シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度設定は無し。各エピソードは幾つかのシークエンスに分割されており、更にそのシークエンスの中でも細かく分割されていたりする(チェックポイント)。ゲーム開始前の時点からこのチェックポイント単位で任意の場所を選択してプレイが可能である。 セーブ&ロード HDに保存出来る最小の単位はチェックポイントだが、プレイ中はメモリーセーブを併用する方式。例えば失敗即死のシーンにて、プレイ続行中ならばそのトライの直前からやり直せるが、ゲームを一度終了させるともっと前のチェックポイントからのやり直しとなる。セーブ地点は一箇所のみを常に上書きする方式。 実はこのゲームのセーブシステムの正確な仕組みが判らない状態にある。 ・ポーズ画面上にはセーブとロードの項目が有る ・エピソードをクリアすると進行状況をセーブするかを聞いてくるが、この時以外はセーブするかを尋ねられない(ゲーム終了時にも) ・セーブしないでゲームを抜けた際に、エピソードの最初に戻される事があった(二回) ・エピソード選択から始めた場合、セーブしないで抜けるとチェックポイントでの物理的なセーブは行われない模様 これだけ見るとポーズ画面でセーブを選択しない限りは状況を保存しないように見えるが、実際にはセーブしなくても再開時に元の場所から始められる事もあったので、決してチェックポイントセーブを行わないという仕組みでは無いようだ。そもそもチェックポイントセーブを行わないとなると「再開時にエピソードの最初まで戻されてしまった」というトラブルが多発するはずだが(チェックポイントセーブ方式だと思い込んだプレイヤーが)、そういう発言はネット状を検索しても見付からない。とりあえずゲームを抜ける前、及び定期的にセーブを行っていれば問題にはならないと思われるのでそれを推奨しておく。 OBJECTIVES テキストでの目的表示。そしてアウトドアエリアでは画面上にて、小型の地図による目的地点表示が行われる。ただしこの機能はEP3の冒頭でPDAが入手出来るまでは使えない。PDAさえ入手出来れば、セントラルパークの全体地図の表示も可能となる。 EXTRAS 発売時に限定版がリリースされている。これはPC版も存在しているが、リリースされた国は限定されている模様。また特典の一つだったサントラ盤は現在有料で販売されている。 PC版には実績機能無し。LIVE対応という話もあったのだが対応していない。 英語 字幕機能が無い。やり取りされるメールをPDAで読む事である程度の把握は可能だが、会話でもストーリーが語られるだけにこれは痛い欠陥となる。ポーズ画面でのDVDチャプター選択にて、区切り毎に簡単な状況解説文が読めるのでそれに頼るとかしかない。或いはニコニコ動画等に幾つか日本語版のプレイ動画がアップされているので、後でそれを見て解らなかった部分を補完するくらいしか出来ない。 |
操 作 性 |
ここでは操作性について説明するが、ゲームに対して最も批判が多かったのがこの操作性に関してなので、その辺りの問題点も併せて解説していく。コンセプトとして「実際の人間の動作を操作としてシミュレーションしよう」という意図が感じられるのだが、単に面倒にしているだけという感が強い。 マニュアルを手にして第一に気が付く点として、 KB+マウスの操作ガイドが3頁, コントローラーでの操作説明が4頁に渡って細かい文字でビッシリと書かれている。これはやたらと丁寧に記載しているというのもあるのだが、操作キーの割り付けが不必要なレベルで複雑化しているという面も影響している。通常はならば滅多に出て来ない特殊な操作を全てアクションキー一つにまとめたりするものだが、このゲームでは逐一専用の操作を設けたりして無駄に複雑化している。チュートリアルは親切なのだが、序盤だけでなくずっと新操作が登場する度に説明が入るというのも問題あり。もっとスッキリさせられたはずであり、ここからして操作性の欠点が露わにされていると言えよう。 個人的には最初のプレイではKB+マウスを使い、クリア後にコントローラーにてある程度のリプレイを行っている。 視点は三人称後方視点が基本。だが映画的な演出を重視しており、固定された外部カメラ視点から見るようになるという場面も存在する。それとほとんどのシーンでは一人称視点へと切り替える事も出来る様になっている。早速だが問題点として、この基本となる三人称後方視点において、カメラ位置がカーンビーに非常に近い, 視点移動が出来ないという件がある。カメラ位置の件は開発側によれば、カメラをカーンビーに近付ける事でゲーム内世界への没入度を高められるという狙いだったそうだが、結果として周囲が見え難いという反発を喰らう結果に。そこでPS3版ではカメラをもっと体から離す事にしたが、テスト結果としてはカメラを離しても没入度に変わりは無かったとしている。この点も含めて「何故発売前に様々な問題に気が付かなかったのか?」については、予想通りと言うか「発売までのデッドラインが厳しくてテストが十分に行えなかった」からだそうだ。 そしてこのTPSモードでは、限定的なエリアでしかカメラを動かせない様になっている。特に問題となるのがKB+マウスでの操作で、この操作方法ではカメラ位置が動かせない。唯一背面視点キーで後方を見られるのみで、後は左手に持っているライトの照らす位置を動かしたり程度。コントローラーだと全ての場所ではないが右スティックにてある程度はカメラ位置を動かして周囲を見られるので、これはKB+マウス操作での不利な点の一つになっている。いずれにしても周囲を観察し辛いので、ルートを探したり謎解きをする際に問題となったりしている。 移動操作はラジコン方式で、カーンビーがどんな方向を向いていようと前進キーを押せば彼は前進する。左右キーはその方向への旋回動作となり、後退キーでは後ずさり動作を行う。その動きは全体的にスローであり、左右操作が旋回なので移動時の素早い方向切り替えがやり難い。現在では左右キーで旋回するシステムが減っている理由として、急な移動を要求されている時にゆっくりとその場で左右に回転する仕草が滑稽だからというのがある訳だが、その通りに大変奇妙に見えてしまう。また緊急回避動作の様な物も持っておらず、背面視点キーをタップすると振り向き動作を行えるのみ。戦闘時はロックオン操作を行える為に、これを使えば左右へは横移動となるので問題は軽減されるが、スプリントで移動中などにはやはり操作のし辛さが感じられてしまう。 外部カメラ視点でも基本はラジコン操作になるが、例外としてラジコン操作では無くなる箇所(カメラ基準での移動方式)もあったりするので戸惑う事になる。それとカーンビーの姿勢が銃を持っていたりすると片足を引いた状態になるので、最初の内は外部視点だと正確な正面がどちらになるのか判り難かったりもする。 救いとしては一人称視点を選択可能なところで、この視点にすればFPSと同じ感覚で動き回れるようになるし(左右キーで横移動になる)、周囲を見渡しての観察もし易い。しかしこれも万能ではない。このゲームではオブジェクトを掴んで操作するのは三人称、銃を撃つ時は一人称視点と操作モードが固定されており、オブジェクトを持って操作する時は三人称視点へと強制的に戻されてしまう。(消火器を吹き付けるといった操作に関しては一人称操作固定)。そしてなにより面倒なのがFPSモードに固定出来ない点で、様々なアクションを行った後にデフォルトの三人称モードへと戻されてしまう。「もう勘弁してくれ...」と泣きが入る位に、ただひたすら、FPSモードに切り替える → それを三人称に戻される → FPSに変更する...の繰り返し地獄を味合わされる羽目になる。 オブジェクトの操作にはアナログ操作が採用されているのが大きな特色となる。何等かのオブジェクトを掴んだ場合、右のアナログスティックがカーンビーの腕の動きをシミュレートするシステムで、アナログスティックを傾けた方向に持っているオブジェクトが動かされる。例えば椅子を持った際に、これを燃えている火の方向へと差し出して燃やし、その燃えている椅子を別のオブジェクトへと差し出して火を点けるといった操作をアナログスティックを腕の様に動かして行う。または鉄パイプや斧の様な武器であれば、左に倒して構えてから右方向へとスティックを動かして水平なぎ払い攻撃。上方に振り上げ動作を行ってから振り下ろし攻撃といった感じで、武器を振る軌道をスティックでコントロールしながら戦うという風になっている。その他ではパズルの中には、オブジェクトを動かす速さを調整しないとならなかったり、特定の位置に保持しないとならなかったりする物が含まれている。アナログスティックでのこの操作方法には面白さが感じられるし、消火器の様にスイングの軌道が判り難いオブジェクトを振り回してドアを壊したりする時等、限定されたシチュエーションでしかストレスを感じる事は無いだろう。 問題なのはKB+マウスによるPC版での操作で、発売前の紹介記事でもこのアナログスティックでの操作を実現するのに一体どうやるのか疑問を呈していたのだが、実際にはマウスを使っての操作が採用されている。だがアナログスティックはその傾けた値をずっと保持出来るのに対して、マウスでの操作は一瞬だけ値を入力した後、動きを止めた時点で入力値はゼロにカウントされてしまう。その為にマウスの操作では微妙なオブジェクトの操作がやり難い。クリア後にコントローラーでしばらくプレイテストをしてみたが、この点については明らかにマウスでの操作の方が不利である。視点操作時とオブジェクト操作時の感度は独立して設定出来るが、オブジェクト操作の感度をいろいろと調整してみてもスティックでのやり易さには到底及ばないと言える。 具体的には掴んだオブジェクトを振り回して攻撃する際に、スティックならば確実に左から右(逆も)へとスイング出来るが、マウスでこれを行うと上下方向の入力を一緒に拾ってしまい、オブジェクトを自分の頭の上を通して逆側に持ち替える操作になってしまったりする(その間に目の前の敵には当然攻撃される)。また特定のポジションに持っているオブジェクトを固定するのもスティックよりやり辛い。殴り付けるにしても高速で振り回すのが困難で、軌道を正確に保つ事を優先するとスローモーションの様にしか振る事が出来ないオブジェクトも有る。例えば車の窓ガラスを割るシーンがあるのだが、近くのパイプ等を拾ってもガラスに当てるように振り回す事が出来ず、数分チャレンジして諦めたという事もあった。その他では終盤になってオブジェクトの位置を固定して光線を遮り、機械の動作を止めたりするパズルが沢山登場するのだが、その中に移動しながらオブジェクトの位置を保つという高難易度の物が含まれており、これもマウスの操作では非常に厳しいという感想。 この件はどうやら開発側も解っていた様で、マウスでの操作方法の時のみLMBにて攻撃動作が可能にされている。攻撃ボタンで打撃操作を自動的に行うので、とりあえず敵を殴る事は出来るし、椅子などを火の前で攻撃により振り回していればそれで火も点けられたりする。ただしこの攻撃はオブジェクトが定位置にないと作動しないので注意。持ってからマウスで位置を動かしているとスイングに入れないので、マウス操作で定位置に戻すか、それが出来ないのならば一旦捨てて拾い直し、そこからマウスを動かさずに攻撃ボタンを押すようにする。それと攻撃がどの部分に当たるのかが判定出来ないので、目標が大きくないと命中はさせ辛い。 以上の様にマウスでのオブジェクト操作には問題があるが、個人的には何とか耐えられるレベルではあった。このゲームでは敵を燃やさないと倒す事が出来ないので、有効なのは拾ったオブジェクトに火を点けてから、それを敵に近付けて燃やすという手段になる。しかしこれは直接打撃攻撃で殴ってダウンした所を、体を掴んで火の中へと引き摺り込むという操作でも良いと、オブジェクト操作をなるべく使わずに実行も可能である。次にEP3以降は火炎弾の製作が容易となるので、マウス操作では有利となるFPSモードで敵を撃って倒せるようになる為に、オブジェクトを持って振り回す攻撃方法は最小限で済ませられる。それとEP2までは必須の戦闘が少なく、戦闘になっても被ダメージが緩いので、操作が上手く行かずにボコボコに殴られたりはするが、それで死んでしまったりする事は少ないというバランス。上記の終盤のパズルに関しても、最も難しい物は別の方法で強引に突破も可能となっており、オブジェクト操作が必須とはなっていない。結論としてなるべくTPS視点でのオブジェクト操作を行わないようにする事で、操作性の不満とストレスは大分軽減出来る様にはなっている。 |
操 作 性(続) |
インベントリーにもユニークな方式が採用されており、オープンキーを押すと下を向いてジャケットを開き、その状態から内ポケットやホルスターに有るアイテム類を操作するという形態になっている。つまり現実世界に近い操作方式であり、この操作はリアルタイムで行われる(操作中に敵に攻撃されるとキャンセルされてしまう)。 アイテムは中央のホルスター部に拳銃とフラッシュライトでこれは固定。右側がボトルやスプレー等のスロットになりその数は4個。左側の小さなポケットは5個用意されており、こちらには弾薬, 包帯, バッテリー, ライター, ナイフ等の小物類が収められる。選択方式はアナログ選択か十字キーでスクロールさせるかの二通りだが、今度はコントローラー操作の方に問題が発生する。マウスを使えば左右の全範囲内を素早く選択する事が可能だが、アナログスティックだとそこまでの正確性が無いのでやや選択に時間が掛かってしまう。それがやり難いならば十字キーでのスクロールにて選ぶしかない。 左右の手への装備品の選択方法はジャケットを開いて[装備]を使うというのが基本だが、そうしなくても選択する方法が別に用意されている。一つは左右の手のサイクル操作で、デフォルトだと1,2のキーでそれぞれ左右の手に持つアイテムをサイクルさせての選択が可能。もう一つはフェイバリット登録で、まずは登録したい左右の組み合わせを実際に装備する。そしてジャケットを開いた状態にてフェイバリットキーを押したままにして(個人的にはマウスのサイドボタンが使い易いと思う)、ここで登録したいショートカットキー押下でそのキーに組み合わせを登録出来る(全4個)。呼び出す際にはプレイ中にフェイバリットキーを押下したままにして、4種のショートカットキー押下でそれ等を装備する。 多くのオブジェクトへの操作はアクションキーにて共通して行えるがここにも問題あり。アクションキーが表示される位置が限定されており、結構なシーンにて位置合わせの為の移動調整が必要とされてしまう。ドアを開けたり物を拾ったりするだけでも位置調整が必要という意味。特に急いでいる時に発生すると最悪だが、実際にはその急いでいるシーンにてよく発生する。 ロープに掴まっている時にそこから離れる操作が二種類あるというのもややこしい。多数の人が離れ方を間違って落下死するであろう。基本的には完全にぶら下がっている時と、壁面に脚で踏ん張っている時で操作が異なる。完全にぶら下がっている状態では飛ぶべき方向に向いた状態でジャンプすると自動的にそちらに向けて飛んで着地してくれるが、壁面を歩いている状態ではジャンプは壁面を蹴る動作にしかならず、勢いを付けて飛ぶ方向に向かって[ロープを放す]キーを押して離れないとならない。 ヒントが読めないという件もある。ローディングの最中にヒント画面が出るのだが、ロードが速過ぎる為に1秒程度しか表示されなかったりで読む事が出来ない(ロードが速いのは歓迎するが)。よって今そのシーンにて重要なヒントが読めないとなると問題となる。EP3からは入手したPDAでヒント集を読める様になるが、これには特定のシーンでのヒントは含まれていない。そもそも最もヒントが必要な序盤にてヒントにアクセス出来ず、EP3からPDAで読めるようになるというシステムからしておかしい。リアルにこだわるのは結構だが、ヒント集はポーズ画面にて最初からアクセス可能にしておくべきだった。 QTEは限定されたシーンで発生するが、その中で亀裂に捕まった時のキー表示が高速過ぎて対応が不可能。私の環境ではバグであるかの如き超高速だった(360版を動画で確認したがこちらは正常だった)。だがこれは捕まらない様にすれば良いので大きな問題では無い。 ゲーム中のムービーは飛ばす事が出来ない。なので繰り返しチャレンジとなるシーンでこれが入ると、やり直す度にムービーが終わるのを待たないとならなくなる。 その他の基本操作としては、ライトのバッテリーは%表示で少なくなってくると光量も減少する。そうなったらジャケットを開いてバッテリーパック(8個入り)からフラッシュライトへとバッテリー1個を移動させてやって100%に回復させる(自動的に次のバッテリーは使えない)。通常のプレイ画面ではアクションキーにてオンオフして節約が可能だが、周囲の物を誤って掴んでしまうケースがある。 配線を使ったミニゲームが数種類。単純に両方の端子を近付けてその状態を維持するタイプ(接触させてはならない)。反対に数種類の色の配線を切り替えて接触させ、正解となる組み合わせを探すタイプ(左右は常に同一色)。後者は推測不可能なので勘で試すしかないが、初期位置からちょっとでも動かしてしまうと色の切り替えが出来なくなるので注意。特にマウス操作だと微妙に動いてしまって不可能となり、一旦キャンセルしないとならなかったりする。 珍しいものではまばたき(or目を閉じる)という操作が用意されており、これは毒を掛けられたりして前が見え難くなった状態で繰り返し使用する。終盤になるとカーンビーが特殊能力を使う時にもこの目を閉じるという動作が使われるようになる。 |