2014年はメジャーなゲームをあまりやらない一年となった。
理由としてはゲームの二極化が進んだからという事になるだろう。
製作予算の高騰から大手会社からリリースされるPC専用のゲームが
FPS/TPSのジャンルではほとんど見られなくなって久しいが
近年ではその高予算化傾向がより顕著になったのが原因で
相当数が売れるという見込みがあるタイトルしか制作されないようになっている。
そういった巨額予算の大作が悪いという訳では無いのだが、どうにも食傷気味という感は否めず、
どうせ何時でも買ってプレイ出来るからとほったらかしにされていたりする。
ある程度は買ってはいる物もあるが、そのまま手を付けられずに
HDの中にインストールされ置かれているだけの“占めゲー”として放置状態。
逆にインディーズ会社に取ってはダウンロード販売という経路が確立され
ロイヤリティーが存在しないプラットフォーム用に(Windows, Mac, Linux)
個性的なゲームを低価格で販売して競えるようになって来ている。
また早期アクセスもかなり浸透したと言えよう。
予想ほど金が集まらないとか、実際に制作してみると技術的に困難な問題に直面したとか
開発が進まないタイトルも発生しているという問題点も見受けられるが、
それを差し置いてもメジャーからは出て来ないだろうというアイディアを持った物があり
面白そうという期待感からプレイしてみたいと感じさせる物が結構存在している。
こういったインディーズ会社発のゲームの方が興味を惹かれる為に
昨年はそちらの方をプレイする事の方が多かった。
更に昨年はフリーゲームにもかなり手を出した年になった。
FPS/TPSではグラフィックス等の技術面で大手には敵わないので
既存ゲームエンジンのModとして作られる物が多いという点は変わっていない。
だが特にホラーゲームのジャンルでは、アイディア一発でも勝負出来る,
複雑なAIを要しない, グラフィックス関連のコンテンツが少しで済む等の利点があり
制作が盛んだし全体のクオリティも想像していたよりずっと上だった。
短い物が多いのと、長くしてもクオリティが保てるかは疑問というゲームが大半な為に
商品化には向かないのは確かだが、集めて沢山プレイする分にはそれを補えるし
もうちょっとこのジャンルはプレイし続けると思う。
この2015年は大作をある程度は片付けていこうと考えているし、
停滞している製品版レビューの方も何とかこなそうと努力するつもりである。