DEUS EX: INVISIBLE WAR

                                  07/01/10


  SYSTEM

  STORY

  GAMEPLAY

  GAMEPLAY−2

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                                                WEAPON

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製作: Ion Storm(Austin)
販売: Eidos Interactive
発売: 2003/12
日本代理店: 無し




<概要>

 ゲームは大いなる期待を持って迎えられたが、結果的には前作を下回る評価しか受ける事が出来ず、その後のThief: Deadly Shadowsも売れ行きがパッとせず会社自体が失速。2004年の末にはWarren Spectorが退社し、2005年2月には親会社Eidosの意向により会社そのものが閉鎖されている。

 Eidosの地元英国ではMastertronicより再発されており現在(2007/01)でも入手可能。北米では再発は行われていないと思うが、Amazon等で見ると中古なら入手は容易なようだ。

 日本ではXbox版(日本語版)のみが発売されており、結局PC版は英語版も含めて発売されずに終わった。現在ではEidosの日本代理店自体が閉鎖されてしまっており、このXbox版自体も在庫限りという扱いとなっている。


 革命的なゲームシステムとその面白さで高い評価を受けると同時にヒットしたDeus Ex(2000)の続編。今作ではWarren Spectorはプロデューサー的な立場におり、前作ほど直接の製作に深い関わりは持っていない。実際のプロジェクト・リーダーは前作の開発にも携わったHarvey Smith。なお作品の略称としては現在でもDX2というのも一般的に使われてはいるが、公式のロゴからは2の文字は無くなっている。これは続編という意味合いよりも、新しいゲームという面を強調したかったからという話。シングルプレイ専用のゲームであり、マルチプレイへの対応は予定されていない(実際に行われなかった)。




<PATCH・DEMO>

 北米版のみV1.2までリリースされている。欧州版は数ヶ月遅れての発売となった為にパッチの内容は既に適用済。逆に適用してしまうと起動しなくなるの注意。


 デモはリリースされているが、エンジンのバージョンが古いのと内容的にも問題が有り(特別に構成されたマップで、DEIWの持つゲーム性を的確に表現していない)、あまり適当な物とは言えない。


<動作環境>

HARDWARE 必要環境 推奨環境
CPU Pentium III 1.2GHz Pentium 4 1.5GHz
MEMORY 256MB 512MB
HDD 1.8GB 同左
VIDEO VRAM 32MB  Shader機能対応 VRAM 64MB  Shader機能対応
SOUND 100% DirectX 9.x compatible 同左

対応OS: Win 98/2000/ME/XP
Direct X 8.1以上要


 サポートするビデオカードはnVidia GeForce 3Ti/4Ti/Fx及びRadeon 8500/9XXX 以上となっており、ハードウェア(ビデオカード)でのVertex & Pixel Shader対応が必要となる。当時としては非常に高い必要環境であり、おそらくメジャーなゲームとしては初の”Vertex & Pixel Shaders必須”だったと思うのだが、結果的にはこれがゲームの売れ行きに大きく影響してしまったようだ。

 必要環境の高さから相当に重かったゲームであるが、2007/01現在ではそれ程大きな問題とはならないであろう。ただ現在でもオンボードのビデオ機能ではハードウェア的にはVertex Shaderには対応していない物が多く、2003年発売の物で起動すらしないというゲームとなると稀な存在と思われる。

 XPには当然対応はしているのだが、トラブルが発生する場合には互換性モードでWindows 2000互換にて動作させた方が安定するという人も多いようだ。パフォーマンス面でも改善されるという報告もあり。


起動時・マップ切り替え時に画面がブラックアウトする
 起動時ならばコピープロテクトの可能性が高いので、エミュレーション系をOFFにするとかでテスト。ロードについてはロード時に表示される画面との解像度の切り替わりが原因という話が有って、デスクトップの解像度やゲーム中の解像度を変更・一致させてみたりといろいろと変えてテストしてみる。

セーブの読み込み時に停止してしまう
 このゲームでは解像度等の設定をセーブデータの中に持っているので、現在使用しているのと異なる設定の時のセーブを読み込むと発生するという情報有り。憶えているなら元に戻してみる。

メニュー画面にてマウスが使えない
 ビデオカードのドライバが古いので更新。

MAKOのFacility内のMag Rail研究室にて先に進めなくなる
 Mag Railの研究室に開発者の科学者がおらず、最初からガラスが開いた状態になっているならばバグが発生している。まずはパッチを入れていないならば適用。ダメならばこのマップに入ってくる前の物からやり直して、登場するまで繰り返すしかない。



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