シ ス テ ム |
ゲームは全12マップから構成されており、その進行はマップ単位でステータスは次のマップには持ち越されない。一度アンロックされたマップは難易度をEasy,
Normal, Tough, Insaneから自由に選択して何時でもリプレイが可能。そのマップの最初からやり直すならば途中での難易度変更は可能である。 セーブ方式はオートセーブで、任意のポイントでのセーブやQuickは不可。ゲームを抜ける時にSave & Quitを選択しても、単に最後のセーブポイントがそのまま残るだけ。つまりゲーム全体を通じて一箇所のみのセーブデータが使われるという形式になる。よって仮にゲーム途中で他のマップを起動してしまうと、セーブポイントが上書きされて更新されてしまうので注意。Profileは複数製作可能なので、やりたければ別に作成すればOK。 Objectiveの表示機能は持っておらず、何をすれば良いのかは明示されない。画面上に出口方向が記される場合も有るが、全く何も出ないというケースも有ったりとあまり親切では無い。 クリアした際の点数等の成績表示は無し。アンロック要素も無い。そもそもマップ内に武器や弾薬を含めて取る物が何も無いゲームである。唯一クリアしてリプレイする際にシークレットとしてカバのマーク(会社のマーク)がマップ内に隠されており、ここでは製作スタッフからのコメントを聞く事が出来るようになっている。 字幕表示機能は持っていない。 |
STUBBS |
視点は三人称のみで切り替えは不可。移動は左右移動キーだとサイドステップではなくその方向に向いて移動。バックも同様にこちらに向き直って移動するタイプ。カメラ位置は回転可能で、移動の方式はカメラ・オリエンテッドを採用している(移動キーによる動作の方向はカメラの位置に対してのものとなる)。 移動速度はゾンビなので当然遅い(ただ一般的なゾンビのイメージ程の鈍さではない)。しかし一定時間連続して移動していると加速状態に入って早歩き程度のスピードは出せるようになる。ジャンプ力は結構有って高く舞い上がる事は可能。肉体的な攻撃方法は単純でマウスクリックで腕による打撃攻撃を行なえるのみ。武器を持ったりとかは出来ない。 HPは一定時間が経過すると徐々に回復する方式で、その速度は難易度によって変化する。純粋にHPを回復させるような置いてあるアイテムは無いし、肉体的なパワーアップ系アイテムも存在しない。 BRAIN GOBBLE 非常に重要となるのが人間の脳を喰うという行為。これはHPを若干回復してくれる他に、Stubbsの持つ特殊能力を使う為のエネルギー補充の役割を果たしている。やり方は基本的には単純で、近付いて食べられるという表示が出たらUSEキーを押すだけ。一般人等の弱いレベルならば、単に近付きさえすればOKである。しかし敵が武器を持っていたりと強くなるとそうも行かなくなり、打撃攻撃等で弱らせてメッセージが出たら喰い付くか、背後から忍び寄って敵が気が付いていない状態から行なうかになる。武器のリロード時間が長いので、少々撃たれるのは覚悟で突進してその隙を狙っても良い。他には敵の頭上にジャンプして襲い掛かるという方法も有り、もし上手くジャンプ出来れば一瞬だけメッセージが出るので、その瞬間にUSEキーを押せれば敵を押し倒して脳を喰う事が可能となる。 ヘルメットを装着したタイプの敵にはこれは行えず(機動隊等)、このタイプには代わりにUSEキーでは腕を千切るようになっている。この腕による打撃攻撃は強力で一撃で敵を倒す事が可能だが3発程度しか使えない。また別の人間の脳を喰うには捨てないとならなくなっている。 ZOMBIFICATION Stubbsは自分一人ではやはり弱いので、集団の敵相手には辛いものがある。そこで自分の仲間を増やしてゾンビ軍団を形成し、それによって敵に対抗するという形を作るのが楽に戦うには大事となる。基本的にはStubbsが人間を倒せば15秒程経過してからそれはゾンビとして復活し仲間となるし、またそのゾンビが更に人間を倒しても同じくその死体は仲間となる。ただし必ず死体はゾンビとなる訳では無いようで、正確な法則については検証出来ていない。 彼等はStubbsの後に付いて来て、人間がいれば勝手に襲い掛かるようになっており具体的な指示は出来ない。誘導するには離れた場所で一定時間軍勢の方向を向いているとメッセージが出るので、その時にUSEで指笛を吹いて「こっちへ来い」という命令は出せる。だが何分ゾンビなので必ずしも指示を聞いてくれる訳ではなく、反応しなかったり別の方向へと動いてしまう者もいる。どうしても連れて行きたければ背中を押してやって誘導するというやり方は可能。 使い方は一緒に引き連れて攻撃する事で戦闘力を増せる事の他に、Stubbsが敵の集団に近付く際の銃弾への盾としても有効である。またゾンビの攻撃に気を取られている敵に後ろから喰い付いてエネルギー補充するという作戦も使える。仲間のゾンビが多いほど戦力は強大となり最大で20人以上を引き連れる事も可能だが、あまりにも多いとエネルギー補充用の敵が先に倒されてしまって十分な補給が出来なくなる可能性も有る。 |
ABILITIES |
Stubbsは脳を喰ってエネルギーを溜める事で4種の特殊能力を使用可能である。ゲージは右側に表示され、能力によって必要なエネルギー量は異なる。特にどれを特定して溜めるというのではなく、どれが補充されるのかは自動となる(優先順位までは検証していない)。 UNHOLY FLATULENCE 体内に溜めたガスを放屁の形で放出し、近距離の敵を咳き込ませて無防備状態にさせる攻撃。近付かないとならないが、攻撃を受けた相手は一定時間動きが取れずに簡単に脳を喰えるようになるので、エネルギーが欲しい時には非常に有効な手法となる。使用の為のエネルギー量は結構必要。 GUT GRENADE 内蔵をもぎ取って投げ付けるGrenadeで3発まで補充可能。投げた後にリモートで爆破させる事も可能。相手に直接貼り付ける事も出来る。爆風範囲はそこそこ広いが、一撃で倒すには近距離でないとならない。 THE HAND 手を分離して他人に憑依する能力で、ゲーム上非常に重要な役割を果たす。必要エネルギー量は一人分と最も少なくて済む。分離された手は天井や壁を這う事が可能で、標的の近くに来たらUSEキーで頭に憑り付いて操る事が可能になる(ジャンプも可能)。Stubbsはその間コントロール不能状態になるので、安全な場所に隠れてから切り離すのが基本。手自体の耐久力は低いので移動中に見付かってしまうと殺される危険性も有り、出来るだけステルスで移動しないとならない。一方で非常手段として近距離ならば直接投げ付けて憑り付く事も出来る。制限としてはヘルメットを付けている相手には憑依は不可。 憑依した敵はそのまま操れるようになるので、持っている武器を使っての攻撃が可能となる。或いは誰にも見られていない状態で憑依して武器を仕舞えば、そのまま気が付かれずに行動する事も出来る(頭の手は感付かれない)。これは周囲の気が付いている敵を倒しても同じように可能(別のエリアの敵は気が付かない)。憑依した相手が死ぬか、マニュアルで手を切り離すと操作はStubbsに戻る。 SPUTUM HEAD 頭を切り離してボーリングの球の様に転がしてやり、リモート操作で爆破させる能力。エネルギーは必要だが、Gut Grenadeよりも破壊力は大きい。ただし頭は基本的にコントロールが出来ないので(障害物に沿ってなら曲げる事は一応出来る)、敵との間にラインが通っていないと使う事が出来無いという制限有り。 |