SCORPION: DISFIGURED
10/10/15
SYSTEM / BASICS
GAMEPLAY / COMBAT
GRAPHICS / SOUND
BOTTOMLINE
公式サイト bitComposer Games
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製作・販売: B-COOL Interactive / Atari
発売: 2009/10
日本代理店: サイバーフロント
概 要 | 2005年に設立されたウクライナのB-COOL Interactiveからのデビュー作となるFPS。新興会社ではあるが、開発メンバーはS.T.A.L.K.E.R., Boiling Point: Road to Hell, You are Empty等に参加していた、ウクライナのゲーム界における精鋭揃いという話である。(後日「いざ仕事をしてみたら人によっては役に立たず、入れ替えをしないとならなかったのにはガッカリさせられた」と述べているが)。最初の段階でのタイトルは『Showdown』。それが『Showdown:
Scorpion』に変更されて、その後単に『Scorpion』にする事で落ち着いたと話していたのだが、最終的にはサブタイトルが付けられている。 最初のアナウンスは2006/04で、当時の発売予定は2007年のQ1。しかしそこから情報が途絶えてしまい、たまに何故か日本語のBGMを使用したムービーが数本リリースされたくらい。ようやく08/Q1のリリース予定というアナウンスが成されるも、再び音沙汰が無くなって結局出たのは2009年になってからで、おそらく代理店との契約が決まらなかったからだと思われる。ウクライナやロシアのサイトを調べても同様にニュースや情報系の記事はほとんど見付からず、地元でも相当マイナー扱いのゲームだったようだ。 既にゲームの公式サイトは無くなっており、製作会社のサイトも無い状態。ドメインを売っただけかも知れないが、発売後のインタビュー記事等も見ないし、既に会社自体が解散(倒産)している可能性もある。 CIS圏での販売代理店はAkella。欧州地域での代理店はAtariで、ドイツではbitComposer Gamesが販売・流通を担当し2009/03に発売。英語版はUKにてMamba Games(現在はLace Mamba Global)から2009/10に発売されている。北米地域ではまだ流通していない模様。 シングルプレイ専用でマルチプレイは含まれていない。機種はPCのみでのリリースとなる。成功したらコンソールにも移植したいと述べていたが、これだけ知られていないのではそれは無いだろう。 英語圏ではマイナーな存在であり、評判以前にとにかくレビュー自体が数少ない。先行発売されたPCの大手市場であるドイツではそこそこレビュー数もあってスコア集計サイトでは現時点で平均55点という評価を受けている。 2010/10現在、UKの通販サイトではまだ普通にリテール版を売っている。日本のショップでもIFeelGroovy等で扱っている。ダウンロード販売としてはGamersGate, Impulse等に在るのを確認。 日本ではサイバーフロントがスコーピオン【完全日本語版】を2010年10月22日に発売予定。 |
STORY | 舞台は近未来。南ヨーロッパから中東に至る地域では大規模なテロリストの活動や民族紛争が相次ぎ、世界の火薬庫として戦争が続けられていた。そして周辺各国は既に国として機能しなくなり、代わりに巨大な財閥が資本や経済の中心となって活動するようになっていた。その頂点に立つShamilという名の人物は自らを“Pharao”(ファラオ)と名乗り、他国からはその強大な権力を危惧する声が挙がっていた。 そして西暦2048年。旧ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボに立てられたバイオ科学工場Zenyth Enterprisesから、一人の女性科学者Judithが脱走して保護される。彼女の証言では表向きはバイオ研究を行うその工場内では、人間を自爆テロリストへと変貌させてしまうウイルスの開発や、特殊な能力を発動させられる戦闘用スーツの開発が進められており、そのレベルは既に極めて危険な状況にあるとされた。 もしそれが本当ならばこれ以上の研究はやがて他の世界の国々への戦争行動に繋がるとして、事態を重く見た米国政府は議会すら知らない極秘の特殊部隊により現地調査を行わせる事を決定する。それに選ばれたのがコードネーム“Scorpion”と呼ばれる精鋭の兵士で、彼は単身施設へと乗り込んでウイルスの存在や研究の内容を調べないとならない。 |
PATCH & DEMO |
英語版は発売時点で1.1.1という最新版になっており、現時点ではこれ以上のパッチは出ていない。 ドイツ語版のデモの後に英語版のデモもリリースされているのだが、マイナーなのでミラーサイトが無いようだ。GamersGateかbitComposer Gamesから落とせる。 |
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動作環境 & トラブル |
DirectX 9.0c以上要 インストール時にDirectX, OpenAL, XviD, PhysXのドライバのインストール画面が出て来るが、結構古いバージョンなので、新しい物が入っているなら飛ばして構わない。(後でインストールしたければフォルダ内に有る)。少なくともUK版にはオンライン認証やメディアへのプロテクトは掛けられておらず、DVD無しで起動させられる。 セーブデータや設定ファイルは \My Documents\My Games\Atari\Scorpion-Disfigured\1_1_1_En の中にある(XPの場合)。 長期延期の影響もあると思うのだが、必要環境は2009年発売のゲームとしてはそれ程高くはない。英語版のデモが在るので購入前に動作テストも可能である。 代理店のサイトにサポート系の頁は無いし、公式を含めて掲示板も無い様なので、トラブル関連の情報は掴み難い。 私自身の環境(XP SP3, E6850, MM 4GB, Geforce GTX 260, V197.45, SB X-Fi)ではバグと思われる動作上の問題が幾つか発生している。しかし何しろ情報が無いので、このトラブルが一般的に発生する物なのか、それとも特定の環境による物なのかがハッキリしない。内容的にもちょっと複雑なので、本文の方で詳しく説明する。安定度自体には問題無く、プレイ中に落ちたりは発生しなかった。 ただその中でおそらくこれはどの環境でも発生すると考えられる点を一つ。操作キー設定画面内に左右リーン動作に当たる操作の設定が出て来ない。デフォルトでは“Q”と“E”キーが割り当てられているのだが、割り当てる操作が多い方ので、この二つのキーに他の操作を割り振ってしまう恐れがある。(その際に警告は出ない)。この場合には上記のデータ保存フォルダを開いてやり、game.cfgの中身を直接編集して直すしかない。 ただし何故かQとEに他のキー設定を割り当てた場合、ZとXに他の操作キーが割り当てられていないならば、この2つが代用として左右のリーン動作に割り当てられるようになっている。(この設定はgame.cfgの中には反映されない)。更にこのQEへの上書きを行うと、何所からか“attack_strike”というコマンドが発生してL_Ctrlに割り当てられてしまう。(default.cfgの中にも無い操作コマンド)。これは武器を使った打撃コマンドの意味で、操作設定画面には出て来ないのだが、実際にはどれかのキーに割り付ければ使える。途中で没にされた操作がバグか何かで出て来てしまっているのかも知れない。 |