シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はNormal / Hard / Inhumanの三種類で、Inhumanはゲームをクリアしないとアンロックされない。途中での難易度変更は不可。 チャプター単位でのリプレイが可能で、その際には難易度を選択出来る。つまりチャプターの最初からプレイし直すならゲーム途中でも難易度は変更可能。 セーブ&ロード チェックポイントセーブ方式。このオートセーブ機能はON/OFFが可能となっており、OFFに設定している場合にはゲームを終了する前にメニューからマニュアルでセーブをしないとならない。(最新のチェックポイントにセーブされる)。 クイックセーブは用意されているが使用出来ない。これはトップの動作環境の欄を参照。 OBJECTIVES F1キーで表示。その際に方向ガイドの矢印が出る場合もある。 EXTRAS PC版にも実績が用意されている。だがこの一覧がどういう意図なのか分からないが非常に見辛いデザイン。既にアンロックされた項目がどれなのかを知るには、その項目にカーソルを合わせた時にマークが表示されるかで判断するしか無いようだ。 英語 字幕表示機能無し。結構キャラクタが喋るので英語が全く分からないとストーリー展開を追うのに辛いと思われる。 |
WEAPONS |
ほとんどの武器が2ndary fireモードを備えている。 *Combat knife 第一の固定所持武器。遠距離攻撃を持たない恐竜相手には非常に効果的となる。 *Perforator compound bow シリーズのトレードマークとなっている第二の固定所持武器武器。引いている時間に応じてダメージが増し、その状態で撃てば敵を背後の壁に串刺しにも出来る。人間タイプの敵相手ならば、そのアーマーにもよるが最大状態ではなくても一撃で倒せる事が多い。逆に引かないで撃つと大して威力が無いので、近接戦での撃ち合いには使い難い。また非常に遠くの敵までは届かない。 2ndary fireでは爆発性のTek Arrowsに切り替える。 *HOG 9mm handgun 正確性に優れるピストルで2丁持ちが可能。2ndary fireではバーストモード。武器スロットの関係からほとんど使う事は無いと思われる。 *FP9 SMG サイレンサーを装着可能なサブマシンガン。両手持ち可能。あまり威力は強くない。パルスライフルが出て来ると意味が無くなる。 *Enforcer shotgun 高速で連射可能なショットガンだが威力はそれ程無い。両手持ち可能。2ndary fireにてフレアを撃って恐竜をそこに引き付ける事が出来る。 *Blackfly sticky bomb gun ターゲットに張り付くリモート爆弾を発射する。2ndary fireではプロキシ地雷として接近した敵を爆破する。2丁持ちが可能。 *L66 pulse rifle 対アーマーの劣化ウラニウム弾を撃ち出す正確性の高いライフル。ただしオーバーヒートしてしまうとしばらく撃てなくなる。2ndary fireにてショックウエーブ・グレネードを発射。これは12発装填出来る上に弾も豊富なので役に立つ。 *War Horse mini-gun 高速で1000発の弾を撃ち出すミニガン。発射開始までには数秒掛かるのが欠点。2ndary fireでは地上に置いてセントリーガンとして使用可能。 *RedFist RPG 単発式のロケットランチャー。2ndary fireではロックオン機能が使えるが、時間が掛かるのであまり有効とは言えない。 *TRIGLAV 92 Stalker (T92) sniper rifle ヘッドショットでなくても多くの敵兵士を一撃で倒せるスナイパーライフル。2ndary fireで倍率を切り替える。 *ESUS Fireblade flame thrower 短距離用の火炎放射器。2ndary fireのナパームグレネードは威力が高い。 |
GRAPHICS |
Unreal Engine 3を使用。DX10には対応していない。同エンジンの仕様としてDX9でのアンチエイリアス機能には未対応。設定項目はフィルタリング,
テクスチャのクオリティ, ゲーム内のディテールの項目のみと簡素である。 アウトドアの景観は遠景では良く見えるのだが、オブジェクトに近寄るとテクスチャのクオリティはあまり良いとは言えないレベル。インドアは同じ様なオブジェクトの繰り返しが目立つし、壁や床は粗いテクスチャが多くなっている。 キャラクタのモデリングはノーマルマッピングも使われており水準レベル。顔も個性的で良く出来ている。恐竜系も皮膚にはノーマルマッピングが使われており、そのアニメーションはそれらしさを感じられるレベルに仕上がっている。武器はSF系だがあまりモデリング(デザイン)は格好良いとは言えない。ただしリロードのアニメーションについては凝っている物が多い。 エフェクト系では爆発による煙のエフェクトが派手だが、火炎放射器の炎や水面の描写等は普通で印象的ではない。爆発による大気の歪みやパーティクル効果といった点はちゃんとサポートされている。他にはHDRが使われているのだが、キャラクタの体の周囲に妙に強く現れてしまう点は気になった。残虐表現では恐竜の流血は派手だが、見た目としてはあまりリアルさは感じられない表現に留まっている。ゴアの方は爆発時に発生するが、これは恐竜のみが対象のようだ。なお発売前に宣伝していた物理エンジンと草の動きの連動については、その効果の程は特に確認出来なかった。 総じて水準レベルという印象で、結構グラフィックスには自信有りの様なコメントをしていたが、ちょっと今の時代にこのグラフィックスを売りにするのは無理だと思える。 ワイド画面対応。ウインドウ化も行える。 動作トラブルの項でも書いたように、フレームレートが安定しないのは欠点。あまり頻繁に発生する訳ではないが、この程度のグラフィックスであればスムースに動いて欲しいところ。 |
SOUND |
3Dサウンドには対応していない。また武器のサウンドに迫力が無い物が多いのは欠点で、アクションFPSとしては痛手となっている。 その他では会話の音量バランスが変な感じで、場面によっては周囲の音に比較して小さくなり聞き取りがし難い。スピーチのボリュームを高くするような設定にしておいた方が良いだろう。また主人公のテュロック役の声優の声が非常に渋くて低い声であり、個人的には苦手なタイプで聞き取りが難しかった。 |
MULTIPLAYER |
プレイにはアカウントの制作が必要。16人までのプレイに対応している。ゲームモードはDeathmatch,
Capture the Flag, Wargames, Assault Capture the Flag。その他では4人でのCo-opをサポート。ただし専用マップを使う形式でシングルプレイのキャンペーンを使ってのCo-opは出来ない。またそのマップ数も3個と少ない。 コンソール版と同じシステムをそのまま移植しており、オンライン対戦ではサーバーブラウザが用意されておらず、マッチングサービスを使っての対戦となる。LANならばサーバーを建てる事が可能だが、オンラインでは対戦相手を検索に行くという方式しか選べない。 ユニークな特徴としては、マルチプレイでも第三者的な存在として恐竜がマップ内をうろついており、無差別に両チームのプレイヤーを攻撃するようになっている。 試しにプレイをしてみようとは思ったのだが、既に人が見付からない状態。なので評価は保留。 |