NOSFERATU: THE WRATH OF MALACHI

                                  11/03/02



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製作・販売: Idol FX / PAN Vision / iGames Publishing(北米)
発売: 2003/10
日本代理店: 無し

概  要   スウェーデンのIdol FXによる製作。同社は他にもコンソール向けを含めて何本かゲームを製作しているが、特に有名な作品は無い。倒産したのかは不明だが、現在会社の公式サイトは停止している。北欧地域の代理店PAN Visionより5月に発売された後、北米ではiGames, UKではMindscapeが代理店になって発売されている。

 タイトルのノスフェラトゥとはブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』を原作として作成された著名な映画のタイトルで、吸血鬼を指す時によく使われる。


 PC版のみの発売。北米では$29.99という安めの価格でリリースされている。

 シングルプレイ専用でマルチプレイは含まれていない。

 平均評価は70.2%とマイナーなゲームとしては健闘している。


 既に代理店が無いようなので、今後再発版が出回る可能性は低そう。ダウンロード販売も同じ理由で無いようだ。eBayや海外のAmazonを見ても新品は少なく、高値が付いている物も在った。


STORY  時は1912年。パターソン家は英国貴族の血を引く一族だが、今では没落して貧しい生活を送っていた。その一家の若い娘であるRebeccaがルーマニアの富豪である伯爵と(政略)結婚する事になり、パターソン家の親族一同は結婚式の為に伯爵のルーマニアの古城へと到着。しかし伯爵の真の目的は城に眠る吸血鬼Malachi(マラカイ)の復活であり、集まった人間たちは城の敷地内に捕らえられて、復活の為の生け贄として死を待つ状況に置かれてしまう。

 フェンシングの代表としてオリンピックに参加していた主人公は一人遅れて城へと到着するが、既に生け贄となる親族達の処刑時間は差し迫っており、建物内に捕らえられている彼等を救うと共に、Malachiの復活を食い止めないとならない。


PATCH

DEMO
 パッチは当時のATIのビデオカード用に出された物だけしかリリースされていない。

 デモが存在する。ただしセーブ機能が取り除かれている。

動作環境

トラブル
  必要環境 推奨環境
CPU Pentium III 733 MHz Pentium III 866 MHz
MEMORY 128 MB 256 MB
VIDEO VRAM 16MB, DirectX互換 -
SOUND DirectX互換 -
対応OS 98 / 2000 / XP
DirectX 8.1以上要


 Windows 7& 64Bitでの動作報告はあり。発売当時からしても必要環境は低い方のゲームである。セーブを読み込んで動作確認してみたが(XP SP3, E6850, MM 4GB, Geforce GTX 260, V260.99, SB X-Fi)、特に現在のマシンでも異常は発生しない模様。

 当時からマイナーなだけに公式のサポート頁等が無く、障害情報が集められない状況である。


 起動時にランチャーが出て来て、そこでグラフィックス系の設定を行うので(ゲーム内では不可)、トラブル発生時にはここで設定を下げて試すくらいしか出来ない。


*夜明けのムービーの時点でゲームが落ちてしまう
 ボス戦前の夜明けを示すムービーが再生される際に、持続時間が設定されているアイテムを持っていると発生する。

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