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シ ス テ ム

キャンペーン
 難易度 Easy / Normal / Hardの三種類。途中での変更は出来ない。各チャプターはクリア後に難易度を変更してリプレイ可能。


セーブ&ロード
 チェックポイント方式で任意の場所でのセーブは出来ない。セーブスロットは一つだけで常にそれが上書きされて行く方式となり、任意のチェックポイントへと戻る事は出来ない。このセーブ機能はOFFにする事も出来る。


OBJECTIVES
 目標は個別に項目として記載されて達成状況を確認する方式。方向ガイドやマップ機能は持たない。

EXTRAS
 PC版には実績は無し。

英語
 字幕機能有り。内容が分からなくてもクリアには問題は無いと思うが、登場人物も結構いるので会話を無視すると内容が分かりにくいと思われる。


GRAPHICS
 これまでにも使われてきた自社開発のAsura Engineを使っている。設定可能項目がほとんど無いようなPC版軽視の物に比べると、数はそれ程無いが影やフィルタリング等の設定がちゃんと用意されている。ワイド画面にも対応。

 影の描写は自分自身の影も表示されたりという細かい面を持つが、ダイナミックなライティングは全てではなく一部のオブジェクトやキャラクタだけが対象のようだ。毒ガスで画面が歪んだりの効果は持つが、衝撃時のモーションブラーの様な効果は持っていない。他はそれ程目に付く様な部分はなくエフェクト系は地味で弱い箇所となる。

 ゴアの表現は前作と同様に力を入れているようで、四肢や首が千切れている死体が数多く転がっているし、中には内臓や骨が露出している死体もある。下半身が吹き飛んだ米兵が上半身だけで地面を這って逃げていたり、ベトコンの拷問等で残忍に殺された死体が磔にされていたりという残虐性も含まれている。

 攻撃で頭部が部分的に破損したりする様な表現もあり。出血もかなり派手な部類。ただし転がっている死体のモデルが少ないので、やたらと同じ格好で死んでいる者が目に付いて、その点では気持ち悪さは半減している。




 ベトナム物となるとジャングルが定番だが、ほとんどそういった草木の大量に茂る場所は存在せず、そこそこ茂っているという程度。一応草木が風に揺れるアニメーションは実現されているが、周囲のオブジェクトと重なったりと描写は簡略化されている。

 キャラクタのモデリングは種類がそれ程無く、似た者が使い回しされている。アニメーションもちょっと不自然な面あり。

 総合的には酷いというレベルでは無いのだが、2009年に出る物としては平均以下なのは間違いない。

SOUND
 設定は無いが3Dサウンドに対応しており定位感も良い。感染者の呻き声が周囲から聞こえてきたりするのは効果的である。しかし全体的に音数が少なく、折角の3Dサウンドが活かされていない。敵が走り寄ってくる足音も無いので、背後からの接近には気が付けない等面白味が出ていない。

 BGMは全く無いか、シーンによっては環境音の様に小さな音がループして鳴っているだけだが、ゲーム性を考えると合っているとは言える。少しだが当時のライセンス曲も収録されている。

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