シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はEasy / Normal / Hardの三種類。チート用のメニューから更に上の難易度“Director's Cut”をアンロックも出来る。アンロックしたマップは難易度を指定してリプレイ出来るので、ゲーム途中での難易度の変更はマップ単位でならば可能だが、アンロックした時の難易度以下しか選べないという制限あり。(Normalでのプレイ中にHardには変更出来ない)。 セーブ&ロード マップ単位でのセーブとなり、チェックポイントも無し。ただしマップ自体がそれ程広くないので、実質チェックポイント方式と同じと考えて良い。任意の箇所でのセーブ機能は無し。プロファイル単位で管理される。 “Continue”の機能が無く、現在までに進めている所から即座に始められるようにはなっていない。再開する場合にはまずチャプターを選択。その後その中のマップを指定して始めないとならない。 OBJECTIVES テキストにて進行状況の確認が可能。マップ表示や目標方向をガイドするシステムは存在しない。 EXTRAS プロファイル毎にアンロック機能を持ち、進行に応じてコンセプトアートやムービー類がアンロックされて行く。チートメニューも持っており、様々なチートを入力可能。なおこのチートコマンド類はアンロックされる訳では無いようだ。 英語 字幕の表示機能は無い。クリアの為に英語力は特に必要が無いレベル。 |
GRAPHICS |
制作エンジンはRF1の物をアップグレードした自社開発エンジン。PS2版に比較してPC版はテクスチャの質をアップ、フレームレートの向上が成されている。 Geo-Modを実現している以外には特筆すべき点は無く、2003年発売のゲームの中で勝負するには厳しいというレベル。特にライティングや影描画がかなり単純で、光源から照らされているように見えないのでリアリティが感じられない。テクスチャもシンプルな物が多くて、のっぺりとした平面的なグラフィックスになっている。あくまでもPS2版をベースに軽さにこだわったという事で、当時のPCのグラフィックス能力を引き出すような設計になっていない。 設定は起動前のランチャーでのみ可能で、設定項目も3種類だけと少ない。 解像度は2048*1563まででワイド画面対応。FSAA無し。 |
SOUND |
MSSを使用しておりEAX用のコンポーネントは入っているが、私の環境では3Dサウンドにはならない。プレイした当時のAudigy2と現在のX-Fiの両方とも単なる2ch再生。オプションにはその辺の設定は無い。ドライバの問題なのか、或いはライセンスした基本構成をそのままファイルとして持ってるだけで、EAXは使っていないのかも知れない。 銃器系のサウンドには不満が残る。また破壊をテーマにしている割には、その際のサウンドが迫力不足。 |
MULTIPLAYER |
他機種では画面分割方式で4人までのマルチプレイに対応だが、PC版はそれすら無くてbotを入れてのオフラインでの疑似マルチプレイしかサポートされていない。オンラインのマルチプレイは全機種無し。 モードはDeathmatch, TDM, Capture The Flag, Bagman, Team Arena。Bagmanはマップ内に置かれている鞄を奪い合うもの。PC版は参加人数が6人までと拡張はされている。 PC版にオンラインのマルチプレイが入っていない点については、その代わりに60個近い大量のマップや、botの能力をカスタマイズして登録しておけるといった機能を挙げているが、それでは到底埋め合わせになるとは思えない。エンジンの仕様変更によってオンライン対戦が技術的に困難になったのか、後発のPC用にわざわざ開発するのは面倒なので止めたという事なのか不明である。 RF1のマルチプレイが長い間人気があったのは、Geo-Modによる破壊をマルチプレイでもサポートしているからというのが大きかった訳だが、RF2におけるbotは意図的にオブジェクトを破壊しないので、そうなると他のFPSのbotmatchと変わらなくなってしまう。 |