シ ス テ ム |
難易度 EASY / NORMAL /HARDの三種類で、プレイ中に変更は出来ない。ミッション単位で難易度を変更してのリプレイ機能も無し。 SAVE&LOAD クイックセーブを含めてセーブは任意に行なえる。マップの開始時点他のオートセーブ機能は無いので、安全性を考えると適当なインターバルでセーブは行っておいた方が無難。例えば敵に装置を壊されてしまうとゲームオーバーになる箇所が有って、それを防ぎようがない時点でクイックセーブを行なってしまうと最後にマニュアルでセーブを行なった時点まで戻らないとならなくなる。だが時間制限の有る場所の様な特定の状況では元に戻ったりするもようだ(全てのケースでそうなるのかは未確認)。Unrealエンジン系に共通する傾向だが、このゲームもセーブファイルのサイズが非常に大きいので注意。 OBJECTIVES Command Mapにて最初からマップの全体像が把握出来るようになっている(インドアでは高さの違い等はハッキリしないが)。ここで同じく現在の目的一覧が参照可能。プレイ中も緑のライトが付いている部分が次の進路という風になっているので、ドアを総当りするような必要が無い為に分かり易い。 |
背 景 設 定 |
ゲームのストーリーをより理解するのにはシリーズの世界観を知る事も重要であり、それを含めてもう少し詳しい解説を以下に。私自身もその辺に明るい訳では無いが、調べた範囲内で書いておく。 スタートとなるEarthsiegeは29世紀を舞台にしたロボットバトル物で、人類が作り出した知能を持ったサイボーグCybridsが人間に対して反乱を起し、御互いにHERCs(Humaniform-Emulation Roboticized Combat Unit)と呼ばれる巨大なロボットに乗り込んで戦うという設定だった。それから400年後、人類は生き残りのCybridsを追う過程で恒星間ワープを可能にする装置(Jumpgate)を発見する。その後この装置は改良が進められて、人類は遥か彼方の銀河にまでその生息範囲を広げて行くようになった。 しかしその結果として、人類を統括する"The Great Human Empire"の支配から逃れ、自らの信念や教義を持った独立国家が宇宙の辺境に数多く誕生する事になる。彼らは"Tribe"(部族・種族)と呼ばれ、その後その勢力を拡大すると同時に、Tribe間での星や領土を奪い合っての争いも数多く発生するようになる。これまでの2作のTribesシリーズはこの40世紀のTribes同士の戦争を扱った物になる。なおこの時代にはHERCsは既にメンテナンスが不可能になっており使われていない。 TVGはそのTribesと呼ばれる独立国家が登場し始めた頃の時代を扱っており、これまでのTribesのゲームには登場して来ないThe Great Human Empireとの対立をメインに採り上げている。The Great Human Empireは旧人類から引き継がれる中央組織だが、彼等としては辺境の地ではあっても自分達に従わずに独立を宣言した最古のTribeであるThe Children of the Phoenixを許す事は出来なかった。そこでImperial Knightsと呼ばれる帝国の最上級エリート集団(旧作ではHERCsの乗組員)から選抜されたThe Blood Eagles(Beagles)を組織してPhoenixの討伐へと向わせる。 しかしBlood Eaglesは長い年月に渡って中央から離れた地域にてPhoenix他のTribes達との戦争を繰り返す内に、自らもTribeとして帝国から独立してしまうという道を辿る事になる。彼等はその結成の歴史から他のTribes達に取ってTribesの一員とは認められないとされているが、逆に反旗を翻した帝国とは最も通じた(最もマシな)Tribesとして武器関連の輸出入等の交流は保っているという特殊な立場にある。 TVGの後にはTribeの独立は更に活発となり、数百を越える数が宇宙内にひしめき合い戦争によって淘汰されて行くという時代が続いて行く。Children of the PhoenixはHarbingers of Phoenixと名前を変えてやはり強大な組織として君臨しているし、Blood EaglesはStar Wolfとの長年に渡る戦争状態に突入する。その他の巨大な勢力を誇る代表的なTribesとしてはDiamond Sword, BioDerm Hordes等が存在し、彼等の間の戦いをテーマにしたのが旧作の1,2となっている。ただ何故ゲーム形式での戦い(CTF等)を行なっているのかは分からない(戦争の代わりの勝負を付ける為の手段として行なわれる物なのか、単なる戦争とは別に行なわれるスポーツの一種なのか)。 TVGの扱う時代は最初の独立運動から数百年が経過した頃で、Blood Eaglesは既にTribesの一つとして扱われている。以下は本編のその他の主要な登場人物について。 Seti Blood Eaglesのリーダー。既にTirbeとして帝国からは独立しているが、相変わらずPhoenixとはTribes同士の戦争状態にある。 Tiberius 現帝国の皇帝。Tribesの存在を許さずに、帝国による一律支配を再度実現しようとしている。 Olivia Victoriaの姉。 Albrecht 帝国の将軍。 Esther Daniel, Jerichoに次ぐランクのPhoenixの女性。 |
EQUIPMENT |
プレイヤーの装備選択について。基本的にマルチプレイのシステムがそのままシングルプレイでも使用されている。ただしゲームの設定上選択に制限が設けられている事が多く、マルチプレイの様に自由な選択は出来ない。 ARMOR Light / Medium / Heavyの3タイプから選択。それぞれに移動速度・弾薬の携帯数・耐久力が異なる。クラスによって専用の武器が一つずつ存在しており、またHeavyはVehicleの運転席には座れないといった制限も存在する。 WEAPONS 武器は全10種類の中から同時に3個までを持ち歩ける。それ以外に近接戦用のEnergy Bladeはデフォルト所持。Sniper Rifle(Light), Buckler(Medium), Mortar Launcher(Heavy)はクラス専用武器なので、実質8種類から3個を選択という事になる。 PACKS 能力を増強してくれる装備で全4種から一つを選んで装備可能。武器同様に途中で敵が落とした物を拾って交換も自由。持っているだけで効果が現れるPassiveと、ONにする事で一時的に働くActiveの機能を持っている。Activeは自動的にリチャージされるのを待てば繰り返し使用出来る。ゲーム上非常に効果的な役割を果たすので、どれを持つかの選択は重要である。前に書いて有るのがPassiveで後者がActiveの能力。 Energy: エネルギーのリチャージ速度を上げる。ジェットパックのスピードを上げる。 Shield: 受けるダメージを軽減する。強固なシールドを張る。 Repair: HPの自然回復。一定範囲内の周囲の仲間やVehicle等を修理する。 Speed: 移動速度を上げる。武器のリロード速度を上げる。 |
そ の 他 |
DEPLOY 自動砲台・地雷・Remote Supply Station等を持って任意の場所に配置可能。同時には一つしか持てず、一度置いてしまうと再度は拾えない。 INVENTRY STATION Armorや武器等の装備を変更可能な装置。味方側が確保している物しか使用出来ない。 GENERATOR 各種施設に電力を供給する設備で、これが破壊されるとその中のInventry StationやBase Sensorが使用不可能になってしまう。よってこれを守る(攻撃する)事は非常に重要である。 VEHICLES Rover, Jump Tank, Fighter Pod, Assault Shipの4種類。複数人で乗り込める物では空いている席に移ったりも可能。 |