シ ス テ ム |
キャンペーン 難易度はLow / Normal / High (Gravity)の三種類。途中での変更が可能。アンロックされる高難易度や二周目モード等は持っていない。 セーブ&ロード チェックポイントセーブ方式。チャプターのみならず、全てのチェックポイント一覧からのリスタートが可能である。ただしステータス(所持武器類)はデフォルトに戻されてしまう。 OBJECTIVES キーを押すとテキスト表示による説明と共に、具体的な地点が実際のプレイ画面内にアイコン表示される方式。 EXTRAS PC版には実績無し。有料を含めてDLCはリリースされていない。 英語 字幕機能あり。カットシーンが多いので英語量は多目の部類。それはまあ飛ばしても良いのだが、どうやったらボス系の敵を倒せるのか(弱点)等の説明を相方のレオが行ったりする為に、英語を理解する必要性がある程度は生じるゲームなので注意(完全無視でもクリアはいずれ出来るとは思うが)。明らかに普通に戦っていたのでは分が悪いと感じたなら、やり直しの際にとりあえず戦闘を度外視してレオの喋るアドバイスの理解に集中した方が良い。 それともう一点。レオの叫ぶ定型文(“Watch out!”等)には字幕が付かないが、遠くの高台に現れたRPG兵などを知らせる事もあるので、全く彼の言う台詞に注意を払っていない際には不利になるケースがある。 |
GRAVLINK |
最大の特徴とも言えるのが携帯式重力制御装置Gravlinkである。敵となるLutadoresが使用しているテクノロジーで、デイビスとレオの二人はこれを利用しながら戦って行く。なお当然敵側にもこれを使って来る相手は存在する。Half-Life 2における重力銃など全くの新規能力ではないが、この装置は背中に背負っているので重力銃の様に持って構える必要が無く、銃は持ったままで左手から発射出来るため忙しい戦闘中でも即使える。 始めの時点では基礎的な能力しか備えていないが、ゲームが進むに連れてパワーの増強と新機能が加わっていく。使用にはエネルギーが必要で、これはエネルギーパックを補充する事で行う。パックは敵が落としたりもするし、或いは補充用のエネルギーが噴き出している地点に立つ事で補給出来るという風にもなっている。残りのエネルギー(使用可能回数)は背中のゲージ、もしくは銃を構えた際にはHUDとして現在の残量を表示。最後の一回分だけは詰みを防ぐ為に無くなっても待てば無限にリチャージが可能である。 最大補給量(使用回数)は拡張用のキットを入手する事で増やせる。装置の能力自体を拡張するアップグレードはイベントとして行われるので全員共通になるが、この最大値の方は主にシークレットに隠されている物を発見すれば増えるという様にされているので、プレイヤーによって差が出るという設定。 続いて肝心の能力の方を紹介。最初から全てが使える訳では無く、ボス敵を倒した後にそれが使っていた強化パックを入手したりしてアップグレードされていく。 最初の段階ではLow-G(青)のパワーしか使えない。最も基本となるのが低重力波で、狙った場所に撃つと周囲のエリアが一定時間無重力状態になる。使用例としてカバーの背後に撃つ事によって、隠れている敵を宙に浮かせて曝す事が可能になる。浮いている敵は当然防御が出来ないし、こちらに対する攻撃も不正確となるので有利である。次段階ではそうやって浮かせた敵やオブジェクトをQキー(デフォルト)にて引き寄せられる。それが生きている敵であればそこから近接攻撃にてトドメを刺したりも出来るし(ランダムな処刑アニメーション発動)、岩や火薬缶を投げ付けて攻撃する事も可能。或いは遠くに有るアイテム類を浮かせてから引き寄せて取ったりというのも出来る。 途中からパワーアップすると車や巨岩をも浮かせられる様になり、これを掴んで投げ付けて大きなオブジェクトを破壊したりや、或いはそれを別の場所に置いてカバーにする, 持ったまま歩いてカバーとして使うなどという風にも出来る。特殊例では溶岩流の中に撃ち込んで溶岩の固まりを浮かせ、これを投げ付けて燃やす攻撃を行える。 他には構えない状態にて発動キーとQキーを同時押下でショックウェーブを繰り出せる。これは同時に大きなダメージも与えるので大抵の敵を吹き飛ばして倒せるし、カバー類を透過して放つ事も可能。 途中からはHigh-G(赤)の機能が加わり、二種の能力を自由に切り替えられる様になる。High-GはLowとは逆に当てたオブジェクト自体や放った周辺の重力を増加させる高重力波を放つ。それにより上空の大きなオブジェクトを落としてカバーに使用したり、直接敵の上に落としてダメージを与えるといった感じで使える。直接敵に当てた場合には地面に向けて押し付けるダメージとなり、大抵の敵はそのまま押し潰して倒せるし、ボス系ならば動きを止めたり攻撃を止めさせたりが可能。 High-GではQキーはシールドの能力となる。このシールドはダメージを一切受け無いという優れた性能を持つが、時間ではなく実際に受けたダメージに応じてエネルギーが減少して行くシステムとなるので、Gravlinkのエネルギーが無くなると消えてしまう。またうっかり使い過ぎてエネルギーが切れてしまうと、再度エネルギーを貯めるまで他の用途に使えなくなるという意味で厳しくなる。 |
BASICS |
*三人称視点固定 *カメラは360度回転させられるが、移動を行うとすぐに後方位置へと移動する *左右キーにて左右へと移動。後方移動は前を向いたままでバックステップする方式。 *武器は二丁持ち運べる(大型兵器は同時に二つ持てない制限あり) *武器は敵の落とした物を含めて交換可能。弾薬の無くなったRPG等の大型武器は自動的に捨てる。 *構えにてショルダービューのズームとなる。スナイパーライフルはスコープになり倍率をマウスホイールで調整可能。 *照準は連射や移動で拡がる。敵に合うと赤になる。 *ブラインドファイア可能 *吹き飛ばされて仰向けにダウンする事があるが、起きあがるまでの間に攻撃は行える *屈みは無し *ジャンプは出来ない。ジャンプや飛び降りをする場所ではそのアイコンが表示されるのでUseキーにて実行する。 *スプリントは無限に可能 *4方向にダイブして緊急回避動作を行える *グレネードは直接か軌跡表示投げを選択出来る。最大で4個所持。 *敵の投げたグレネードにはインジケータが表示されるが、一定範囲内の近くの物には方角が表示されない。 *近接打撃攻撃あり *確認したのは一種類の敵のみだが、組み付かれた際にキー連打を要求される *目標表示キー押下にて近くに在る武器や弾薬の位置がアイコンで示される(飛び散ったオブジェクト等の影響で見え難いケースあり) *ヘルスは自動回復方式。アーマーの概念は無し(Gravlink以外)。 *FOVの変更は不可 *コントローラー使用時は自動照準を選択可能 カバーシステムを採用しており、張り付く時にはスペースバーを押下するマニュアルカバー方式。カバー可能場所は表示される。前進キー+スペースバーにてカバー乗り越え動作, 左右の端から左右キー+スペースバーでダイブ動作, 近くにカバーが在る時にはダイブの代わりにSWATターンを行う。出来る場所ではアイコンが表示されるが、されない場所でも実現可能な所はあったりする。なおこういった定型アニメーションの最中でも当たり判定はある方のゲームとなる。 カバーの中には押せる物もあるし、またはGravlinkを使って上から物を落として作ったり、浮かせて掴んでから持って来て望みの場所へと置いて使ったりも出来る。 問題点としては左手がGravlinkに予約されているからだと思われるが、カバーから乗り出しての銃撃の構えは片側のみしか行えない。例えば柱の背後から撃つ場合、向かって右側から乗り出すのは普通に出来るが、左側から乗り出そうとすると全身をカバーから出して右構えになってしまう。よって敵との位置関係によってはカバーを移動しないと普通に狙えないというケースも生じる。 それとカバーに使うスペースバーがスプリント&ダイブ動作と共通キー操作となるので、場所によっては誤動作が発生する。しかし問題視するほどではなかった。 ゴア表現は四肢の断裂表現があり頭部も吹き飛ぶ(頭部は残らない)。その他では大量では無いが流血表現もあり。かなり簡単にバラバラになるので派手目と言えばそうだが、逆にリアリティは感じられないという面もあった(見本)。ラグドール表現や死体への物理演算は行われるが、死体は主人公達とは干渉しない方式(触れると空気の様にはじけて動くのでは無く、死体は透過して重なりその場から動かない)。 |