COMMANDOS STRIKE FORCE
06/12/21
GAMEPLAY
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問題点・GRAPHICS・SOUND
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製作・販売: Pyro Studios / Eidos Interactive
発売: 2006/03
日本代理店版: 無し
概 要 | スペインのPyro Studiosが製作したCommandosの新作。ただしCommandosと言えば斜め見下ろし視点のストラテジー・ゲームとして御馴染みだったが、今回は3DFPSゲームとして作られている。理由としてはCommandosシリーズは3にて一応の終了を見たので何か新しい物を作りたかったのと、今回はコンソール市場をメイン・ターゲットとしており、そこではコアで難易度の高いストラテジーは受けないからとコメントされている。ただ内情としては、これまで製作を担当していた主要なメンバーが既に会社を辞めてしまっているというのも大きいようだ。 PCのゲームとしては過去に3作発売されている同シリーズだが、このCSFはシリーズの設定(世界観)が共通しているだけの全く新しいゲームとしてデザインされている。過去のストラテジー作品の雰囲気をFPSの世界で再現しようというのが狙いではない。つまりこれまでの見下ろし視点のゲーム内キャラに乗り移って、その視点からプレイ可能なストラテジー重視のFPSゲームとしては作られていない。 PC, Xbox, PS2というマルチプラットフォームにて発売。次世代機への移植予定は無い。 北米では最初から$29.99という安い販売価格にて販売されていた。サントラ付きのCollector's Editionも有り。 同シリーズのファンからはFPSへの転身に反発を受けて盛り上がらず、PCのFPSファンからはコンソール重視のゲーム性という事で注目されず、発売時期には同じEidosからTomb Raider: Legendが出た事もあって目立たずで、結局業界的には話題にもならずに早期に消えていったという感が有る。 |
STORY | ゲームのシナリオはWWIIが舞台なのは変らず。3人のCommandosがレジスタンスやソ連軍に協力してドイツ軍と戦うというストーリー。France,
Norway, Stalingradという3つのロケーションで全14ミッションが収録されている。 ジャンルとしてはWWII物FPSとなるが、Call of Duty, Medal of Honorシリーズの様に史実に忠実なリアリティに重きを置いたデザインではなく、基本的に設定はフィクションというデザイン。 |
PATCH & DEMO |
V1.2がリリースされている。注意点としてこのパッチはノーマル版とCreative X-FI専用の物が別々になっている。 デモ(623MB)はシングルのみがプレイ可能。このデモはサイズが大きいのだが、実際には多国籍版として作られているだけでありインストール時のサイズはもっと小さくなる。 デモではOptionでの設定が800*600に固定されている等の制限が設けられているが、これは次の様にして解除可能。まずはconfigフォルダを開いて、その中のJuegoVer.cfgを開く。そして以下の箇所を希望の解像度に変更する(1280*1024の例)。 .resolution ( 1280.000000 1024.000000 ) .resolutionNTSC ( 1280.000000 1024.000000 ) その他にも以下の箇所を書き換える事で、Profileの作成及びゲーム中のSave/Lodeが可能になる。 .bLoadSaveEnable 1 .bMenusExtrasActivo 1 |
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動作環境 & トラブル |
DirectX 9.0c以上要 DVD-ROM 要 デモの時は256MBだった必要メインメモリ量が512MBに引き上げられている。Vertex & Pixel Shaders V1.3以上要。2006年発売のゲームとしては軽い方だと思うが、最低の環境はそれなりに高いのでオンボードのビデオ系だと動かない物も多いはず。 発売当初存在していた数々のトラブル(特定のマップでクラッシュする・ドライブとの相性で起動しない等)はパッチで修正されている模様。ただ私の環境ではゲームを抜けるとSPのセッティングが2CHに戻されてしまうという問題がまだ残っている(公式Forumにも同トラブルの報告有り)。一応ゲーム中でもタスク切り替えしてSPの設定を直せばその場で修正はされる。 Reverb Optionが選択出来ない 幾つかのオンボード系サウンドチップでは、ドライバの問題でこのOptionがグレーアウトして選択が出来ない。これはドライバ側の問題なので、該当の会社から新しいドライバが出るのを待つしかない。 |