可能である。

 
STORY  ゲームの舞台は2065年の香港。General Yan Lo率いる組織Republic(ボカしているが中国の事)が香港に侵攻し、国を支配下に治めるべく攻撃を開始していた。これに対して世界的な平和維持組織であるLiberty Coalition Armyも兵を派遣してこれを迎え撃つ事になり、主人公のNathan Frostもその一員として現地に赴く。

 彼は着任直後の戦闘において大怪我を負ってしまい死に掛けるが、人体改造技術の実験台として改造手術を施されてBio-Augmentation Soldierとして生まれ変わり、仲間達と共にRepublicの企むProject: Snowblindの阻止に向けて戦って行く。

 ちなみに"Snowblind"とは強力な電磁波の影響によって電子機器類が使用不可能な状態になる事を指す。



PATCH

DEMO
 パッチは存在しない。要望は多かったのだが、途中で製作中止のアナウンスが行なわれてキャンセルされている。


 シングルプレイ用のデモ有り。

動作環境

トラブル
HARDWARE 必要環境 推奨環境
CPU Pentium IV 1.5GHz Pentium IV 2.4GHz
MEMORY 256 MB 512MB
VIDEO VRAM 64MB with Pixel Shader 1.1対応
GeForce 3Ti, Radeon 8500以上
VRAM 128MB with Pixel Shader 2.0対応
SOUND DirectX 9 互換 同左
対応OS  2000/XP
DirectX 9.0c以上要


 DVDドライブ要(北米版もDVD)。GeForce 4MXを含めてハードウェアでのShader処理に対応していないビデオカードはサポート外となっている。オンボード系のビデオチップでも、同じ様にShader機能は持っているがハードウェアでの処理ではない物も多いので注意。


 セーフモードは持っていないが、トラブルの際にSetupを起動して各種オプションを下げたり切ったりしてテストは可能。

 Nvidiaの(当時の)新しいドライバとの相性が悪く、ゲームが落ちてしまうというトラブルが報告されているが、これは現在(2007/07)でも治っていないようだ。プレイした当時もプレイ時間の短い割には結構落ちる事が多かった(5,6回位)のを記憶している。この問題にはSetupを起動して"Enable Fullscreen Effects"のチェックを外せば安定するとあるが、それをせざるを得ない程には落ちなかったので最後までONで押し切った。

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