CALL OF DUTY 4: MODERN WARFARE

                                   11/05/11



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製作・販売: Infinity Ward / Activision
発売: 2007/11
日本代理店: アクティビジョン・ジャパン




※07/12/19 レビュー掲載
※11/05/11 レイアウト変更

概  要  Call of Dutyシリーズの4作目。前作はコンソールのみでの開発となり(Treyarch社)、PC版は出なかったのでPCでは三作目となる。製作担当はCoD1& 2を受け持ったInfinity Ward。プラットフォームはPC, Xbox 360, PS3。機種毎の内容の差はマルチプレイ以外はほとんど無い。同名のNintendo DS版のみ内容が異なっている。


 通常版の他にCollector's Editionも有り。Steamからも購入が可能である。

 日本ではアクティビジョンの日本支社より『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア 英語版日本語マニュアル付』として発売された後に、日本語版へのアップグレードキットが別売りされ、最後には日本語版として一体化されている。ただし既に日本法人は存在せず、コンソール版はスクウェア・エニックスが権利を引き継いでいるが、PC版はそのままで再発されていない。

 しかし有志によって海外版を日本語化するModが制作されている。詳細はCall of Duty 4: Modern Warfare Infoを参照。


 全機種にて売り上げは好調な様だが、特にXbox 360では2005年のハード発売時にCoD2が最も売れたタイトルとなった位に人気が高く、今回の作品も発売後間もなくXbox 360版だけで100万本を突破している。

STORY  CoD4の一番の変化は、舞台がこれまでの第二次大戦から現代へと移された点になる。「これまでは史実重視の立場を取っていたので、我々自身が面白いオリジナルのストーリーや設定を作り出す努力を行なう必要は無かった。しかし今回は基本的な設定からして全て自分達で構築しないとならず、そのストーリー面には非常に力を入れている」。


 これまでの同盟国側の異なった国の兵士(英米露)の立場からプレイするというスタイルではなく、メインには英国特殊部隊SASのメンバーである"Soap" MacTavishと、United States Marine Corps 1st Force Reconの隊員Paul Jacksonを据えており、その他の人物を操作するミッションも含まれるという構成に変わっている。シリーズでは御馴染みのCaptain Priceも登場して、今回はより重要な役割を担っている(厳密に言えば年齢的におかしいのだが)。

 敵の親玉の名前はZakhaev。スターリンをこよなく尊敬し、当時の様なソビエト国家を再建しようと考えるロシアの超国家主義者(ファシスト)である。彼は自らの野望の最大の敵となる米国に対抗する為に、米国への反感情が強い中東のAl-Asadという男が率いる巨大なテロリスト組織と手を組んで"The Four Horsemen" と名乗る組織を結成し、核を含めた大規模なテロ活動を計画する。

 この動きに気が付いた英国SASは米国に協力を要請し、テロ活動が本格的になる前に協力して組織の壊滅に向けて動き出すというシナリオになる。



PATCH

DEMO
 V1.5までリリースされている。

 デモはシングルプレイ用のみ用意されている(1.37GB)。

動作環境

トラブル
HARDWARE 必要環境 推奨環境
CPU Pentium4 2.4GHz or AMD Athlon64 2800+
or 1.8Ghz Dual Core
2.4 GHz dual core
MEMORY 512MB (768MB for Windows Vista) 1GB for XP  2GB for Vista
VIDEO Geforce 6600 or Radeon 9800Pro以上 SM 3.0以上に対応
Geforce 7800 or Radeon X1800 以上
SOUND DirectX 9.0互換 DirectX 9.0互換
対応OS XP / Vista
DirectX 9.0c以上要


 最低環境としてShader Model 2.0以上だが、対応したカードの中でもそのパフォーマンス及び機能によって最低ラインが決められている。ただしSM 2.0以上ならば対象外のカードでもLowとかに設定を落とせば動く事は動く物も在るという報告も出ている。それとデュアルコアに最適化されているので、それに対応したCPUを強く推奨している。

 これまでとはエンジンが変わったので起動時のセーフモードが用意されておらず、メニューから実際にゲームを起動すると落ちてしまう等の問題には、設定項目の中の"Optimal system settings"を使って安全なレベルにしてから起動してみて変化を調べるのが基本となる。

 マルチプラットフォーム対応のゲームだが、Xbox 360他のコントローラには対応していない。


d3dx9_34.dll was not found
 最新のDX9.0cがインストールされていない。DirectX End-User Runtimes (August 2007) バージョン以降の9.0cをインストールする必要がある。


iw3sp.exe has encountered a problem
 http://www.infinityward.com/mssmp3.zipの中のファイルを、milesフォルダの中の"mssmp3.asi"と入れ替える。


Video card or driver doesn't support separate alpha blend, glow will be disabled
 必要とされる機能をビデオカードが備えていないか、対応しているカードならば使用しているドライバが古い。SM 2.0対応のビデオカードでも上記の対象外の物の場合にはこのエラーが出る可能性がある。


起動時に画面がブラックアウトする。モニターのsyncエラー発生(out of range error)。
 強制的に解像度及び垂直同期周波数を指定して起動してみる。ショートカットのプロパティからリンク先欄にコマンドパラメータを記載する。以下はインストールがデフォルトのフォルダだった場合の一例で、解像度800x600、同期周波数が60Hzの指定。

 "C:\Program Files\Activision\Call of Duty 4 - Modern Warfare\iw3sp.exe" +seta r_mode "800x600" +seta r_displayRefresh "60 Hz"


Nvidia 7xxx GFX系のカードにて、一部のテクスチャが真っ黒になる、チカチカと点滅した様になる
 Forcewareの169.01以上を使えば治る。


オンボードサウンドとVistaの組み合わせにてゲームがクラッシュする
 Realtekの場合。ドライバを削除し、その後Vistaのデフォルトのドライバを使う。ダメなら最新ドライバを探してインストール。

 Sigmatelの場合。Vistaの更新を全てインストール。その後最新ドライバに更新。

 どちらももしC:にインストールしていないならばC:に入れ直すか、別のパーティションにインストールしたいならばM/Bの最新BIOSを入れる必要があるそうだ。


プレイ中にscripting errorsで落ちる
 ユーザー制作のMod・マップ・スキンを入れていると発生する可能性あり。マルチプレイに参加した際に自動的にダウンロードされている可能性も有るので注意。mainフォルダの中にデフォルト以外のファイルが存在しないかを確認。なおModを削除してもダメな場合には、現在のセーブファイルが破壊されている可能性があるので、ミッションの最初から改めてやり直す。


オートセーブを行った際に落ちる
 Windows Vistaの場合には、管理者権限を持っていないと発生する可能性あり。ショートカットを右クリックして[管理者として実行]を選択して起動する。

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