シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はEasy / Normal / Hard / Uberの四種類。プレイ中に自由に変更が可能。プレイ中のステータス画面からミッション単位でのリプレイは可能だが、メインメニューからの選択は出来ないというちょっと変わった方式。(これはゲームプレイの項で説明する)。 セーブ&ロード チェックポイント方式で任意の場所でのセーブは不可。チェックポイントの履歴を最新の4箇所まで保存し、マップ切り替え地点等の区切りとなるセーブは履歴に合計で40個まで保存される。 OBJECTIVES 現在の目標はステータス画面から確認が可能。目的の方向には画面上部にガイド表示が行われる。拠点となる街では地図表示も可能。 EXTRAS アイテム収集の要素は持っているが、PC版には実績やトロフィーは無し。アンロックでは一度クリア後にチートメニューが出るようになる。 英語 字幕機能在り。Intelとして背景情報の文章やNPCとの会話文はそれなりの量を持っているが、ゲームのクリアに関してはほとんどの物を飛ばしても問題は無いというレベル。現在の目標さえ確認出来れば特に困る事は無いだろう。 |
VEIL | ||||||||||
今作の最大の特徴は“Veil”と呼ばれる別世界の存在である(「ベールに包まれた」の意味のベール)。これは現世とBlack Sunとの間に存在している異空間であり、ナチスではこの世界を通じてBlack
Sunのエネルギーを現世へと集めている。 このVeilは現世から完全に隔離された場所ではなく、現世とは同じ場所に位置する異次元空間である。物理的には同じ場所なのだが、それぞれの世界によって周囲の見え方が異なるという風になっている。Veilの世界では視覚的には緑色のオーラが掛かった様になって、同じ景色を見ても現世とは違った風景に見える。(緑色の濃さはエネルギー残量に因って変わる)。B.J.はゲームの序盤でこの両方の世界を行き来する為のメダリオンとクリスタルを手に入れ、二つの世界を自由に切り替えながらゲームを進められるようになる。 メダリオンは4種類のクリスタルを装着する事で機能するが、その動作の為にはBlack Sunからのエネルギーが必要である。これは時間を置けば自動的にリチャージされるがその速度はかなり遅く、実際のプレイではリチャージ用のエネルギーが湧き出している場所に近付いての補給が基本となる。その速度はその吹き出し口が大きいほど早い。その他にはナチスがエネルギーを取り出して保存している特殊な青い缶が存在し、これはUseすれば一瞬でフル回復が可能な優れ物。ただしダメージで壊れてしまうという欠点あり。他にはプールの様な物も稀に存在している。 なおこのエネルギーは反重力のパワーを持っているらしく、エネルギーが放たれるとその量によっては触れた物体は宙に浮き上がる様になっている。武器でもこのエネルギーを使うタイプだと敵やオブジェクトを浮かせる事が出来る物も在り、物を退けたりパズルの解決に使ったりするケースもある。 その最初となる基本的な能力がその名の通りに“Veil”。これはVeilの世界にシフトしてそれを見る能力である。このモードに視点を切り替えた際の変化の第一としては、通常世界では見えないルートが見えるようになり、実際にそれを使って移動が可能になるという点。通常世界では壁等の障害物だが、Veilの世界では通過可能になる箇所が存在しており、世界をシフトする事で実際にそこを通り抜けられる様になる(ナチスが印を付けているので肉眼状態でも判別は付けられる)。ただし通り抜ける瞬間にエネルギーが切れたりで元の世界に戻ってしまうと挟まって即死するので注意。他にはハシゴが目に見えるようになり、実際にそれを使っての移動が可能となる。 第二にBlack Sunのエネルギーが湧き出している場所が明確に確認可能になる。一応肉眼でも大きな物なら大気の揺らぎで判別は付けられるのだが、噴出口が小さくなるほど見付け難くなるのでこちらの世界にシフトしてから探す方が遙かに容易である。 次にVeilの世界にしか存在しない特殊な生物が見えるようになる。これはGeistsと呼ばれる青い浮遊生物で、主にBlack Sunのエネルギーを吸収する為に噴出口を探して回っている。またこのモードではプレイヤーと物理的に干渉も生じる(透過はしない)。これを敵の近くにいる時に撃つと、内部のエネルギーが噴出して敵に繋がりダメージを与える事が出来る。注意点としては正確な理由は分からないのだが時々プレイヤーを襲って来る事があって、赤くなって高速で突っ込んで来るのに当たるとダメージを受ける。 更に敵の姿をハイライトして浮かび上がらせるので、敵の居場所を発見するのにも便利。暗闇においては暗視ビジョンとしても使える。同様に破壊可能なオブジェクト(時には弱点)を赤く浮かび上がらせる機能を持ち、これは主にシークレット探しに役に立つのと、ボス戦等にて壊すべきアイテムを見付けるには必須の力となる。他には移動速度が速くなるというメリットもあり。 ただしエネルギーが残っていても能力を使えないというケースもある。一つは一定範囲内の使用を不可能にするジャマーの様な装置があり、この範囲内に入ると視界がモノクロ状態になってVeilのパワーが使えなくなる。範囲外に出れば元に戻るしエネルギーもそのまま。壊せばパワーが使える様になるのだが、球形に効果を及ぼすので上下方向の別フロアに存在する可能性もある。もう一つは敵のタイプによってはエネルギーの強い放出を浴びる事があって、そうなると短時間の間パワーがオーバーロードされた様な状態になってやはり視界がモノクロ化する。 ![]() ![]() ![]() Veilのパワーは4種類のクリスタル別に分かれており、各々をパワーアップする事も可能。各パワーのクリスタルは特定のミッションで誰にでも手に入れられるが、それが何時になるのかはゲームの進行にある程度の自由度が設けられているので、人によって多少異なる。パワーアップは金銭でブラックマーケットから購入する為に、十分に金が稼げなければ入手出来ない可能性もあるし、仮に有っても武器のアップグレードの方に回してやるという選択肢もある。
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UPGRADE & SECRET |
上記のVeilの能力の他に、武器の方もアップグレードが可能になっている。グレネードを含めた全部で9種類の武器は各々が5-6項目程度の改造可能箇所を持っており、マガジン内弾数の増加, 正確性の向上, 連射能力のアップ, ダメージの増加,
射程距離の増加, サイレンサー&スコープの装着, 打撃武器としての機能向上等が行える。 この改造はブラックマーケットの商人に依頼する方式で、何カ所かの常駐する場所に行って実施する。改造には費用が掛かり、そのGoldはミッションをクリアした際の報酬等でまかなう。Goldをどれだけ稼げるのかは個人差があるが、最大限の金を集めても全ての武器&Veil Powerの改造を全項目に渡って行うほどには無いと思われる。普通にプレイした場合の収入では改造可能箇所は限定されてくるので、慎重にどの武器のどの項目を改造するのかを決めないとならない。なお後に半額で改造を売り戻す事は出来る。 ![]() ![]() ![]() シリーズの特徴でもあるシークレットは今回も大幅に採り入れられており、相当な数のオプション要素である探索可能エリアが設けられている。そして今回はシークレットの発見が単なる自己満足や実績達成の意味だけではなく、ゲームプレイ自体にも関係してくるようになった。 回収アイテムは全部で3種類に分けられており、一つ目のGoldはアップグレード用に消費するので一番重要な回収アイテムとなる。これは様々な場所に隠されたりして置いてある。Intelは内部情報関連の書物や通信文で、ストーリーの背景を理解するのに重要となる。これはGoldに比較するとテーブルの上とかのまともな場所に置いてあるケースが多いので見付け易い。この両者は光って見えるので、目に入る範囲内に在るならば見逃すケースは少ないと言えるだろう。3つ目のTomesはBlack Sunに関係する研究用の書物で、ほとんどが壁に埋め込まれたマークが書かれている蓋の背後の隠し場所に置かれている。これはVeilのモードでないと保護色になっていてまず分からない。それぞれマップ単位で取得状況は常に確認が可能。ゲーム全体での数値もステータスとして記録されている。 なおアップグレードを行う際には制約がある項目が在って、それをクリアしないと必要なGoldを持っていても行えない。これにはあるミッションをクリアするまでは行えないというタイプの他に、IntelやTomesを集めた数が指定数以上でないと出来ないというタイプもある。 |