シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はEasy / Medium / Hardの三種類。プレイ中に何時でも変更が可能である。リプレイはマップ単位で可能。 セーブ&ロード オートセーブ用のスロットが一つ。ローディング画面が表示される大きな単位でのマップ切り替え地点は、メニューのキャンペーンの項目に各キャンペーン毎に登録されて行く。各マップ内部でのデータ読み込みが行われる地点では登録されない。任意地点でのセーブとクイックセーブも可能。 OBJECTIVES 現在の指令は画面上部に表示される(Ctrlで消せる)。具体的に方向と距離のインジケーターが出るケースもあり。 EXTRAS 無し。(Xbox版にはアンロック要素が在る)。 英語 字幕機能有り。クリアすることのみに関して言えば英語の理解はほとんど必要が無いというレベルだが、戦闘の真っ最中にも指揮官からの台詞が出て来たりするので、詳しい状況を知るには英語力がないと困難というゲームでもある。 |
SQUAD |
部隊の操作システムについて解説。このゲームでは高速なアクション面を重視しており、複雑な部隊操作や高度な戦術は必要とされていない(やろうとしても出来ない)。隊員達はそれぞれがハッカー, スナイパー, デモマンという設定だが、ゲーム上は特にその能力分けには意味が無く、全ての指令は誰でも行えるし、自分の得意分野だとハッキングが速いとかスナイピングの正確性が高いといった差も存在していない。 チーム全体への指令は以下の4種類。 *Search and Destroy: 隊長よりも前を進んでアグレッシブに敵を攻撃する(一定以上離れると止まる) *Form Up: 隊長をカバーする形で後に付いてくる *Hold Position: 指定された位置に留まる *Recall: 現在の指令をキャンセルして平常状態に戻る その他には、隊員の姿がハイライトされるポジション等に照準を合わせてUseする事で、端末のスライス(ハッキング), その場所からスナイピング, グレネード攻撃, タレットの使用, ドアへのブリーチによるクリア行動, 特定の敵への集中攻撃, 他の隊員の介抱等を指示可能。 特定のポジションに付いた隊員は、一定距離以上離れると自動的に持ち場を離れて付いてくるが、Auto-Pullの設定を変更すればそうしないようにも出来る。 ![]() ![]() ![]() 回復方法も部隊と関係しているのでここで説明する。HPの回復はBacta stationにて行い、メディキットの類は存在していない。ステーションの容量に制限はなく、何回でも繰り返して使用可能。隊員達のHPは赤黄緑の三色で表示され、移動中等の非戦闘状況にて赤の状態だと自動的にステーションを使用する。黄色の状態では近くに行くと自ら使用してくれる事もあるが、ステーションを示してUseしてやればすぐにそれを行いに向かう。 プレイヤーを含めた隊員はダメージによりHPが無くなるとその場に倒れるという仕様で、その状態で仲間の助けを待つ事になる。復活には携帯式のBactaを使い、これを倒れた隊員に向けて5秒間ほどUseする事で助け起こす事が出来る。起き上がってから数秒はふらついて何も出来ないが、その間は当たり判定は無い模様。復活までの時間制限や回数制限は無し。HPは半分の状態で復活する。隊員同士では近くにいて安全が確保出来ていれば自動的に行うし、倒れている隊員を指して救護を命令する事も出来る。隊員全てが倒れた状態になるとゲームオーバー。 プレイヤーの場合には倒れた状態では周囲がほとんど見えなくなり、そこから2種類の指示を出す事が出来る(他はロードしてやり直し)。一つは「すぐに自分を助け起こせ」という指令で、隊員は敵を攻撃しながら出来るだけ早くプレイヤーを助け起こそうとする。しかしある程度は強引に復活作業を行おうとするので、多数の敵の攻撃に曝されている地点での指示は、助けに来た隊員が作業中に倒れてしまうという失敗に繋がる恐れがある。もう一つは「自分を放って置いて任務を優先しろ」という指令。再度自分の救出指令を出すまでは敵を倒す事を優先して動く。(近くにいて安全と判断したら自発的に救助を行ってくれる)。隊員が揃っていてHPも高い状態ならばこちらの方が効果的なケースも多い。この様に隊員の行動を倒れている状態から制御出来るというのは面白いと感じられた。 稀に隊員がスタックして指示に従わなくなるケースもあるが、一度倒してから復活させれば治る事が多い。或いは無視して進めてセクションやマップが切り替われば、状態がリセットされて全員が揃った状態からのスタートとなる。 |
GRAPHICS |
Unreal Engine 2.0をライセンスして使用。バンプマッピングやブルーム、ノイズやグレイン(粒子)効果等のエフェクトを加えて大幅に拡張を行っている。 中でも爆発のエフェクトは綺麗。フラッシュバンの効果や暗視モードのエフェクトも良く出来ていると思う。テクスチャ類が今一つなのと、ノーマルマッピングの効果はDoom 3を見た後だとやはり見劣りする。(その分VRAMの使用量は低いが)。 特にアニメーションには力を入れており、大量の特殊部隊のビデオからデータを採取して、モーション・キャプチャー無しの全て手作業によるアニメーションを実現している。元々同社にはアニメーション系に強い人材が揃っていたからこそ出来たとしており、確かに隊員達の動きは非戦闘時における動きについても細かいし滑らかである。被弾時のアニメーションにもロケーション単位に別の物が用意されている。 一つ断っておくと、プレイ当時に隊員の影描画設定を切った状態にしてしまっていたので(上になる項目の設定を切り替えるとOFFになり、その後自動的にONにはならない仕様なのでうっかりした)、一部現行マシンで撮り直したSSを除くと隊員に影が描かれていない。 ワイドスクリーンには未対応。FSAAはUE2なので可能。 |
SOUND |
EAX 3.0までに対応。3Dの定位はちゃんとしているが、空間の広さによるエフェクトの変化等までは判らず。 アサルトライフルの銃声はピュンピュンという感じの軽い音なので、映画に沿ってはいるが迫力は感じられない。その他の武器も重量感は無いという印象。歩いている床の素材や弾が当たった場所の素材による音の変化は感じられる。 BGMの方は私は新三部作の方は見ていないので詳細は不明だが、このゲームオリジナルの物が多いそうだ。 |
MULTIPLAYER |
32人までのプレイヤーが参加可能で、DM, TDM, CTFの他にAssaultの4モードとシンプル。Co-opにも対応していない。 試していないので評価は出来ないが、現在(2009/07)でも100人以上の人口がいるようでプレイは可能である。 |